「ネクストキャリア」にはエンジニア転職専門のキャリアアドバイザーが所属しており、「エンジニアになりたい」という相談者に合わせた転職活動のサポートを行っています。
今回は、ネクストキャリアで転職を成功させた方のインタビュー企画第4弾として、百瀬 宗志さんにお話を伺いました。
前職はインフラエンジニアとして働いていた百瀬さんですが、「この職場ではスキル・経験を積めない」と危機感を感じ、転職を決心されたそう。
しかし社会人1年目での転職を調べても成功体験談が少なく、不安に駆られることもあったと言います。
そんな百瀬さん、ネクストキャリアに登録したところ「気づいたら転職してた」と思えるほど、転職活動がとんとん拍子で進んだのだとか。
「私も社会人経験少ないけど、転職できるのかな」と不安な方、必読です。
目次
経験を積めない環境を抜け出したい
前職の仕事内容を教えてください。
インフラエンジニアとして、サーバーの保守運用をしていました。監視業務なので1回の勤務時間は12時間、夜勤もあったんです。
また、新設の部署に配属されたので、マニュアル作りも一緒に行っていました。わからないことを調べて、初心者でもわかるように手順をつけくわえて…など。最初は知識もなかったので、ITの勉強ができるという意味ではとても充実してました。
「充実していた」とのことですが、なぜ転職を決心されたのでしょうか。
「このまま保守運用の仕事をしたら、次はどんなステップが踏めるのか?」と会社の人に聞いたことがきっかけです。「今のところそれ以外任せる業務がない。スキルがないので、別の案件も難しい」と言われてしまいました。
私は大学を途中で辞めているので、経験を積んで市場価値を高めたいという気持ちが強くありました。ただこのままでは、ずっと同じ業務を続ける未来しか見えてこなくて。
独学での他の技術の習得も限界があるので、経験を積める場所に行きたかったのが、転職を決心した大きな理由です。
勤続1年未満で転職の難しさ
前職も続けながら転職活動をされていたようですね。どのように進められたんですか?
自分でもいろいろな業界の企業にエントリーしながら、ネクストキャリアでエンジニアへの転職をサポートしてもらいました。
エンジニア以外もエントリーされていたんですね!
面接練習もかねて、Webライターや訪問販売の会社などにも応募しました。もしかしたら別の道が見えてくるかもしれないですしね。
前職では主に1人で仕事をしていて話すのも久々だったので、自分を客観的に見る練習にもなりました。応募はタダなので、この先のキャリアに悩んでるときにさまざまな企業の話を聞けて、良い経験でした。
ご自身で企業にエントリーされた以外に、ネクストキャリアも利用されていたとのことですが、利用の決め手はなんだったのでしょうか。
実は他のエージェントにも話を聞きに行きましたが、勤続年数が1年未満ということもあり、「求人紹介は難しい」と言われてしまって。ネットでも未経験や社会人1年未満での良い転職例が出てこなかったので、余計不安になりました。
そこで出会ったのがネクストキャリアです。ネクストキャリアでは、面談の際に「求人紹介できますよ」と言ってくれて、「僕でも転職できるんだ」と勇気が湧きました。
働きながらの転職活動で早めに終わらせたいとも思っていたので、スピード感持ってサポートしてくれたのも決め手の1つですね。
いくつも同時に選考を進めるのは大変ではなかったですか?
ネクストキャリアのキャリアアドバイザーは、自己応募した企業のことも相談に乗ってくれたんです。「僕はこういうことをやりたいので、この企業のこういうところを魅力に感じました」などと相談しました。
普通は「他にも受けてます」と言いづらいですよね。しかしそれぞれの企業の良さを教えてくれて、「本当に僕の転職活動を支援してくれてるんだな」と感じました。
エージェントに登録すればとんとん拍子で進む
働きながらの転職活動、さらに夜勤。ハードスケジュールですね。
転職エージェントの登録や企業エントリーさえやってしまえば、意外ととんとん拍子に進みますよ。
面談の際にも「どうですか?」と聞かれるし、日程もどんどん組まれるじゃないですか。それに乗って進んだら、気づいたら転職してましたね(笑)。
退職してから転職活動をすれば良かった、とは思いませんでしたか?
