社風が合わなくて転職はアリ【続けるデメリット・対処法】

守破離 仕事

社風が合うか合わないかは、働く上で大事な要素。社風が合わなくてストレスに感じている方も多いのではないでしょうか。

 

転職を考える前に、「改善できることはないか」「なぜ合わないのか」を一度分析してみましょう。きっとあなたらしい選択ができるはずです。

 

この記事のまとめ

  • 辞めたいのは社風が原因ではない場合もある
  • このまま働き続けると力が発揮できない可能性あり
  • 見極め方を学んで同じ失敗をなくそう

目次

社風のせいにしていない?

「社風が合わないから辞めようかな」

そう思う前に、辞めたいのは社風のせいにしていないか確認しておきましょう。よく確かめず社風のせいにして転職し、また同じことが起こる場合があるからです。

・周りと仲良くなれない
・やりたいことをやらせてくれない
・上司と考えが合わない

例えばこれらのようなことは社風も関わってくる部分もたしかにあります。しかし自分から働きかければ、改善できることもあるでしょう。

「本当に社風が合わないのか」見極めるためにおすすめの方法はこの2つ。

・不満を書き出す
・入社した目的を思い出してみる

今の会社に感じている不満を書き出すと、その中から自然と「どうすれば直るのか」わかる時があります。それが見つかったら、転職の前に一回試してみましょう。

 

また、入社した目的を思い出し、それがこの会社で果たせそうか考えてみるのもおすすめ。果たせている、もしくは果たせそうなことがわかったら、「やはり今の会社で満足かも」と思えるかも。

社風が合わなくて退職して良い理由

「明らかに社風が合わない。でもそんな理由で退職はあり?」

そう思っても、明確な理由があれな社風が原因で退職しても良いのです。社風が合わない会社での退職が許される理由を2つ紹介します。

ストレスがたまる

・自分の考えを全くわかってくれない
・他の社員、会社の方針が理解できない

このようなことが積み重なると、だんだんと話すことさえ億劫になり、仕事もどう行えばよいのかわからなくなりますよね。社風と合わないことで自分の意見が否定されることも。周りにわかってくれる人がいなくて、孤独を感じるかもしれません。

 

ストレスは、体調不良にも繋がります。あなたの意見を尊重してくれるような会社に転職した方が力を発揮できるでしょう。

自分では変えるのが難しい問題もある

日本企業の多くは年功序列。年齢が上の人の意見が反映される傾向があるため、あなた1人が訴えても社風を変えるのは難しい場合があります。「空気を読んで」と言われるかもしれません。

 

そんな中でもなんとか変えようとして仕事も人間関係もうまくいかなくなるより、「どんなところが合わないのか」分析して転職活動を始めた方が早い時もあるでしょう。

社風が合わないまま仕事を続けるデメリット

社風が合わないまま仕事を続けると、どんなことが起こるのでしょうか。2つのデメリットを確認しておきましょう。

成果が出ない

他の社員と協力しあえなかったり、会社のやり方が理解できなかったり、モチベーションが上がらなかったり。結果として、社風が合わないことが成果が出ない原因になることがあります。

 

せっかく毎日多くの時間を費やすのなら、仕事では成果を出したいでしょう。その方がやりがいもありますよね。

 

今の会社で成果を出すのなら、社風への理解は必要かもしれません。

評価されない

成果を上げていることだけではなく会社の社風にも合っている人が昇進する傾向があります。会社を引っ張っていく存在だから、会社の考えを理解しているのは当然といえば当然。

「昇進は全く興味ない」

そう割り切っていれば別ですが、昇進を狙っている人は社風が合わないことがハードルになりうるかもしれません。

社風が合わない会社を見極める方法

同じ失敗をしないように社風が合わない会社を見極める方法をチェック。今回の経験を活かせば、きっと自分に合う会社を見つけられるはずです。

自己分析をする

まずは自分はどんな人間なのかわかるために、自己分析を行いましょう。学生時代に就職活動で行った人も多いはず。改めて自分を深堀りしていくと、新たな発見があります。

・自分は会社に何を求めるのか
・どんな環境で働きたいのか
・なぜ今の会社は社風が合わないのか

例えばこれらのことを考えてみると、自分に合う働き方がだんだんと見えてくるはず。企業研究をして企業の理念や社風と照らし合わせるためにも、自己分析を徹底しておきましょう。

関連“できること”から自分らしい仕事を発見する3つのヒント

企業分析を徹底する

社風が合うかどうか確認するために、企業分析は欠かせません。もしかして今の会社は、企業分析に漏れがあったから、社風が合わなかったのかも。

・企業サイトの社長の言葉をチェック
・複数の社員に会う
・会社付近に行って雰囲気を探る

面接以外にも、例えばこのようなことをして徹底的に企業を調べましょう。今の会社を選んだ時「これをしとけばよかった」ことを思い出してやってみても良いですね。

 

入社後のギャップはどこへ行ってもあります。しかしそのギャップを少なくするために、入社前にできるだけのことをしましょう。

キャリアアドバイザーに相談する

自己分析も企業分析も自分一人では不安があるとき、キャリアアドバイザーに相談してみましょう。いろいろな人の相談に乗ってきて経験豊富な方たちです。

 

あなたが気になる会社へはどんな人が入社し、社風に合っていたか教えてくれるかもしれません。ネットでは探れない情報もわかるので、転職活動時には使ってみましょう。

関連【現役キャリアアドバイザー直伝!】相談で自分に合った会社をスムーズに見つける方法

転職活動は焦りすぎない

転職活動は「早く内定を決めたい!」と思うかもしれませんが、焦りすぎないことが大事。焦って内定をもらった会社にすぐ入社を決めると、「社風が合わない!」事態に再び直面するかもしれません。

 

納得した状態で入社するためにも、自己分析・企業分析は丁寧に。「内定」をゴールにせずに内定を貰っても冷静に判断するなどして「自分に合った企業」を見極めましょう。

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まとめ

社風が合わなくて転職を考えている人におすすめの対処法を紹介しました。

 

社風は会社への居心地を左右する大事な要素。やりがいや成果にも関わってきます。転職先でも同じことを繰り返さないように、今の職場が合わない原因を分析することが大事。

 

次こそは社風が合う会社を見つけましょう。

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