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「会社を辞めると決めたまではいいけど、いつ何をすればいいんだろう・・」
どういう手続きがあるのか、どうやったら円満に退社できるのかで会社を辞めるタイミングって悩みますよね。
そこで会社を辞めるまでの基本的な流れと、会社を辞めるおススメのタイミングを紹介します。自分に合った会社を辞めるタイミングを見つけて、円満退社をめざしましょう。
目次
辞める前に必ずプランを立てよう
「ステップアップのために転職する」「実家を継ぐために地元に帰ることになった」と退職の意思が固まったら、退職プランを立てましょう。
転職先の希望日に合わせて計画を立てないと、このような事態が起こり得ます。
「ギリギリに伝えたせいで、転職先の入社日に間に合わなさそう…」
「もっと早く言うべき、と怒られた。後味が悪い」
「引継ぎが間に合わない!」
プランを立てることで自分のすべきことが明確になってきます。プランはいつまでに会社を辞めるか、転職活動はいつするのかなど細かく立てることが大切です。
この記事で紹介する流れやタイミングを加味した上で、計画を立てましょう。
会社を辞めるまでの基本的な流れ
まず、会社を辞めるまでの基本的な流れを詳しいポイントともに紹介します。会社を辞める意思が固まったら、これを参考に自分に合った退職プランを考えてみてください。
退職するタイミングには給与や保険料など金銭的な問題も関わってくるので、慎重に考えることが大切です。
【基本的な流れ】
1.退職の意思を会社に伝える
2.退職日を設定し、退職願の提出する
3.残務整理・引き継ぎをする
4.退職当日、各種手続き・身辺整理を行う
※これはあくまで「基本的な」流れです。会社によって退職時の規則が異なる場合もあるので、自分の会社の規則を事前に確認しましょう。
1.退職の意思を会社に伝える
退職予定日の遅くとも1ヵ月前には、直属の上司に退職の意思表示をしましょう。
法律では2週間前でも良いとされていますが、さまざまな手続きや引き継ぎに時間がかかるので早めに伝えるのがおススメです。
就業規則で「退職意思は3ヵ月前に伝える」と決まっている会社もありますので、就業規則の確認は忘れないようにしてください。
円満退社には、この辞める意思の伝え方がポイントです。上手くいかないと会社との関係がこじれて辞めることができなくなったり、ボーナスが貰えないまま退職することになったりします。
伝え方のコツを学んで、自分の意思を正確に伝えましょう。
【伝え方のコツ】
・「相談」という形ではなく「決意」として伝える
あやふやなまま伝えると引き留める余地があると思われ、昇格や昇給などの好条件を提示し引き留めてくる可能性があります。残念ながらその条件は口約束であることが多いようです。
何を言われても揺るぐことのない「決意」として、辞める意思を伝えましょう。
・会社の文句は言わない
会社への不満を理由にしてしまうと、「改善するから残ってくれ」と引き留められてしまいます。反対に上司の機嫌を損ね、関係をこじらせてしまうこともあるでしょう。
退職の理由は「これまでの経験を活かして、新しい環境で勝負したい」や「家業を継ぐことにした」などと前向きなものや個人的なものにしましょう。
本心は「給与が安い」や「やりたいことができない」だとしても、円満な退社のために時には「建前」も必要なのです。
2.退職日を設定し、退職願の提出する
退職日は業務の流れなど考慮し、上司と話し合って決めましょう。退職願・退職届どちらを提出すべきなのかは、会社によって異なりますので規則を確認してください。
「辞表」は社長や取締役などの役員や、公務員が辞めるときに提出するものなので一般的な会社員は辞表の提出は必要ありません。
退職日が決まったら、退職に伴う公的手続き(税金・年金・健康保険・雇用保険など)の方法や期日などを正確に把握しましょう。
3.残務整理・引き継ぎをする
退職する日が明確になったら、その日に向けて残務整理や引き継ぎを行います。このステップを丁寧にやることで会社の負担を減らし、円満退社の実現につながるはずです。
また退職時にすぐ出せるように、社内外への挨拶の準備もしておきましょう。退職しても関係が続く可能性があるので、社内外へのあいさつも丁重に行います。
4.退職当日、各種手続き・身辺整理を行う
退職当日は経費精算や各種手続き、身の回りの整理があるので出勤はなるべく早めにしましょう。身の回りの整理整頓は備品と私物の混同に注意してください。
情報の持ち出し、取引先から受け取った名刺のファイルなどのコピーは厳禁です。「立つ鳥跡を濁さず」を心がけましょう。
また退職後、すぐに退職の挨拶のメールやはがきを送るのも忘れずにしてください。
関連渡さないのは非常識?退職時の菓子折り事情を調査しました会社を辞めるおススメのタイミング
流れは理解できましたか?では、どのタイミングで辞めると円満退職しやすいのでしょうか。4つのタイミングを紹介していきます。
転職先が決まってから
まず決めるべきなのが会社に退職を伝えるタイミングを、転職先が決まってからにするか、決まる前にするかです。
おススメは転職先が決まってから。転職活動は予想以上にお金がなくなる上、なかなか内定がとれないと心に余裕がなくなります。
働きながらの転職活動は金銭的不安もありませんし、他に自分を必要としてくれている場所があると思うと心に余裕ができるでしょう。
「ステップアップしたい」と転職を考えている場合、実際他の企業が求めてくれるか自分の市場価値を転職活動で確かめることができます。今転職すべきなのか見極める時間が持てるのです。
しかしどうしても現在の会社にストレスを感じ体調にも異変が起きている場合は、今すぐに辞めることを伝えても構いません。自分自身を大切にすることを第1に考えてください。
新体制が始まる前(年度末・年末)
