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普段から「転職をしたいけど自信を持てるスキルがない。これを機に資格を取ろうかな」と思っていませんか。一生使える資格を取得したら、ビジネスで一発逆転できることもあるかもしれません。
この記事では、転職を意識したときに取得を検討しておきたい資格をご紹介します。
筆者は30歳を超え、同僚や周囲の友人の働き方や生き方が多岐に分かれてきている事実を目の当たりにし始めています。
それを垣間見て感じたことや、「これは取得したら役立つだろうな」と感じている将来性のある資格を中心にご紹介します。
目次
そもそも資格って必要?
資格取得を考えたとき、まずはじめに「本当に資格は自分に必要なのか?」と考えておきましょう。
転職活動を有利に進め、入社後も知識を活かして活躍し続けるために資格を取得することは、とても素晴らしいことです。しかし資格の取得自体を目的にすることは避けましょう。
資格を取得する理由は、「合格するため」ではなく「仕事に活かすため」。「仕事にどう活かせるか」を考えずに勉強をしていると、せっかく合格しても資格の勉強で培った知識を活用できず、その努力も無駄になってしまいます。
これまでの筆者の経験や友人・同僚の話を振り返った時、資格取得のメリットは下記のシーンで感じていました。
・特定の職種・業界で働くために必須である
→求められている資格を所有していないと、面接はおろか応募すらできない場合もあります。
・資格取得自体が自信につながる
→勉強して晴れて資格を取得することで、「頑張りが認められた」と自信がつきます。
・資格を取得することで給料アップする
→会社によっては、特定の資格を所有していると資格手当がついたり、基本給がアップする場合があります。
・ふとした時、職場で役に立つ
→業務中に不測の事態に見舞われたとき、「あ、私それできます」と名乗り出てヒーローのように活躍できる瞬間が来るかもしれません。ドラマでよくある、「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」というベタな展開のようです。
資格取得を考えたとき、「取得した資格は、今後のあなたの武器として使っていけるのかどうか」を判断の軸にすることをおすすめします。
将来性のある資格10選
筆者が「これは役に立つだろうな」と日々感じている資格を10個ご紹介します。
普通自動車第一種免許
すでに持っている人が多い資格かもしれません。「自動運転技術が進歩したらいらないでしょ?」という声が聞こえてきそうですが、いざ実用化されたとしても運転の知識がないと、不測の事態に備えることはできなくなってしまうでしょう。
多くの人が持っている資格ではありますが、意外とこの資格が活躍する瞬間は頻繁に起こります。
・営業で客先訪問をする時
・職場の荷物を運ぶ時
・上司や取引先担当者を送り迎えする時
このような時に自動車が必要とされる場合もあるでしょう。
ペーパードライバーでも心配無用です。筆者は学生時代に免許を取得してそのままペーパードライバーのまま卒業しましたが、新卒で入社した会社で営業部に配属されたのを機に自動車教習所に練習のため3回ほど通った過去があります。
「とりあえず何か役に立つ資格を取りたい」と考えている人にはおすすめの資格です。
実用秘書検定準1級
「秘書にはならないから勉強する必要はない」と思う人もいるかもしれません。しかし秘書としての振る舞いを勉強することで、敬語や姿勢、ビジネス文書の書き方など基本的なビジネスマナーを身につけることができます。
新卒入社間もない頃にビジネスマナー研修を受けた人も多くいると思いますが、おさらいのつもりで勉強すると意外にも新しい発見があるでしょう。取引先の担当者のお母さんのこと、敬った表現ではどう呼ぶか知っていますか?※正解は「御母堂(ごぼどう)」です。
また、「なぜ準1級なの?」と疑問に思う人もいるでしょう。2・3級は大学生が就職活動のために取得する傾向が強いため、最低でも準1級を取得しておくと周囲との差別化をはかることができるのです。
