毎日残業2時間は当たり前。土日もどちらか仕事が入ることも珍しくない。

長時間労働は「辞めたい」と思う原因の1つでしょう。そのまま働き続けると、体調を崩して転職どころではない事態になってしまう可能性も。

「私がおかしいのか」「会社がおかしいのか」見極めて、自分らしいキャリアを歩めるようにしましょう。

長時間労働で働き続けることのデメリット

長時間労働を続けていると、心身ともに疲れ切ってしまいます。

そうやって無理して働き続けていると、精神的にも身体的にも変化が出てくるでしょう。

ひどくなると、うつ病や脳卒中などの病気になってしまうかもしれません。「私は大丈夫」と思っていても、誰にでも起こりうること。あまりにも長すぎる場合は、転職を考えてもいいかもしれません。

今すぐ会社を辞めた方がいい人の特徴

「働きすぎかも」って思っていても、自分で判断するのは難しいですよね。参考程度に、以下の「辞めた方がいい人の特徴」をチェックしておきましょう。

やりがいを感じられない

長時間働いていてもやりがいを感じられないなら、仕事に疲れ切っている可能性があります。

目標を見据えながら仕事をするのは、エネルギーがいること。長時間働きすぎて、「やりがい」「目標」を考えられなくなっているかもしれません。

何をしても楽しくない

慢性的な疲れがあり、仕事を中心におくために感情を抑えてはいませんか？

このように、前は興味があったのに失ってしまうのは危険な状態。気持ちに正直になると「仕事に行きたくない」と思ってしまうから、あえて抑えているのかもしれません。

そのままにしておくと人間らしい生活ができず、毎日をただ過ごしていくだけになってしまいます。

上司から追いつめられる

上司に逆らうのは難しい。しかし中には理不尽な上司に大きなストレスを感じている人もいるでしょう。

このように横柄な態度をとられても反抗できなくて辛いですよね。そんな上司が会社のスタンダードなら、改善が難しい可能性があります。

体調不良が続いている

「頭痛」「吐き気」「動悸」「腹痛」など、体調不良を感じるようになったら赤信号です。会社よりも、大事なのはあなたの体。体を壊したら仕事はおろか生活もできず、元も子もありません。

仕事が大事な気持ちもわかりますが、社員を大事にしてくれない会社は長く働き続けられないでしょう。

スムーズに会社を辞める方法

長時間労働に悩む人が、スムーズに会社を辞められる方法を紹介します。

この2つのポイントを元に確認していきましょう。

体調を崩す前に辞める

健康でないと、転職もできません。お金も貯金を使って生活しなければいけないため、負担が大きい。体調を崩しそうになったら、入院する前に迷わず退職しましょう。

前もって退職届を提出する

辞めたい日のギリギリに退職届を出すと、慌ただしくなってしまいます。もしかしたら納得されずに、何度も面談をしなければいけないことも。

余裕を持って1か月前に退職届を出すと良いでしょう。残りの日にちは有休を消化したり、引継ぎを十分にできたりします。

転職先が決まってから辞める

今の職場を辞めてから転職先が見つからなかったら大変。前職からブランクがあるのは、転職で不利になりうるのです。

気持ち的にも、転職先が決まってから辞めた方が安心でしょう。退職後の未来も見えた上で退職を切り出すと、自信を持って上司に報告できるかも。

転職エージェントを利用する

とはいえ、長時間働く中転職活動の時間をとるのは難しい。そんな時は転職エージェントを利用しましょう。

経験豊富なキャリアアドバイザーが「自己分析」「企業分析」「企業紹介」をあなたに合わせて行ってくれます。時間がないあなたにぴったり。

サポートしてくれる人がいるのも心強いはず。転職を思い立ったらまずは相談に行ってみましょう。

まとめ

中には好きな仕事なら長時間でも耐えられる人もいるかもしれませんが、好きではない仕事をやり続けるのはもったいない。人生は一度しかありません。

もし今あなたが長時間労働にストレスを抱えているなら、転職を考えても良いでしょう。転職には思い切りが大事！体調を崩す前に、決断しましょう。