「仕事ができる人」には誰もがなりたいはず。仕事ができる人はどんな仕事もそつなくこなし、成果を出していつも期待されていますよね。
そんな仕事ができる人も最初から完璧だったわけではありません。日々の習慣や努力を積み重ねた結果なのです。
ではどうすれば、会社で期待されるような仕事ができる人になれるのでしょうか?仕事ができる人の共通の特徴を紹介していきます。
目次
スケジュール管理が得意
仕事ができる人は、どんなことでもゴールから逆算してスケジュールを立ててから行動に移します。
ミスや突然入ってくる仕事などにも備えて少しのゆとりを持って予定を立てるため、どんな時も迅速に対応できるのです。その結果、複数の仕事を同時にこなしていけるようになります。
スケジュールを上手く管理をするためには、何度もTo doリストやスケジュール帳を見返すのがオススメ。常に確認できる場所に置いておきましょう。スマートフォン用アプリもたくさんあります。決まった時間に通知してくれる機能もあるので、うまく活用してみてください。
時間を無駄にしない
仕事ができる人は、通勤時間やランチタイムも目的を持って有効活用します。
時間はみんな平等にあるもの。「時間が足りない」と言い訳せずに使い方を工夫することでインプットの時間を増やせたり、仕事の効率をあげたりできるのです。
通勤時間は資格のための勉強や、リラックスする時間に。ランチは、良い情報交換の場。同期や先輩、さまざまな人とランチに行き「今、他の部署では何をしているのか」「新しい案件についてどのような意見を持っているのか」など意見交換をして、有意義な時間にしているのです。
関連無駄な通勤時間を有効活用する方法12選|おすすめアプリ・悩み別過ごし方例レスポンスが早い
報相連はとても大切。これを怠たると、取引先の機嫌を損ねてしまったり、重要な情報が伝達されなかったりして、大きなトラブルが生じることも。
仕事ができる人は報連相の重要性を十分に認識しているので、普通の人よりも報告・相談・連絡のスピードが早くなります。すると、周りからも信頼され仕事を任されるのです。
仕事ができる人は仕事上だけでなくプライベートでもレスポンスが早い傾向にあります。プライベートでもレスを早くする練習をしましょう。
現状に満足しない
仕事ができる人は、現状に満足せずに常に高みを目指して挑戦し続けます。
いつも大小関わらず目標を立て、そこに向かってストイックに努力しているので成長の幅も人より大きく、仕事のできる人ははさらに仕事のできる人になっていけるのです。その姿は周りにも「自分も頑張らなきゃ」と良い影響を与え、次第に人がついてくるようになります。
ポジティブである
悩んでいる時間や、愚痴をいう時間を無駄だと思うのが仕事ができる人。「できない」「無理」のようなネガティブな言葉も使わず、自分の可能性を自分自身で信じているのです。
ポジティブな言葉を使えば、次第に性格もポジティブになっていきます。まずは毎日使う言葉からポジティブに変えていきましょう。
関連【決定版】ポジティブになる方法12選!負のループから抜け出そう自分の感情をコントロールできる
仕事ができる人は、怒りや焦りなどの感情を自分でコントロールする事ができます。
たとえ自分のミスにイライラしていたとしても、関係ない後輩に八つ当たりするようなことはありません。焦っていても、それを表情に出して周りを不安にさせるようなことはしません。
仕事ができる人は好きな音楽を聞いて気持ちを整えたり、お気に入りのカフェでリラックスしたり、自分なりの感情をコントロールするための方法を持っているのです。
関連仕事に疲れて動けない…そんな日々を変える14個のヒント当事者意識が常にある
当事者意識とは、そのことに自分が直接関わっている人間だ、ということを認識していること。 ビジネスでは、仕事やプロジェクトに自分が関わっていると意識を持っているかいないかでパフォーマンスが違ってきます。
例えば、自分が担当でなくても今会社が力を入れているプロジェクト内容は頭に入れておいたり、営業先の自分の関わらない部署の情報も調べたりしましょう。仕事ができる人は、常に当事者意識があるので自分勝手で無責任な発言や行動をしません。
情報に敏感である
仕事ができる人は新しいアイデアを生み出すために、常にアンテナをはって情報収集をしています。朝起きたら必ずTVでニュースを見たり、移動時間にスマホでニュースアプリをチェックしたり。
TwitterやFacebookなどのSNSも有効活用すると、その時社会で話題になっていることが一瞬で把握できます。
オススメのニュースアプリ:NewsPicks、SmartNews
周りの人を大切にする
周りの人と支え合ってこそ、いい仕事ができます。仕事ができる人はそのことをよく理解し、自分と関わっている人を大切にします。
例えば、些細なことにも「ありがとう」を忘れなかったり、誕生日を忘れずにお祝いしたり、髪型の変化に必ず気づいてくれたりするのができる人。そんな些細なことからも、仕事ができる人とできない人では差が生まれるのです。
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デスクが散らかっていると、必要なものがすぐに出てこなかったり、大事な書類をなくしてしまったりして、一気に仕事の効率が落ちます。
それを理解して、仕事ができる人のデスクはいつも整理整頓されているのです。情報の整理整頓も得意なので作成する資料もとても見やすいでしょう。
オンとオフの切り替えがしっかりしている
仕事ができる人は仕事中は100%目の前の業務に集中し、仕事が終われば趣味や家族との時間を大切にします。仕事を家に持ち帰ってだらだらとやるよりも、終わりをしっかりと決めて切り替えた方が効率は良くなるのです。
そのため、仕事ができる人は仕事とプライベート両方が充実していて羨ましがられることが多いでしょう。