未経験だからこそ、前職での頑張りや前向きな姿勢が問われると思います。
僕は前職でマニュアル作成や、メンバーの離職に関して上司に提案など、積極的に動いていたので、そういう話は印象が良かったんです。
だから仕事も続けながら転職活動をして良かった。
自信になったキャリアアドバイザーの存在
百瀬さん担当キャリアアドバイザー(左)
先ほどおっしゃっていた自己応募での企業の相談以外に、ネクストキャリアのキャリアアドバイザーからはどんなサポートを受けていたのでしょうか。
職務経歴書などの書類の添削や面接練習、スケジュール調整などをやってもらいました。
特に書類作成は苦手でしたが、自分が書いたものを伝わりやすくしてくれたり、つたない文章を面接用に書き換えたりしてくれたので、すごく助かりましたね。
あとは、面接の前に企業情報をまとめた資料をもらいました。
企業情報をまとめた資料、とはどういうものですか?
各企業の条件や募集している人材など、企業サイトよりも詳しい資料です。「こういうことを調べれば、この企業のことがわかるんだ」とイメージがつきました。1社ごともらえるなんてすごい、と感動しましたね。
サイトを見ても情報がない企業もあるので、最新情報をいただけるのはエージェントならではじゃないでしょうか。
キャリアアドバイザーからの印象に残っているアドバイスはありますか?
「受け答えもしっかりしている」と全体的に褒めてくれて、面接前にすごく自信になりました。褒めて伸ばしてもらったみたいな感じですね。
面接のときって自信がなくなりますよね。
「経験を積める場所に転職したい」と前向きなこと言ってますけど、本当は僕はネガティブで、「このままここで働いていた方が良いんじゃないか」と思うこともありました。経歴も良くないですし…。
そんな中面談や面接練習の時に褒めてもらって、モチベーションが上がりました。それがなかったら、そのまま黙々と夜勤の仕事をしていたと思います。
転職で成長を実感
ズバリ、前職の時の「経験が積めない」という不安は解消されました?
まだ入社して2ヶ月しか経っていないのでどうなるかはわからないですが、確実に進んでいるので不安は解消されつつあります。
会社の方針も市場価値を高めるために資格取得を勧めていて、毎月何かしら資格を勉強しなければならないんです。目標を立てながら次のキャリアを見つめられて、この会社でなら経験が積めそうですね。
資格の勉強や案件に関する勉強など、ついていけるか不安ですが、いろいろ挑戦することで新しい道が見えるかもしれないですし。
周りも向上心がある方ばかり。毎月定例会で表彰があり、モチベーション高く仕事できています。
入社前に思い描いたものと比べて、実際の仕事にギャップはありますか?
最初は保守運用に配属されるかと思っていました。しかし新型コロナウイルスの影響で案件が減っていることもあり、設計など上流工程にも携わっているんです。設計書通りに動いているか、検証もしながら、設計書作りも行っています。
やってみたかった業務ではあるので、とても良い経験ができています。
周りの方はサポートしてくださいますか?
「未経験」と相手も理解しているので、質問することに関して否定的であったり、ばかにされたりすることは一切ないですね。
もちろん自分である程度の勉強は必要です。しかし経験者に聞いた方がむしろ自分のためになりますし、知ったかぶりする方が怒られます。
入社された今、転職活動を振り返って気づくことなどはございますか?
やりたいことを1つでも持つことが大事ですね。それがあれば理由がハッキリしていなくても、相談すれば「こういう企業がありますよ」「こういう方法がありますよ」と示してもらえます。
僕は「キャリアを積みたい」と漠然と思っていたので、進めやすかったです。「とりあえず転職したい」だと、エンジニアや未経験に限らず大変だと思います。
実際に転職してみて、ネクストキャリアとの転職活動はいかがだったでしょうか。
僕は経験・スキルがあるわけではなく、目標などもふわっとしていたので、アドバイスをいただけてスムーズに転職活動を進められました。
書類添削や面接練習なども、プロの方に見ていただいた方が企業のウケも良くなります。「こういうことをしたい」というイメージを言葉にしてくれて、とても有難かったです。
エンジニアはいつでも人手不足ですし、需要が高いという意味では挑戦しやすい業種かもしれません。
最初は迷っていても、転職活動をするうちにキャリアアドバイザーに励まされて「頑張るか」となる人もいると思うので、迷ったらとりあえず転職エージェントに登録してみる。
実際働きながらでも僕は転職できましたし、迷っている方はとりあえず登録するのがおすすめです!