秘書検定は転職活動の面接時に、恥ずかしい思いをしないように改めて立ち居振る舞いを再確認してみたいときにおすすめです。正しいマナーを知っていると、自信をもって面接に挑めるようになります。
筆者は新卒入社のときにビジネスマナーを教えられる機会があまりなく(2日間の外部研修、そのあとは現場で上司や先輩から学ぶスタイルでした)自分の振る舞いに自信が持てない時期がありました。この資格を取得したとたん、自信を持ってビジネスシーンに臨めるようになった経験があります。
TOEIC(※目安のスコアは600)
言わずと知れた、皆さんご存知の英語の資格です。一度は受けたことがある人も多いのではないでしょうか。海外とのやり取りが多い会社や職種への転職を狙うなら、受けておきたい資格です。
TOEICの結果は合格/不合格ではなく、英語力が点数で出されます。「他の資格や検定と違い、不合格がないので心理的に安心」と話す人に筆者は出会ったことがあります。
ただ、どれほどのスコアまで到達すればいいのかは志望する業界や職種によって異なるので、あらかじめ調べておきましょう。
(スコアの目安はこちら )
約600以上のスコアを取得できれば履歴書に記載しても差し支えないでしょう。ただ「〇〇大学英語科出身」「留学経験あり」などとアピールすると、「経験のわりに点数低いけど大丈夫かな」と思われる場合もあるので注意。
筆者の経験では、700ぐらいのスコアで英語を使った事務仕事(見積や請求書、簡単な問い合わせ対応)は難なくこなせていました。
日本に訪れる外国人は年々増加しており、仕事だけでなく日常生活でも英語を使えます。
筆者はよく道に迷ってしまった海外からの旅行者に道を尋ねられる機会がなぜか多いのですが、英語を習得していて良かったと感じています。英語を日常生活でも使う可能性は今後高くなっていくため、英語を勉強し続けることは活躍の場を広げる手段になるでしょう。
英語を使った仕事をしたい人、継続して何かを勉強し続けたいと考えている人にはおすすめの資格です。
通関士
通関士は貿易のプロフェッショナルを示す資格としては、唯一の国家資格。輸出入者の代理人として税関に輸出入の申告や各種手続きを行う仕事です。通関士として働く場合、主に輸出入を代行する通関業者や輸出入品を扱う商社、海外輸出を行うメーカーで働くことになります。
貿易の知識を備えていることを証明する民間の資格である「貿易実務検定」も人気の資格ですが、最終的には貿易の道を究めて実際の手続き処理までを行える通関士をめざすこともおすすめです。
海外とのビジネスが当たり前になった今、貿易関係の仕事は需要が高まっています。申告や税金のことなど専門知識や事務作業が複雑であるために、その貿易を代行してほしいと考えている企業は多いのです。国家資格である上にこれから一層増えるであろう海外貿易に携わることができると考えると、ワクワクしてきませんか。
「これから規模が急成長する分野で活躍したい」「専門性のある仕事をしたい」このように考えている人にはおすすめです。
宅地建物取引士
聞いたことがある人も多い資格ではないでしょうか。略して「宅建」と呼ばれています。
宅地建物取引士とは、不動産の専門家であることを証明する国家資格。 不動産の売買や賃貸について取引をする場合に必要とされる資格です。不動産会社やマンションのモデルルームへ出かけると、担当してくれる営業担当者の名刺に「宅地建物取引士」と記載されていることがあります。
不動産の契約は高額であることから、契約時には契約者に丁寧に重要事項を説明する役目があります。また筆者もマンションを購入したときにはじめて知ったのですが、この重要事項の説明ができるのは宅地建物取引士だけ。
今後宅地建物取引士の日本人は減少していくだろうと言われていますが、不動産が不要になることはありません。そのため、不動産関係の仕事に転職する際に取得していると有利になる資格とといえます。
専門性を必要とする仕事がしたいと考える人にはおすすめの資格です。
筆者が大学生だった頃(10年ほど前)、宅地建物取引士は就職活動が始まる前に取得しようと勉強を始める友人が多くいた資格。しかし、正直なところ当時の筆者はあまり重要性にピンときていませんでした。
