自分自身の働き方改革を!会社のためではなく自分のために働くべき理由

会社のために働く

あなたは何のために働いていますか?自分のため?それとも会社のため?

 

一向に減らない仕事量、毎日残業、家に帰っても頭の中は仕事のことでいっぱい。入社当初は自分の夢や生活を充実させるためと頑張っていたのに、次第に「会社のために働く人」になってはいませんか?

 

会社のために働くのが悪いわけではありませんが、もっと自分を大切にできる働き方があるはずです。

 

働き方改革が騒がれている現代、改めて「自分は何のために働いているのか」自分自身の働き方を見つめ直してみましょう。

目次

会社のためではなく自分のために働くべき理由

会社のために働いたとしても、幸せになれると約束されたものではありません。むしろ会社のためだけに働いた結果、不幸になる可能性があるのです。会社のためではなく自分のために働くべき理由を紹介します。

会社はいつか無くなる

景気が不安定な今、会社はいつ無くなるかわからない時代になってきています。終身雇用もだんだんと保証されなくなり、いくら会社に尽くしても報われない状態になってきているのです。

 

そんな時代で1つの会社に労力や時間を尽くすよりも、自分1人で生きていけるための力を養うことに時間やエネルギーを費やした方が有意義なのではないでしょうか。わざわざ働くのが辛い会社にしがみつく必要はないのです。

会社のために働いても幸せになれるとは限らない

会社のために働いても、出世や昇給など自分の思い通りの見返りが返ってくるわけではありません。

 

会社のために働いている人は、評価されないと次は評価してもらおうとさらに会社のために働きます。何を言われても「はい!」とどんなことでも応じる「イエスマン」になり、会社にいいように使われてしまうのです。

 

しかし自分のために働けば、自分自身でゴールを設定するようになります。例え小さなことでもやり遂げただけで満足できるようになるのです。すると仕事の充実感は増し、毎日が楽しくなっていくでしょう。

 

【おすすめ記事】

自分のために働くと、身の回りも幸せになる話【人生を自己満で楽しむ】

「会社のために働く」とは

まず「会社のために働く」とはどのような状態を指すのか紹介していきます。自覚症状がなく、会社のために働いている人も多くいるのが現状。自分が当てはまるかどうかチェックしてみてください。

残業や休日出勤は当たり前

残業や休日出勤が当たり前だと思っている人は要注意です。

 

本来、仕事は就業時間にこなすもの。しかし会社のために働いている人は、プライベートの時間を会社に奪われることになんの抵抗もありません。

 

朝早くに会社に行って、仕事をして夜遅くに家に帰って寝るだけ。そんな日々の繰り返しが当たり前になっているのです。

 

それでは働き過ぎて体調を崩したり、プライベートの人間関係がうまくいかなくなったりするでしょう。

会社の上司や社長の命令は絶対

どんなに理不尽なことを上司から言われても素直に従っている。上司の機嫌を損ねないようにいつも気を遣っている。終業後や休日に飲み会やゴルフに誘われると二つ返事で応じる。「申し訳ございません」が口癖。

 

これらに当てはまる人も会社のために働いている人の特徴です。

 

会社に認められることは昇格や給与に関わってきますから、確かに大切なこと。しかしそこに焦点を当てすぎて、自分を殺してしまっては意味がありません

 

上司の目を気にしすぎると自分の意見があっても発言できず溜め込んでしまいます。それはストレスに変わって仕事へのモチベーションは上がらなくなり、最悪の場合、体を壊してしまうこともあるのです。

給与が成果に見合っていないと言い出せない

そもそも働く目的の1つは、不自由ない自分の生活を保つため。せっかく人生の大事な時間を仕事に費やすのだから、成果に合った給与をもらうのは当然のことでしょう。

 

しかし「給与が低いけど会社や上司に言い出せない」と思ってはあなたの生活に負担がかかります。あなたがノルマを達成したり、売り上げをきちんと上げているのならば、それに見合った対価はもらうべきでしょう。

 

