「ネクストキャリア」にはエンジニア転職専門のキャリアアドバイザーが所属しており、「エンジニアになりたい」という相談者に合わせた転職活動のサポートを行っています。
今回は、ネクストキャリアで転職を成功させた方のインタビュー企画第5弾として、T.Kさんにお話を伺いました。
紙産業という、ITとは全く違う業界で働いていたKさん。会社自体の売上も下がっていたため、なんと同僚に背中を押されて転職を決めたのだとか。
働きながらの転職活動、そして西日本にお住まいだったため、キャリアアドバイザーとは電話のみで連絡をとり、面接のために東京に向かうなど、ハードな日々を過ごしながらも転職を成功されました。
そんなKさんが未経験からのエンジニア転職を成功された秘訣を伺っていきます。
目次
同僚に転職を勧められる日々
前職の仕事内容を教えてください。
前職では紙産業の会社に製造職として勤めていました。主にやっていたのは、紙の原料を、紙を作る部署に送る業務です。紙の種類によって原料が違うので、調整して必要な分だけを送る必要があるんです。
正直紙を作ることに興味はなかったのですが、地元で働きたくてその会社を選びました。
約1年半働いて、いろんな方から「まだ若いんだから、次の仕事を探した方が良いよ」と言われてたんですよ。
というのも紙の売り上げが下がっていて。その会社の主要産業は紙だったはずなのに、電力を作って別の会社に売ることもしていたんです。
経費削減でクビになっても怖いですし、歴が長くなるほど辞めにくくなるので、転職を決心しました。
転職を決心された後、どんなきっかけでエンジニアを目指すことになったんですか?
前職のようにこれから売上が落ちず、安定する業種を調べて、エンジニアにたどり着きました。そこでいろいろ調べていくうちに、地図アプリのような人の役に立つアプリを僕も作りたいと思ったんです。
エンジニアの友達もいたので、話を聞く限り「面白そう」とも思いました。
前職とは全く違う業種ですね。
パソコン自体あまり触ったことはないのですが、今の時代パソコンは必須なので、始めるきっかけに良いかなと思いまして。独学も僕は無理だと思ったので、ちょうど良いかなと。
元々新しい知識を身につけるのは好きなので、これまでやったことのないITの勉強をするのは苦ではなかったです。
電話のみの連絡でも真剣さが伝わった
どのように転職活動を始められたんですか?
まず転職サイトに登録して、「未経験からでもできるエンジニア転職」というネクストキャリアの案内メールが来たんですよ。
「これを見逃したら、転職できずに先延ばししてしまうな」と思ったので、思い切って連絡しました。
転職を決めたとはいえ、実際始めるのには勇気が必要だったんですね。
一大決心でした。
僕は次働くなら東京と決めていたので、そうなると面接の度に東京に行かないといけないじゃないですか。働きながらの転職活動だったので、その度に休みをとらないといけないですし。
ネクストキャリアに登録することで、スムーズに転職活動を進められましたか?
企業を探してくださったのは嬉しかったですね。在職中の転職活動なので、求人票を見る時間も十分に取れなかったんです。
あとは面接の日程を組んでくださったり、面接の練習もしてくださったり、などもありがたかった。自分1人で全て進めるのは難しかったと思います。
印象に残っているサポートはありますか?
電話のみでの連絡でも、不信感を抱かずにサポートを受けられたことです。当時は西日本に住んでいて距離もあったので、直接会えなかったんですよ。
ただ相手もキャリアアドバイザーを仕事としてやっているので、「大丈夫だろう」と信頼していました。
「どんな人なんだろう」とは思っていましたが、不便なことは全くなかったです。
面談や書類の添削などを熱心にやってくださったので、真剣に僕の転職を考えてくれると電話からでも伝わりました。
電話のみで面接練習はどのように行われたんですか?
