未経験転職支援エージェント「ネクストキャリア」。
未経験エンジニア転職専門のキャリアアドバイザーが所属しており、「未経験からエンジニアになりたい」という相談者に合わせた転職活動のサポートを行っています。
今回は、ネクストキャリアで未経験エンジニア転職を成功させた方のインタビュー企画、第1弾!記念すべき1回目はY.Kさんにお話を伺いました。
現在は建築系の会社でエンジニアとして働いているY.Kさん。以前は俳優を目指していたり、転職活動前にノルウェーに旅に出ていたりと、やりたいことに素直に動いてきたそう。
そんなKさん、実際に働いて感じた「未経験だからこそ準備しておくべきこと」があると熱く語ります。
「未経験からエンジニアって?」とイメージが湧かない人は、読んだ後きっと動き出したくなるでしょう。
第2弾 沖縄から上京!自分で学ぶ力を鍛えて未経験からエンジニアへ
目次
エンジニアなら年をとっても働ける
エンジニアになる前は俳優をやったり派遣業務を行っていたり、さまざまな仕事を経験されていたY.Kさん。
そもそもなぜ転職を考えるようになったのでしょうか。
「このままでいいのかな」と感じていました。与えられた技術だけじゃなくて自分で何かを生み出せる人になりたいと思ったんです。会社に頼らなくても生きていけるような人間を目指したくて。
そんな時にあるニュースを見てIT業界に興味を持ちました。そのニュースでは「2030年までに、40万人~70万人のIT人材不足」と言っていて、これなら自分が年をとってもずっと職があるのではないかと思ったんです。
※2030年問題 日本に起こるであろう社会問題を予測したもの
その後、会社でシステムが故障してしまうトラブルが起こりました。その日は偶然エンジニアの社員が有給を取っていたので、他に誰も対処できず全部署の業務は停止。次の日にその人がすぐ直してくれて、無事復旧しました。
その時に、スマホやパソコンが使えなくなったら仕事すらできなくなること、故障の原因さえわかれば自分でも直せることを知り、エンジニアの仕事のすごさを実感しました。
その後ちょうど派遣契約が満了し、転職活動を始める前にノルウェーに6日間行ったそう。
ノルウェーに行ったことを機に、フリーランスエンジニアになる道も考え始めたそうですが、本当ですか?
「ゆっくり生きたいな」と感じ、それならフリーランスエンジニアの道もあると思ったんです。フリーランスエンジニアだと週3~4勤務もあると聞いたので、いずれはそういう風になりたいな、と。
オーロラを求めてノルウェーに行き、残念ながらイメージ通りの綺麗なオーロラは見れなかったのですが、日本から離れて働き方を見つめ直す良い機会になりました。
まさか出張面談までしてくれるとは
海外旅行は自分を見つめ直すきっかけになり、転職前にはぴったりですね。
そしてノルウェーから帰国後、転職活動を開始したY.Kさん。まず何から始めたのですか?
エンジニア募集サイトをいくつも見て応募していたのですが、全然うまくいかなくて。そこでたまたま「未経験でもOK」と書いてあるネクストキャリアを見つけました。
ネクストキャリアのサポートを受けるようになって、やっと企業と面接できるようになりました。
「転職」という人生の大切な決断に関わるので、人材サービス選びは緊張すると思います。
どうしてネクストキャリアと一緒に転職をしようと決めたのでしょうか。
最初の電話から丁寧な印象でした。何より一番驚いたのは、面談のために自宅の最寄まで来てくれることです。今までは私の方から会社へ向かうことしかなかった。
他にも説明が親切だったことも、ネクストキャリアを使い続けようと決めた理由です。IT業界やエンジニアの仕事について詳しく教えてくれましたし、自分のレベルや目線に合わせて求人を選んでくれたのが嬉しかったですね。
初回面談後も面接のやり方や職務経歴書の添削など、転職活動全般において丁寧にサポートしてもらいました。IT業界に合わせた書類の書き方や面接方法も全く知らなかったので、とても助かりました。
特に面接練習や企業選びなどは1人では難しいですよね。
印象に残っているフィードバックはありますか?
