「仕事がつまらない。どうしたらいいのだろう」
このような漠然とした悩みを抱えていませんか?毎日無駄な時間を過ごしているように感じてしまいますよね。
仕事がつまらないまま放っておくと、うつを発症することもあります。「なぜつまらないのか」に向き合い、行動していくことで、仕事がつまらない毎日を変えていきましょう。
仕事がつまらないと感じる理由、対処法、絶対NGな行動を紹介していきます。
目次
仕事がつまらないと感じてしまう理由
仕事がつまらないと感じてしまうのはなぜでしょうか?当てはまるものを選び、楽しめない要因を整理しましょう。
結果を出せていない
仕事内容が合わない
人間関係に不満がある
長時間労働がきつい
給料に満足していない
成長感が得られない
評価されない
原因がよくがわからない
順に解説していきます。
結果を出せていない
仕事がつまらない原因は、結果を出せていないからかもしれません。結果が出せると以下のようなメリットが期待できます。
・周りから信頼される
⇒褒められる、相談される、尊敬される
・昇格する
⇒役割が増える、責任が増える
・給料が上がる
⇒生活が安定する、贅沢ができる
・自信がつく
⇒ポジティブ思考に、挑戦が増える
・努力が楽しくなる
⇒継続力がつく、さらなる成長意欲が出る
・成長を実感できる
⇒達成感・満足感が得られる
あらゆる面でポジティブな変化が起こり、これらがさらなる結果を出すための好循環を生み出します。結果が出るから楽しいと考えるのは、辻妻が合っているのです。
逆に言うと、圧倒的な結果を出しても、つまらないと感じてしまう場合、他に原因があると考えて良いでしょう。
仕事内容が合わない
やりがいが持てない、得意が発揮できない…適性と合っていない仕事をするのはつまらないでしょう。
あなたの得意が発揮される仕事であれば、成果が出やすく、やりがいも感じられます。得意を見つけるためには、以下の問いに答えてみましょう。
①幼少期に夢中になっていたことは?
②夢中で長時間できることは?
③人より簡単にこなせることは?
④頻繁に感謝されることは?
⑤ワクワクするときはどんなとき?
⑥自分らしくいられる場所はどこ?
⑦心地良く働けたときは?
また、無料で受けられる性格診断テスト(『16 personalities』など)も活用してみましょう。
人間関係に不満がある
1人で完結する仕事でない限り、人間関係に不満があると仕事がやりづらくなります。
・困難に立ち向かう仲間意識がない
・辛いときに助け合えない
・喜びを分かち合えない
・情報共有文化がない
思う存分仕事に集中できなければ、結果にもつながりません。つまらなくなるのも無理はないでしょう。
長時間労働がきつい
長時間労働が続くと、休息時間は不足しがち。疲れ・ストレスが溜まれば、職場への不満は出ざるを得ません。
個人の価値観・職場の環境次第ではありますが、仕事とプライベートのメリハリをはっきりと保ちたい場合、長時間労働は仕事をつまらなくします。
給料に満足していない
成果に見合った給料をもらえないと、正当な評価を受けていないと感じます。当然、不信感が溜まります。また、給料が上がらなければ、将来への不安にもつながるでしょう。
モチベーションが下がれば仕事はこなすだけになりがち。つまらなくなるのも無理はありません。
成長感が得られない
仕事が簡単すぎてルーティン化してしまうと、成長は止まってしまいます。暇を持て余すようなことがあれば、なおさらです。
成長を感じながら仕事を楽しむためには、”ちょうど良く緊張が走っている“必要があります。適度なストレス状態にあることを、「ラーニングゾーンにいる」と呼びます。
評価されない
正当な評価が得られないと、不信感・不満が溜まります。良い成果が出せたとしても、損した気分になるでしょう。達成感・喜びにつながらないので、次も頑張ろう!と思えません。
正当な評価が受けられないと、つまらなくなるのは明白です。
原因がよくがわからない
「なんだかつまらない」
「大きな不満があるわけではない」
「どうしたら解決するのかわからない」
このように、自分でもつまらない原因がわからない時もあるでしょう。
そんな時はまず焦らず今の自分を受け止めることが大事。その後1つ1つ対処法を試していけば、気づいたら楽しい毎日になっているでしょう。
仕事がつまらない時に試したい対処法
仕事がつまらない時の対処法を紹介します。どの方法もコツコツ続けていけば、必ず効果が期待できます。