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何か思いついたら即行動、悩んでいる時間は勿体無いと捉えるのできる人。この判断力は、過去の体験や自信から生まれるものです。
仕事ができる人は責任感も強いので、「何かあったとしても自分が責任をとる」と失敗を恐れません。
関連【決断力とは】不安が軽くなる!決断力を鍛える方法まとめはきはき喋り、姿勢がいい
背筋がしゃんとしていて、力強い声ではきはきとしゃべる人はそれだけで自信があるように感じられ、周囲を圧倒させることができます。
反対に姿勢も悪く小さい声でぼそぼそしゃべる人は、せっかくいいことを言っていても説得力に欠けますよね。仕事ができる人は、自分のため、周囲のために姿勢と話し方の大切さを理解しているのです。
論理的である
話はただ伝えればいいのではなく、相手に理解してもらう事がとても大切。仕事ができる人は相手が理解しやすい話をするために論理的に説明することを心がけます。
論理的な話は説得力があり、商談は成功しやすくなるでしょう。まずは、具体的な数字を話に盛り込むことを意識してみてください。
聞き上手である
仕事ができる人は、自分の話をするのも得意ですがそれ以上に人の話を聞くのが得意。相手が気持ちやすく話せる場の空気を作る事ができるのです。
そうすることで、相手は自分を信用してくれるようになります。また人の話を聞くことで視野が広がり、1人では思いつかない考えが出てくることもあるのです。
身だしなみにも気を遣っている
第1印象はビジネスの上でとても大切。清潔な身だしなみはそれだけで相手に好印象を与えます。
仕事ができる人のスーツやシャツにはヨレやシワがなく、髪型は清潔感があり靴も磨かれていて、いつでも爽やかです。人に不快感を与えない服装を心がけましょう。
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仕事ができる人は、読書量がとにかく多いです。視野を広げたり、スキルアップや自己形成のために幅広いジャンルの本を読みます。本を読むことで教養もつき取引先や上司の会話にも困らないでしょう。
関連【必見】仕事終わりの勉強で人生が劇的に変わる方法なんでもメモを取る
自分の記憶力を過信せずに、なんでもメモを取ることでミスを未然に防ぎます。またアイデアを出す時、メモは頭の中を整理するのにとても便利です。できる人のメモは、とても見やすくあとで見返した時もすぐに思い出せるような取り方をしています。
オススメの本:メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book) 前田裕二(著)
メモで目にする情報全てをアイデアに変える、メモで本当の自分を見つめ直す、メモで夢をかなえる−。いま最も注目される起業家による渾身のメモ術を紹介。メモは単なる記録のためのものではなく、最大の武器となり、魔法の道具であることを教えてくれる一冊。
人に頼むのが上手い
「仕事ができる人=なんでも自分でこなす人」というイメージがあるかもしれませんが、自分の担当ではない仕事や他の人に任せたほうが組織全体のパフォーマンスが上がる場合は、人に仕事を振ります。人には得意不得意があることを理解し、適材適所を判断できるのです。
また仕事ができる人は部下のために仕事を任せることもあります。部下の成長のためにあえて仕事を振ってチャレンジさせ、会社全体の力をあげることに貢献するのです。
自分の失敗を認める
仕事ができる人は、欠点や失敗を素直に認める事ができます。欠点や失敗は誰にでもありますが、できる人とできない人で違うのは、それを受け入れ改善しようとするかしないかです。
特に欠点はあまり自分で気づくことができません。自分のプライドに変にこだわってしまうより素直に受け入れ改善していくことで、成長できさらに仕事ができるようになるのです。
指摘されることは気持ちの良いことではありませんが、期待されていない人は指摘もされません。そのことに感謝して、素直に受け止めましょう。
顔が広い
仕事ができる人は、社交的な人が多く積極的に人と関わろうとします。人脈を作ることも立派な才能。実績もあり常に前向きなので、自然と人もついてきます。よって大きい案件を抱えたりトラブルに巻き込まれた時、助けてくれる人も多いのです。
まずは人脈を広げるために積極的に飲み会やイベントに参加しましょう。
関連社会人が価値ある人脈づくりをする方法|大事な準備・注意ポイントはっきりと断ることができる
できる人は、できない仕事や愚痴を言うだけの生産性のない飲み会など、はっきり断ることができます。能力や時間に無理がありできない仕事を引き受けてしまうと結果的に、相手に迷惑をかけてしまうことを理解しているのです。
また、限られた時間を有効に使いたいため、今自分に必要なことは何かを判断して飲み会やランチなど人からの誘いに返事をすることができます。人とのコミュニケーションも上手なので、人間関係を悪くするような断り方もしません。
関連断る勇気で仕事がしやすい環境に【良い断り方・断るメリット/デメリット】体調管理を怠らない
いくら仕事ができても健康でなければ周りの人に迷惑をかけてしまうので、体調管理は欠かせません。
仕事ができる人は、常にベストコンディションでいるために食事や運動など日々の生活に気を遣っています。具合が悪くなってしまっても、周りの人にうつしたり、症状の悪化したりするのを防ぐため無理することなく休むでしょう。
今、何が一番大事かを考えられる人ができる人なのです。
まとめ
仕事ができる人に一朝一夕ではなれません。しかし日々の小さな積み重ねをすれば、次第に周りの人が憧れる人になれるはず。
まずは仕事ができる人を徹底的に真似して、仕事のコツを盗みましょう!