面接では、質問の目的を考える必要がある、ということです。
「何のためにそれを聞くのだろう」と、質問の意図を最初は考えられていなかった。
例えば「あなたの人生で一番嬉しかったことは何ですか」という質問を世間話だと受け止めて、相手にどう伝わるか考えずに話したことがありまして。
その時に「質問の意図を踏まえて考え直してみましょう」とフィードバックをいただき、面接対策用の資料も大量にもらって、ふわふわとした自分の想いを、がっちりと固めていくことができました。
アドバイザーと二人三脚の転職活動
ではネクストキャリアのサポートで、「こんなサポートが欲しかった」と思うことはありましたか?
特に不満はないです。ただ書類添削や面接練習も終わって面接を受ける時期になり、だんだんとやり取りが少なくなったので若干不安にはなりました。
面接は面接官の一言で一喜一憂するなど、不安定になりますよね。
挫折しようか迷ってしまう時期でもあったのでしょうか。
面接に落ちると人生そのものを否定された気になり、「エンジニアにならなくてもいいかな」と思ってしまう時はありました。
そんな時にネクストキャリアのキャリアアドバイザーにすごい助けられたんです。面接がうまくいかず落ち込んでいた時、吐き出す場所がほしくて愚痴を聞いてもらいました。
なかなか家族や友達には転職活動の愚痴を話しづらい。でもキャリアアドバイザーは最初から私の転職をサポートしてくれているので、自分の背景をわかっていて話しやすかったんです。
そのおかげで「次の面接では気持ちを新たに頑張ろう」と切り替えができました。自分の話をただただ聞いてくれる人がいるって、ストレスが多い転職活動中は大事ですね。
Y.Kさんのように、キャリアアドバイザーと良い関係を築くにはどうすれば良いのでしょうか。
キャリアアドバイザーと話す時は、素直になった方が良いと思います。思い通りに転職活動が進まないと「キャリアアドバイザーは敵だ」「自分は未経験だし」と思う人もいるかもしれません。
でもやりたい道に進むためや、スムーズに転職活動をするためには、キャリアアドバイザーに心を開いて話した方が断然良い。
素直に話して自分を知ってもらえると、受ける企業や面接の答え方のアドバイスなど、自分に合ったアドバイスをしてくれますしね。
その他未経験からエンジニアになることについて、転職活動中にはどのような不安があったのでしょうか。
いろいろな企業に面接に行く中で、この会社を選んで成長できるのか不安に思いました。会社情報は調べましたが、そこは実際に入社してみないとわからないことでもあるので、転職活動中は不安が大きくなったんだと思います。
そんな時は「成長」という実態が掴めないものより、数字の方が比べやすいと思い、年間休日数と給与で会社の優先順位を決めました。
では実際に入社を決めた会社も、その情報を元に決めたのでしょうか。
それに加え、働きやすくする制度が豊富だったことも印象的でした。例えば指定のサイトに日記を毎日つけるとお金がもらえます。
何よりおもしろいのが、その日記は他の人も見れるんですよ。「上司に文句を言われた」「やってられない」と書いてる人もいますね。
それをSES※の会社がチェックして、精神面をケアしてくれています。同期は悩みを書いたところ会社から連絡があり、「上司が嫌なら職場を変える」とアドバイスしてくれたそうです。
※SES(システムエンジニアリングサービス):クライアントに技術者を提供すること
エンジニアにもコミュニケーション力は必要
入社して2週間の研修を行った後、建築系の会社へ派遣されたY.Kさん。
研修内容や転職活動中の勉強は役に立ちましたか?