自分という人間を研究してみる
小さな目標を考えてみる
憧れの人を探してみる
何もしない時間を確保する
仕事の捉え方・過程を工夫する
小さな変化を加える
上司・人事に交渉する
緊張と緩和のバランスを取る
転職力を理解する
副業を始めてみる
転職を検討する
順に解説していきます。
自分という人間を研究してみる
何に楽しいと感じる人間なのか?何につまらないと感じる人間なのか?自分の好き嫌い、向き不向きを整理してみましょう。こんなメリットが期待できます。
・つまらない原因がわかる
・楽しめる条件がわかる
そうは言っても、自己分析はカンタンではありません。時間もかかります。そこで、まずは以下の6つのシンプルな方法を試してみましょう。
①幼少期に夢中になっていたことを思い出す
②長時間できることを考えてみる
③人より簡単にこなせることを考えてみる
④周りに”自分の良いところ”を尋ねてみる
⑤嫌いなこと洗い出してみる
⑥新しいことに挑戦する
好き・嫌い、得意・不得意に沿った行動ができるようになれば、日常生活も充実し始めます。つまらない仕事も、つまらないと割り切ったり、楽しめるポイントを見つけられるかもしれません。
小さな目標を考えてみる
仕事がつまらないときは目標を立てましょう。小さくても構いません。「目標をなんとしても達成するぞ!」と行動すれば、気づいた時にはつまらない気持ちは消えているはずです。
人間には2種類のタイプがいます。「何をするか」に重きを置くタイプと、「どうありたいか」に重きを置くタイプです。参考書籍:「転職の思考法」北野唯我 ダイヤモンド社
「何をするか」の目標
「東南アジアの貧困問題を解決したい」
「日本のIT教育問題を解決したい」
「どうありたいか」の目標
「人から助けを求められる人でいたい」
「笑顔を絶やさずにいたい」
目標は無理に見つけ出すものではありません。過去を思い出し、「どんな状態の自分が幸せか」をもとにつくるものです。
大きなことを達成する必要はありません。小さくステップを踏めるものを掲げましょう。大切なポイントは、
毎日続けられるかどうか?
目標に沿った行動を取れているかがれ、分かれれば、その度に喜び・満足が得られるでしょう。
憧れの人を探してみる
仕事がつまらないときは、憧れの人を見つけましょう。何気ない毎日でも「あの人ならどうするか」を考えることで、別の視点で物事を考えられます。新しい発見があるかもしれません。
同じ会社の人に限りません。スポーツ選手、芸能人、起業家、歴史人物、研究者、芸術家、学生時代の先輩、職場の先輩、どんなジャンルの人でも構いません。その人の考え方・生き方・行動に惹かれ、リスペクトできる存在を見つけましょう。
憧れの人が見つかったら、徹底的なリサーチをすることが肝心です。
①普段の言動
②普段の行動
③一緒にいる人
④目指していること
⑤過去のエピソード
⑥得意なこと/苦手なこと
⑦好きなこと/嫌いなこと
「この人のようになりたい!」と心から思えるよう、描く理想像をはっきりとさせましょう。
具体的であればあるほど、考え方・行動が少しずつ憧れの人に近づいてきます。
あの人だったら、こうするだろう
あの人だったら、これはしないだろう
あの人だったら、こう考えるはず
こういった考え方を瞬発的にできるようになれば、つまらない毎日も、憧れの”あの人”に近づく日々に変わります。
何もしない時間を確保する
「つまらない、どうしよう!」と焦る人は、あえて何もしない時間を確保しましょう。以下のような効果があります。
何もしない効果
・心に余裕がうまれる
・余裕がうまれると、集中力がアップする
・自分の「感情」に意識を向けられる
・物事を見つめ直せる
・頭と心がスッキリする
・自分にとって大切なことがわかる
イタリアには“Dolce far niente”という「何もしない喜び」を意味することわざがあります。「何もしないこと」に喜びを感じられるようになったら、あなたはきっと誰よりも幸せな毎日を送れるでしょう。
今の生活に疲れた時は「何もしない」|お金がかからない疲労回復法
仕事の捉え方・過程を工夫する
どんな仕事にも、小さなやりがいは見つけられます。仕事の大半はつまらない。自ら面白くするものだという精神を持ちましょう。「自分次第で変えられるんだ」と自信が生まれます。
①アイデア・変化を加える
(タイムアタックをする・周りと競争する)
②身につくことを考える
(今後も活かせるのは何か?どんな力が伸びてるか?)