まずおススメなのが新体制が始まる前、つまり期の終わりです。最近は会社によって独自のターム制を設けているところが多いですが、一般的に年末の12月や年度末の3月が多いでしょう。
年度の区切り目は人事異動や新入社員入社、定年退職など人の流れが多いので、引き継ぎもスムーズに行うことができます。あなたが辞めたことによる穴を埋める体制を、会社側も組みやすくなるのです。
さらに9~4月は求人数が増加し、転職希望者にとっても転職先の選択肢が広がると言える時期なので、「まず12月、うまくいかなくても最悪3月までに」と退職のゴールを定め、転職活動するのもおススメです。
(参考:マイナビジョブ20’s 転職に適した時期はいつか?|転職Q&A|20代・第二新卒・既卒向け転職エージェントのマイナビジョブ20’s)
ボーナス支給後
ボーナスを貰ってから辞めるか、貰わないで辞めるかは大きなポイントですよね。
辞めるとは言っても、それまであなたが会社のために一生懸命働いていたことには変わりはありません。ボーナスを貰う権利があるのです。
ボーナスの支給前に辞める意思を伝えてしまうとボーナスをもらえない、支給額を減らされてしまう恐れがあります。
確実にボーナスをもらうために、内定をもらっていたとしてもボーナス支給後少し間を空けてから退職意思を伝えましょう。
ボーナス支給後すぐに「辞めます」と伝えてしまうと、「ボーナスだけもらってさっさと辞めた」と悪い印象が会社に残ってしまい、気まずい思いする可能性もあります。誠実に会社に尽くした、という印象を残すためにもボーナス支給から少し期間をとることが必要です。
繁忙期以外
会社が忙しい時期は、上司も業務に手一杯であなたが辞めることを伝えようとしても「忙しいから」と取り合ってもらえないかもしれません。
また「人手が足りない」と強く引き留められてしまう可能性もあります。「こんな忙しい時期に辞めるなんて」と周囲の反感を買い、円満退社が難しくなることも。
会社を辞める時はできるだけ繁忙期を避け、会社に負担をかけないようにしましょう。スムーズに辞めることができなくなる可能性が高くなってしまうのです。
仕事を辞めると伝える時の注意点
タイミング以外に、気を付けるべきポイントを紹介します。
上司のアポをとる
「会社を辞めます」と伝える時は、必ず上司のアポを取りましょう。忙しいと適当な対応をされて「聞いていない!」と後で言われてしまったり、雑な対応をされてしまったりすることもあるでしょう。
しっかりとあなたの話を聞いてもらうため、事前に「ご相談があるのですが、〇分ほどお時間いただけないでしょうか」と声をかけます。
同僚に伝えるタイミングをはかる
同僚に伝えるタイミングも要注意!必ず直属の上司に伝えた後、許可がとれたらにしましょう。
後任者の調整やそれによる配置転換がある可能性もあり、混乱させてしまうかもしれないのです。
「誰にいつ言うか」にも気を付けましょう。
仕事を辞める理由は本音で言うべき?
仕事を辞めると決めたら避けて通れないのが、職場への退職報告です。退職報告で心がけてほしいことは、以下の3つ。
①正直に伝える
嘘の退職理由を伝えた場合、万が一それがばれてしまうと「あの人は嘘つきだ」と円満退社が台無しに。
退職後も、取引先や人生の相談相手などとして過去の職場の人たちにお世話になることはよくあります。
印象良く退社するために、正直に伝えることは大切なのです。
②上司や同僚が応援したくなる前向きな理由を伝える
正直に伝えるといっても、会社や上司への不満を話すのはNG。上司や同僚を不快な気持ちにさせ、あなたの印象も悪くなってしまいます。
「立つ鳥跡を濁さず」という言葉があるように、印象良く退職するためにも伝え方は十分配慮しましょう。
③相手がやむを得ないと思う理由を伝える
前向きな理由が見つからない場合、
「パートナーの転勤に着いていく」
「介護することになった」
「持病の治療に専念したい」
など会社側がどうしようもできない理由を伝えましょう。
辞めづらい時は退職代行を利用しよう
いざ退職を決めたとしても、「周りに迷惑がかかる」と辞められない人も多いでしょう。そんな人には退職代行がおすすめ。あなたの代わりに会社に退職の意思を伝えてくれるので、気まずい思いをせずにすみます。
・周りの目が気になる人
・引き留めにあっている人
・なかなか言い出せずに毎日を過ごしている人
・ハラスメントを受けている人
このような人は、退職代行を利用すればスムーズに辞められるでしょう。きっとストレスからも解放されるはずです。不安な場合は、まずは退職代行サービスに相談してみましょう。
退職代行のおすすめサービス
『退職代行Jobs』
・顧問弁護士監修
・入金前に無料相談可能
・入金後の相談回数無制限
・プレゼントあり(退職届/業務引継書テンプレートなど)
まとめ
ここまで会社を辞めるおススメのタイミングを紹介してきましたが、なにより自分のペースで辞めることが大切です。
「会社に問題はないけれど自己成長のために転職したい」や「家業を継ぐ」などの理由で会社を辞めるなら自分自身と会社、双方の負担が少ないタイミングを選んだほうがいいのは間違いありません。
しかし「毎日残業で心身共につらい」「人間関係が悪くて会社に行きたくない」と悩んでいる人は、自分の限界が来る前に会社を辞めましょう。
他人の声やネットの情報に縛られず、自分自身を信じて進むことが重要なのです。
転職で悩んでいるなら転職エージェントの利用がおすすめ
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みんきゃり編集部 また転職エージェントを利用すれば、転職に関するさまざまな相談も可能です。転職やキャリア形成のプロに相談することで、慣れない転職活動でも心強くなるでしょう。
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