研修のおかげで、エンジニアの仕事に抵抗感がなくなりました。エンジニアの業務をする上で必要になる基礎的な考え方を学んだ上で、実際の制作画面を見て手を動かしながら教えてもらえたので、面白く、理解しやすかったです。
転職活動中に勉強したITパスポートも役に立っています。いま働いている会社は企画の立ち上げから始まり、お客さんとのやり取りで専門用語が飛び交うんですよ。
その時にITパスポートで学んだ単語を使うので、勉強しておいて良かったと実感しています。
ネットで見るとITパスポートは役に立たないという意見もありますが、コミュニケーションの前提にもなる基礎知識を学べるので、個人的には必要だと思います。
働いて4か月。エンジニアの働き方が大体掴めてきたかと思いますが、思い描いていたこととのギャップはありますか?
エンジニアはずっとパソコンに向かっている姿をイメージしてたので、ここまでコミュニケーション力が大切だとは思いませんでした。
お客様とやり取りする際に、コミュニケーション力がないと誤解が生まれ、トラブルに繋がるんですよ。お互いの経験・スキル・考え方などの前提をすり合わせるためにも、コミュニケーション能力を伸ばすべきだなと思いました。
コミュニケーション力向上のためにしている工夫はありますか?
まずは上司の発言の目的を考えるようにしています。雑談でも営業でも、「この話でどんな問題が提起されているのか」「それを解決するためにはどうすればいいのか」などを考えて、それを話すようにしています。
面接でも「質問の目的を考える」と言っていましたが、ここでも活きてくるんですね。
そうですね。
「目的を考える」のは、仕事だけでなく勉強においても意識しています。入社してからも勉強は続けていますが、「何のために勉強しているのか」を考えるようにしています。
例えば、資格の勉強。多くの人が「資格合格のために勉強している」と言うと思いますが、「給料を上げるため」「もっと良いものを作るため」など、合格のその先にその資格を取得する目的があると思うんですよ。
目的があやふやなまま勉強していると、「何のためにやっているんだ」とモチベーションが下がるので、まず初めに目的を意識するようにしています。
未経験から挑戦するには「まずは作って学ぶ」
エンジニアの勉強もしながらの転職活動を乗り越えたY.Kさん。
大変だったと思いますが、今振り返って「ネクストキャリアだからこそ乗り越えられた」と思うことはありますか?
1人1人のペースに合わせて転職活動の案内やサポートをしてくれたからだと思います。真摯に対応してくれて、わざわざこちらに足を運び顔を合わせてお話してくれることが、ありがたかったです。
未経験からエンジニアを目指す人へ、伝えておきたいことはありますか?
未経験とはいえ、事前の勉強やパソコンの操作に慣れておく必要があると思います。実際、他の社員に私が未経験だと伝わっていても、期待されているものは高い。
きつい言い方になりますが、未経験からエンジニアを目指す人は、ある程度覚悟して決断した方が良いかもしれません。
「未経験からエンジニア」とは、”全くの未経験”ではなく”ある程度の知識はあるけど実務経験はない未経験”という意味なんですね。
はい、「未経験だから何もわからなくていいや」と油断していると苦労するなと感じています。
私の反省点でもあるのですが、入社前から「エンジニアになって何を作りたいのか」を考え、自分で作ってみれば良かったと思っています。
私はゲームを作りたくて、働いている過程でその知識を身につけるつもりでした。しかし真っ先に自分で作ってその知識・経験を仕事に繋げる方が楽しいでしょうね。
IT業界を目指す人ならきっと、何か作りたいものがある人も多いと思うんですよ。最初は作り方がわからなくても、本を買って学んで作ってみれば、もっと良い転職先や自分の進みたい方向が決まるんじゃないかなと。
その過程で学んだことが自信になり、入社後にも活かせるので知識・経験不足に悩むことも減るだろうと思います。
「未経験からエンジニア転職」経験者だからこその貴重なアドバイスを教えていただき、Y.Kさんありがとうございました!
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