③誰のために貢献する仕事なのか?
(誰が喜ぶ?どんな風に喜ぶ?)
④人との関わり方を変えてみる
(上司に相談する・一緒にやってみる)
4つの切り口で工夫してみましょう。
『人を動かす』『道は開ける』の名著で有名なカーネギーも、出来事の受け止め方が持つ重要性を説明しています。
何を幸福と考え、また不幸として考えるか。その考え方が幸不幸の分かれ目なのである D,カーネギー
仕事への姿勢を書籍で学びたい方は、堀江貴文さん著作の『ゼロ』を読みましょう。
仕事は自ら面白くしていくべきだ。
堀江さんが歩んできた経験を読み、あなたにとっての『働くことの意味』を考えてみましょう。
小さな変化を加える
つまらないのは、毎日がルーティン化しているからです。変化がなければ、刺激はゼロ。小さな変化、新しさを加えてみましょう。新たな自分に出会えて、毎日の楽しみ方の幅が広がります。
いつも食べないものを食べる
いつも通らない道を通る
いつも行かない店に行く
いつも見ない景色を見る
いつも歌わない歌を歌う
いつも話さない人と話す
いつも見ない動画を見る
いつも読まない書籍を読む
新しいボールペンを使う
新しいマウスを使う
新しいノートを使う
新しいクッションを使う
こんな些細なことであっても、ルーティン化から抜け出す一歩になるはずです。
新しいことには、キャリアを大きく変える偶然が眠っているかもしれません。
セレンディピティとは?身近な事例から”幸運キャッチ力”の秘訣を伝授【意味・語源】
上司・人事に交渉する
あなたの仕事内容を変えられる上司・人事に直接交渉しましょう。職場環境が大きく変わり、刺激のある毎日になるかもしれません。
不満の原因は何か?
何が必要か?
何に興味があるのか?
ロジカルにわかりやすく伝えるのが大切です。ただの文句にならないよう、あくまで状況改善であることを忘れずに。一貫して前向きな姿勢を見せましょう。
今すぐの対応でなくとも、条件付きで異動・新しい仕事の提案をもらえる可能性があります。
緊張と緩和のバランスを取る
仕事がつまらないのは、刺激が少なすぎるからです。ちょうど良い刺激(不安・ストレス・ドキドキ)があって初めて、仕事は面白くなります。
・友人に紹介された同じ職種の人と、初めて食事をする
・現状のスキルでギリギリこなせそうだが、一度もやったことない仕事を任される
・全く訪れたことのない地域を探検する
・会社で話したことない社員に声をかけてみる
個人の価値観で変わる部分はありますが、上記のような状況で安心し切っていることはないはずです。ちょうど良い緊張感が持てるような行動を始めてみましょう。
転職力を理解する
仕事がつまらないときは、転職がよぎるものです。しかしまずは、転職される力を知っておきましょう。
自分が何を持っていて、何を持っていないのか?何が必要なのか?きちんと整理しておきましょう。転職活動の失敗を防げますし、今の職場にも活かせることがあります。
転職力(エンプロイアビリティとは?意味・向上のコツ)は大きく3つに分かれています。
①専門性(スキル・能力・経験)
②行動特性・思考特性(習慣・態度)
③個人属性(価値観・マインド)
転職をするにせよ、しないにせよ、自分にとって意味のある行動を選択できるようになるかもしれません。
占いをしてみる
「未来をのぞき見できたら良いのに」
「いつになったらこの状況を抜け出せるんだ?」
このような先の見えない思いをしている人は、試しに占いに行ってみるのもおすすめです。
占いは必ずしも当たるとは限りません。だからこそ半信半疑で聞いてみることで、「なんかうまくいきそう」と気持ちが軽くなるでしょう。
「仕事がつまらない」という漠然とした悩みを解決する希望が見えてくるかも。
おすすめ占いサービス
『水晶玉子 新ペルシャン占星術』
日付、出来事など具体的に当てる
北川景子、ゲッターズ飯田も絶賛
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副業を始めてみる
会社の仕事がつまらないならば、副業を始めてみましょう。副業でも実績を積めば、転職時の武器になるかもしれません。また、副業での仕事経験(スキル・知識・人脈)が、本業に活かされることもあります。
好き・得意な分野で始めると継続がしやすく、収入にもつながりやすくなるでしょう。
転職を検討する
転職には入念な準備が必要。転職を検討する前にやっておきたいことが2つあります。
①絶対に避けたい条件を洗い出す
②今の会社で解決できないかを見極める
絶対に避けたい条件を知るためには、以下の問いに答えてみましょう。
強いストレスを感じるのはどんなとき?