また会社の事業のために自分のポケットマネーを使うというのも間違い。時間だけでなく、金銭面でも仕事とプライベートははっきりと分けるべきなのです。

会社のために働く人の特徴

どんなタイプの人が会社のために働く人になってしまうのでしょうか。

自信がない

自分に自信がなく、誰かに認められたいと思っている人は会社のために働いてしまう傾向にあるでしょう。心の拠り所が会社になっており、仕事で成果を上げて上司や同期に認めてもらうことが目標となっているのです。

 

また、自尊心が低く「自分はこの会社でしか生きていけない」と思い込んでしまうと、辞めさせられないように理不尽な指示がきても受け入れてしまいます。

 

「会社に雇ってもらっている」という考えがあなたを会社のために働かせます。

完璧主義

「頼まれたことは絶対に完璧に仕上げたい」「失敗したくない」そんな真面目な完璧主義の人も会社のために働く人になってしまう場合が多いでしょう。

 

失敗を恐れて念入りにチェックをし、慎重に業務をこなしていくためどうしても時間がかかり、残業や休日出勤が増えてしまいます。

 

その結果自分が苦しくなっても、「会社のためだから」と1人で抱え込んでしまうのです。

趣味がない

休日に何をしていいかわからないという人も、会社のために働く人に多い特徴です。「何もすることがないから仕事をしよう。」まずはそのスタイルを改めましょう。

 

あなたの人生はあなたが自由につかって良いもの。それを一生あるかわからない会社のために捧げるなんてもったいない。

 

今、趣味がないならまずは趣味を見つけることを趣味にしてみましょう。いろんなことにチャレンジしている間にあなたにぴったり合う趣味が見つかるかもしれません。

自分のために働く方法

では、どうすれば自分のために働けるようになるのでしょうか。自分のために働く方法を紹介します。

仕事以外で自分にとって大切なことを探す

会社のためではなく自分のために働くようになるには意識を変えることが大切です。まずは仕事以外のことに意識を向けて自分の人生の中で大切なものは何かを考えてみましょう。

 

〈具体的な方法〉

 

①やりたいことリストを作成する(参考記事:1度きりの人生をもっと楽しく やりたいことリストの作り方)

 

②ドナルド・E・スーパー氏の「14の労働価値」で自分が何を重視するか順位をつけてみる

【14の労働価値】
1.能力の活用・・・自分のスキルや知識を発揮する
2.達成・・・良い結果を出す
3.美的追求・・・美しいものを創る
4.愛他性・・・人の役にたつ
5.自律性・・・他からの束縛を受けず自分でやる
6.創造性・・・新しいものを創り出す
7.経済的報酬・・・お金をたくさん稼ぎ良い生活を送る
8.ライフスタイル・・・自分の望む生活を送る
9.身体的活動・・・身体を動かす機会を持てる
10.社会的評価・・・社会に広く認めてもらう
11.冒険性、危険性・・・ワクワクするような体験ができる
12.社会的交流性・・・いろいろな人と接点を持てる
13.多様性・・・様々な活動ができる
14.環境・・・仕事環境が心地よい

何を大切にするかより、どこに焦点を当てるかが大切。

 

例えば仕事をするにあたって2つ目の”達成”を大切にしている場合、会社にとって良い結果を出すのか、自分にとって良い結果を出すのかによって大きく変わってきます。

 

①や②の方法に取り組むことで視点を会社から自分に向けられるようになるはずです。

趣味を見つける

趣味があると休日に楽しみができるので、「そのために仕事を頑張ろう」と思えるようになります。

 

また趣味によって息抜きができ、自分の仕事を一歩引いたところから客観的に捉えることができるようになるでしょう。肩の力を抜いて仕事ができるようにもなります。

 

【参考にしてほしい記事】

趣味がない大人必見『超簡単』趣味探し|全100種のおすすめ趣味一覧

資格勉強に励む

資格勉強に取り組むのもオススメです。仕事と両立して資格勉強に取り組んでいるうちに仕事とプライベートとの時間のバランスが上手に取れるようになるはずです。

 

また資格を取得し知識やスキルを身につけることで、会社にしがみつくことなくどこでも活躍できる人材になることができるでしょう。

まとめ

会社のために働くことは100%悪いことではありませんが、自分のために働いた方がもっと自分自身を大切にした生活を送ることができます。

 

さまざまな働き方が認められるようになってきた時代、改めて自分自身の働き方を考えてみてはいかがでしょうか。

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