僕は面接が苦手なんです。そのことを相談して、最低限聞かれることを教えてもらったり、発言内容を添削してもらいました。
メールで質問に対する文章を送って、「この回答はどうですか」という風に。丁寧にフィードバックしてくださったので、「これを話そう」と自信になりました。
どのくらいの頻度で、キャリアアドバイザーと連絡をとっていましたか?
ほぼ毎日のように連絡してました。早く転職を決めたかったので、書類提出など「いつまでにできますか?」と聞かれたときに「明日でお願いします」と言っていたんです。
私の予定に合わせて柔軟に対応してくれました。
後に引けないほど追い込まれていた
Kさん担当キャリアアドバイザー
約3か月続いた働きながらの転職活動で、一番大変だったことは何ですか?
十分に勉強できなかったことですね。言い訳にはなってしまうんですけど、周りに似た境遇の人もおらず、勉強する環境も整ってなくて。定時で上がれる仕事でしたが、転職活動の準備もしながらの勉強は大変でした。
転職活動中の約3か月間は、基礎的な知識を得るために、基本情報技術者試験の勉強をしていました。期待していたよりも入社した会社の研修が少なかったので、全然まかなえなかったですね。
未経験で能力や知識が全くない状態なので、仕事を辞めて時間を作って、勉強した方が良かったかな、と思っています。
挫折しそうになったことはありませんでしたか?
同僚からも「転職したらどうだ」と言われていたり、実際転職活動成功しないと今の会社に残ってしまう危機感があったり、追い込まれていたんですよ。だからむしろやる気が上がって、挫折しようとは思わなかったですね。
後にも引けないし、「ここで立ち止まったらずっとそこにいるんだぞ」と周りからも言われました。
逃げ道がある状態だと進められないので、追い詰められていたのは意外と良かったかもしれないです。
やりたいことに向かって常に勉強
入社後、どんな仕事をしていますか?
国にかかわるようなプロジェクトに配属されています。正直、未経験の僕をここに配属して良いの?とは思いました。
知識もないのでいろんな方に迷惑をかけてしまい、「力になれない」とネガティブになってしまうんです。
ただ、周りの同僚も向上心があるので、「自分も勉強しよう」と自発的に思えています。友達もできたんですよ。その人は大学の頃にプログラミング言語の勉強をしていて、アドバイスももらえています。
前職と今の仕事を比べてギャップはありますか?
悪いギャップでいうと、期待したよりも教育制度が充実していなかったことです。企業選びの段階でもっと教育制度を重視するか、余裕を持って転職して勉強の時間をとる、などしておけば良かったです。
良いギャップは、オフィスがすごく綺麗なこと。前職は製造業だったので汚い場所で働いていたんです。職場環境が良いと、ストレスがないですね。
これからどんなエンジニアになりたいですか?
人の役に立つアプリを作りたいです。
「開発の現場に行きたいです」と言ったのですが、開発のプロジェクトに関わったことがないと厳しいらしくて。そのためには今のプロジェクトをやり遂げることがまず大事なので、開発言語の勉強も進めながら、今の仕事を頑張っていきたいです。
やりたいことをするには、1つ1つの経験が大事なんですね。
入社から半年経って転職活動を振り返ると、未経験からのエンジニア転職で、どんなことが大切だと思いますか?
「次自分が何をしたいか」を明確にすることです。やりたいことが決まっていないと、ずっと転職先が決まらずにずるずるいってしまうと思うんですよね。
前職の同期も、辞めたいと思っているけど「次にやりたいことが見つからない」と転職に踏み出せないみたいで。
自分が何をしたいかを決めて、「いつまでに決める」と決心しないと、転職できないと思いますね。
最後に、未経験からエンジニアを目指している読者にメッセージをお願いします!
僕が転職成功できた1つの理由として、ネクストキャリアのキャリアアドバイザーが親身になって僕の転職活動をサポートしてくれるのが大きかったんです。働きながらの転職活動だと、全部自分でやらなければならないのはすごい大変なんですよね。
特に初めて転職する場合は、プロに聞いた方がスムーズに進むと思うので、一回相談してみるのをおすすめします。
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