そのストレスは人間関係のせい?仕事内容のせい?
その他には、どんな要因がある?
その中で一番大きな原因は何?
どう改善されれば気持ち良く働けそう?
洗い出した条件が、今の会社で改善できないかも確認必須です(部署移動、勤務地移動、メンバー変更、上司変更、特定の人との関係改善など)。
「転職すれば仕事が面白くなる」と短絡的に考えるのはやめましょう。転職先でもっとつまらなくなる可能性は十分にあります。
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「身近な人にはなんだか話しづらい」
「”何もしたくない”ってどう相談すれば良いかわからない」
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仕事がつまらない人の絶対NG行動
仕事がつまらないと感じている人におすすめしない行動は以下。
無理矢理楽しもうとする
突然会社をやめる
愚痴を吐きまくる
3つの行動がなぜいけないのかを解説していきます。
無理矢理楽しもうとする
仕事を無理に楽しもうとしてはいけません。人間は心で感じていることと、表に出している自分がズレていると強いストレスを感じてしまうからです。
「つまらない」と感じていることを「面白いんだ」と言い聞かすのはやめましょう。「仕事は楽しむべきだ!」という思い込みを小さくするのが先決です。(思い込みをなくす最短ルート|明日試せる”自分らしさ”奪還のコツ)
仕事の全部が全部を楽しめることは、まずありません。そもそも仕事への期待値が高すぎるかもしれないことを知っておきましょう。
いま取り組んでいる仕事が”全体的にどうか”ではなく、”楽しめる要素とつまらない要素”を分けて考える癖をつけましょう。(好きなことを仕事にするのが難しい理由)
営業資料をつくるのはつまらない
単純作業は意外と好き
お客様との関係構築はやりがいを感じる
プレゼン資料をつくるのは楽しい
プレゼン発表は億劫だ
上手くいかない時は楽しくないのが当たり前。上手くいったときに、自分がどう感じるか?を考えてみましょう。
突然会社を辞める
なんの計画もなく、突然会社を辞めるのもおすすめしません。「とりあえず転職!」の考えは危険です。
いまの仕事がつまらない原因は何か?
原因分析をした上で、納得感を持って転職活動を始めましょう。その納得感は、転職面接時の自信につながります。
転職せずとも解決できないか?
転職をしても悪化する可能性はないか?
この2つの視点で考えてみてください。転職せずとも解決できる場合の例を挙げておきます。
部署移動
勤務地移動
メンバー変更
チーム変更
上司変更
特定の人との関係改善
愚痴・悪口を吐きまくる
愚痴は、自分への批判として脳が受け取ります。話すときに多少のスッキリ感があっても、脳の働きを鈍くさせ、体調に悪影響を及ぼすのです。
また、愚痴を吐きまくっていると、周りから避けられます。愚痴を聞くこと自体が、気持ち良いものではないことに加え、「自分がいないところで、自分の悪口を言っているかもしれない」と無意識に考えてしまうからです。
「他人のせいにしてるな」
「がっかりした」
「口だけだ」
「あんまり話さないようにしよう」
「やる気ないんだな」
愚痴を吐くと、このようなマイナスの印象を相手に与えかねません。根本的な解決には、結びつかないことを知っておきましょう。
仕事がつまらない!辞める前にすべきこと
「仕事がつまらないから辞めたい」と考えている場合、辞める前に今の職場ですべきことがあります。
まずは今の仕事に向き合えば、転職しても活かせるスキルも身につきます。勢いで転職せずに、今の職場でできることをしましょう。
仕事がつまらない時はとにかく行動しよう
一番大事なことは「行動すること」。今の状況に自分で変化を起こしていくことで、つまらない毎日とはおさらばできるでしょう。
小さいことでもかまいません。
・1日5回「ありがとう」と言われたら目標達成
・家でじっくり考え事をする
・いつもは見ないジャンルの映画を観る
少しだけ変化を加えることで、だんだんと「楽しい」と思える毎日に変わっていくでしょう。
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「悩みを誰かに聞いてほしい」
「でも身近な人にはどう反応されるかが怖くて、相談しづらい」
こんな誰にも言えない悩みを抱えている人におすすめなのが、エキサイトお悩み相談室。プロのカウンセラーが24時間365日あなたの悩みを聴きます。
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