【ドクターハラスメントとは】意味・具体例・対処法・対策

ドクターハラスメント

ドクターハラスメントという言葉を知っていますか?診察の際などに医者から患者へ嫌がらせを行うことです。

 

命に関わる不安を抱えて診察に行くので、医者の一言で「安心した」「余計不安になった」という経験がある人もいるでしょう。生涯で1回は誰もが通うであろう病院。ドクターハラスメントは誰にとっても身近な問題でしょう。

 

ドクターハラスメントを受けてしまった際、戸惑わないように意味・具体例・対策・対処法を知っておく必要があります。一緒に学んでいきましょう。

目次

ドクターハラスメントとは

ドクターハラスメントとは、医者という立場を利用して患者へ嫌がらせを行うこと。深刻な悩みを抱えた患者に対して、配慮せずむしろ不安をあおるような発言をする医者が、中には存在するのです。

 

東京都の患者の声相談窓口の実績報告によると、平成28年の相談件数は10378件。精神科が3578件で最も多い結果となっています。苦情の中では、コミュニケーションに関することが33.1%が占めています。

 

特にコミュニケーションでは、患者1人1人によって感じ方が違うからこそ、医者もプロとはいえトラブルが多くなってしまうのかもしれません。

ドクターハラスメントの具体例

・最初からため口
・上から目線
・患者に配慮しない言葉

「自分のせいで病気になったんですよ」「子どもを産まないのなら、子宮の手術をしても良いでしょ」

これらの行為がドクターハラスメントにあたります。

・医者からの言動でPTSDになってしまった
・産業医からの発言で自律神経失調症の症状が悪化した

実際にこれらの事例から、裁判沙汰になったケースもあります。

参考:EPILOGI 第6回 加害者にならないための「ドクターハラスメント」対処法

 

デリケートな問題を扱う病院。医者は症状への対応に慣れていても、コミュニケーションに関しては患者によって適切な対応が違い、医者としても戸惑っているかもしれません。

 

または慣れているからこそ、患者にとっては「冷たい」「こんな適当?」と思われることもあるでしょう。

 

患者は自分の命に関わる深刻な悩みを相談にきているので、敏感になっている、という点においてハラスメントと受け取られやすい現場です。

ドクターハラスメントへの対処法

ドクターハラスメントに遭ってしまった際の対処法を紹介します。

相談する

「ドクターハラスメントを受けているかもしれない」と感じたら、速やかに専門家に相談して、適切な対処法を教えてもらいましょう。話を聴いてもらうことで楽になる効果もあります。

 

東京福祉保健局 患者の声相談窓口

他の病院にも行ってみる

「近くにはここしかない」「やはり大学病院でなければ」などと思ってしまうかもしれませんが、「病院はここだけではない」と覚えておきましょう。

 

他に自分に合った対処をしてくれる病院があるかもしれません。友人に聞く、調べるなどして他の病院をあたってみましょう。

ドクターハラスメントへの対策

ドクターハラスメントの被害に遭わないように、対策方法を紹介します。

自分でも調べる

違和感を感じたら医者の発言を信じすぎず、調べたり他の医師に聞いたりしましょう。「セカンドオピニオン」という考え方もあります。

セカンドオピニオンとは、今かかっている医師(主治医)以外の医師に求める第2の意見です。

引用:セカンドオピニオンガイド

「他の医師に聞くのは失礼では」と思うかもしれませんが、大事なのはあなたの体。安心して検査を受けるためにも、不安を払しょくしておきましょう。

記録をとる

万が一トラブルがあった際、すぐに報告できるように医師からの説明の記録をとっておきましょう。

 

記録をとることで、おかしいと思ったことをすぐに調べられるメリットも。自分の身は自分で守るためにも、大事なことです。

ドクターハラスメント以外にも!あなたはいくつ知ってる?職場で起こり得るハラスメント

ドクターハラスメント以外にも、職場ではさまざまな種類のハラスメントが起こり得ます。例えば以下のハラスメントを知っていますか?

「自分は大丈夫」と思っていても、知識不足だと被害者にも加害者にもなる可能性が高まります。被害者、そして加害者にならないように、以下の記事をぜひチェックしてみてください。

関連【ハラスメント大全2022】職場で起こる40種類のハラスメント一覧

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