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寝る前や休憩中、スマホを手に取ってついつい暗いニュースばかり追ってしまい、憂鬱な気持ちになっていませんか?
実はそれ、ドゥームスクローリングと呼ばれる行為なのです。
ドゥームスクローリングとは、SNSなどでネガティブな情報ばかりを見てしまう行為のこと。不安定な社会情勢を背景に、ドゥーム・スクローリングをする人が増え、生まれた言葉です。
この記事ではドゥームスクローリングの意味や原因、そして対処法を紹介します。ドゥームスクローリングがあなたの心身に悪影響を及ぼす前に対策を始めましょう。
目次
ドゥームスクローリングとは
ドゥームスクローリング(Doomscrolling)とは、インターネットやSNS上でネガティブな暗い情報ばかりを収集し続けてしまう行為のこと。
「ドゥーム(Doom)」は絶望や破滅、「スクローリング(Scrolling)」はSNSのタイムラインなどをスクロールすることを指します。
近年の世界的な不安定な社会情勢を背景に、ドゥームスクローリングをしてしまう人が増加し、人々にメンタルヘルスに長期的な悪影響が出ることが懸念されてその言葉が広がりました。。
なぜネガティブなニュースばかり気になってしまうのか
では、なぜネガティブなニュースばかり気になって、ドゥームスクローリングをしてしまうのでしょうか。その原因を解説します。
本能的にネガティブな情報に敏感だから
そもそも人間は、不安定な状況下では本能的にネガティブな情報に敏感です。
人間は生存戦略として、ネガティブな情報をいち早く収集・分析し、自分の身を守ってきました。つまり、ネガティブで暗い情報を集めるのは、人間の本能なのです。
答えを求めてしまうから
人間ですから、答えが出ていない不安定な状況ではモヤモヤしてしまいます。そのため答えを求めて、どんどん検索してネガティブで暗い情報を収集し続けてしまうのです。
答えを求め、検索をすることでさまざまな異なる意見・答えに触れることに。すると何が答えなのかがわからなくなり、さらにドゥームスクローリングの深みにはまります。
このようにはっきりとした答えを掲示してくれる情報を探し求めることで、答えの出ない迷路に迷い込みドゥームスクローリングをしてしまうのです。
次から次へと関連情報が入ってくるから
次から次へと関連情報が入ってくるため、ついついドゥームスクローリングをしてしまうことも。
例えば、政治に関して批判的情報を発信する人をSNS上でフォローすると、連日その人の発信を目に触れることになります。「日本の政治は駄目なのか・・・」とついつい暗い気持ちになってしまいますよね。
さらに、同じような発信をする人がおすすめ表示され、その人をフォローしてしまうこともあるかもしれません。またニュースサイト上でも、関連ニュースとして同じようなニュースが次々と表示されることがありますよね。
このように、私たちは、次から次へと同じような関連情報が入ってきやすいインターネット環境にいるため、ネガティブな情報に触れると、さらなるネガティブを呼ぶ悪循環に陥りやすいのです。
ドゥームスクローリングの対処法5選
ドゥームスクローリングの1番の対処法は、インターネット・SNSと距離をとること。具体的には以下5つがあげられます。
・夜中にスマートフォンをいじらない
・SNSから距離を置く
・デジタルデトックスをする
・ポジティブになれるアクティビティをする
・閲覧するサイトを変える
順に見ていきましょう。
夜中にスマートフォンをいじらない
1日の中で、夜中は特にネガティブな情報に敏感になりがちです。これは夜になると、心をポジティブにしてくれる「セロトニン」という脳内物質が少なくなるためです。
セロトニンは、精神の安心感や平常心を保つ脳内物質。そのセロトニンが少なくなると、心が不安定になり、ネガティブになりやすいのです。日中では大して気にならない情報でも夜中に触れてしまうことで、不安になってしまう可能性が高まります。
なるべく、夜中はスマートフォンをいじらずに、ネガティブな情報に触れないようにしましょう。
しかし、意識しても「どうしてもスマートフォンをいじってしまう」という人もいるはず。
実はそうした人向けに、スマートフォンを入れると設定した時間の間は開けられない箱や一定時間以上使用するとロックがかかるアプリなど、スマートフォンをいじらないようサポートしてくれるさまざまなアイテム・サービスがあります。
それらのアイテム・サービスを活用してみても良いでしょう。
【おすすめのアイテム】
・タイムロッキングコンテナ
「タイムロッキングコンテナ」は、スマホ依存を力技で防ぐことができるアイテムです。スマホをこのタイムロッキングコンテナに入れて、タイマーを設定すると指定した時間まで箱を開けてスマホを取り出すことができません。寝る前や勉強中、仕事中についついスマホをいじってしまうという人にはおすすめのグッズです。
・UBhind – Mobile Life Pattern(iPhone用/android用)
UBhind は、スマホを1日にどれくらい使っているのかを測ってくれるアプリです。どのアプリをどれくらい利用しているのかもを教えてくれます。さらに、指定した時間にスマホをロックすることもできるため、強制的にスマホから距離を取ることができるのです。
SNSから距離を置く
SNSから距離を置き、ドゥームスクローリングをしないようにしましょう。確かにSNSは気軽に有意義な情報を収集できますが、同時にネガティブな情報に触れる機会も大きく増えてしまいます。
・ホーム画面にSNSを置かない
・SNSを使う時間を制限する
・夜中だけSNSアプリをアンインストールする
このような方法で、SNSと距離を置くことがおすすめです。スマホ自体の機能でアプリそれぞれに使用時間を設定できるものあるので、それを活用するのも良いでしょう。
デジタルデトックスをする
デジタルデトックスとは、スマートフォンやパソコンなどと距離を置くこと。具体的には、時間を定めて(例えば、1日6時間や今日1日中など)、その時間はデジタル機器には触れないようにします。
デジタルデトックスをすることで、ネガティブな情報に触れる機会は激減し、心身ともにリラックスできるでしょう。
「ついついスマートフォンを見ちゃう」人は、『夜中にスマートフォンをいじらない』でも触れた、設定時間内はスマートフォンをいじれなくなる箱や一定時間以上使用するとロックがかかるアプリを活用してみてください。
ポジティブになれるアクティビティをする
ドゥームスクローリングをしていた時間に、代わりにポジティブになれるアクティビティを意識して行うのも効果的です。
ジョギングをして身体を動かしても良いでしょうし、音楽鑑賞をしてリラックスしても良いですね。
とにかく自分がポジティブになれるアクティビティをする時間を確保し、ドゥームスクローリングをする時間を少なくしましょう。
閲覧するサイトを変える
普段ドゥームスクローリングを行うときに見る、現実的なニュースや暗い情報を発信しているサイトではなく、明るくなれるようなサイトを閲覧するようにしましょう。
また、SNSに関しても、暗い情報を発信するアカウントのフォローを解除したり、ミュートをしたりし、ポジティブな情報発信をしているアカウントをフォローします。
スマホをいじったときに自然と目につく情報をポジティブなものにして精神衛生を良好な状態に保つのです。
まとめ
不安定な社会情勢の中で、どうしても増えてしまうドゥームスクローリング。しかしそれを行うのは、他でもない自分自身。止められるのも自分自身だけです。
ドゥームスクローリングによって心身を壊してしまわないように、ついついスマホに手が伸びてしまう自分の弱さに負けずインターネット・SNSから距離を取るようにしましょう。
不安定な社会情勢であったとしても、そこであなたが心身共に健康で前向きにいれば、きっと未来は明るくなるはずです。
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