重要性に気づいたのは社会人になってからでした。結婚が決まった時、「新居はどこにしようか」と疑うことなく不動産屋へ出かけました。子供が生まれた友人夫婦は、ほどなくして住宅購入を考えてマンションのモデルルームへ向かいました。
このようにライフステージや環境が変わるとき、賃貸契約や住宅購入・売買を通して住む環境について考えることは自然なことです。どんなに景気が悪くなったとしても、不動産の需要がなくなることはないはず。
宅地建物取引士は将来性のある資格といえるでしょう。
アガルートアカデミーなら、オンライン講義で家にいながら宅地建物取引士試験に向けたプロの講座を受けられます。働きながらでも勉強しやすいでしょう。
CCNA
CCNAとはCisco Certified Network Associateの略で 、世界最大手のネットワーク関連機器メーカーであるシスコシステムズ社によるネットワークエンジニアの技能を認定する試験です。ほかにも、CCNPやCCENTといった上級の資格もあります。
CCNAは、ネットワークエンジニア(ネットワークの設計や構築、さらには保守運用を行う技術者のこと。ネットワークはもはや社会の生命線と言っても過言ではなく、ネットワークエンジニアは社会にとって欠かせない職種。)にとってまず取得しておきたい資格です。
合格した暁には名刺に認定ロゴを載せることもでき、ネットワークエンジニアとしてある程度の能力・知識があるという証明になります。実はネットワーク関連の会社に勤めていた筆者ですが、CCNAを取得したエンジニアは基本給が大幅アップするという制度がありました。
ICT技術の発展が著しい昨今、ネットワークエンジニアの存在は必要不可欠。IT業界で給与の高い仕事を探している人には、CCNAをまず取得することをおすすめします。CCNAを取得した当時の同僚は、次はLinux OSの認定資格である「LPIC」を目指すと話していました。
IT技術は日々進歩しているので、日々勉強が必要であることを忘れないようにしたいものです。
「未経験だから」と負い目を感じる必要はない【未経験からエンジニア転職体験談】
医療事務
医療機関での事務仕事をメインに行う為の資格です。患者の受付・応対、保険診療報酬の計算など、医療機関での縁の下の力持ちのような存在です。診察のコミュニケーション能力や正確な処理能力が求められますが、医療機関での仕事という点から社会的意義を感じやすい資格といえます。
医療機関で働くことができるということは、日本中どこに行っても仕事に困らないという利点があります。パートナーの仕事の都合上転勤が多い人など、新しい場所に住んでもすぐに働けるようにしたいと考えている人にはおすすめの資格です。
マンション管理士
マンション管理士は、各マンションで運営されている管理組合やさらに所有者への支援やトラブルの解決を行う職業です。近年日本国内ではマンションがたくさん建てられていますが、その一方で空き部屋や老朽化、近隣トラブルといった問題が増えている事実があります。
筆者が住んでいるマンションや、筆者の両親が住むマンション、周囲の知り合いが住むマンションでも、マンションの管理組合は一般的にはそこに住む住人で構成されています。専門知識のない住人が多い可能性も否定できず、解決する力が不足している場合があります。
そんなとき、住民たちが円滑なマンション生活を送れるためにサポートをするのがマンション管理士です。
多くの法律の知識や必要をするこの資格。人の悩み事を解決し、いろいろな人が抱えるトラブルを調整し解決することが好き、もしくは得意な人にはぜひ取得して活躍してほしい資格です。
中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業が抱える経営の悩みを手助けする国家資格です。
中小企業が社会で活躍する機会はどんどん上がる可能性があります。なぜなら日本の会社のうち約9割が中小企業とも言われているのです。
また、最近では企業どうしの取引には会社の規模(大企業や中小企業)はあまり関係がなくなってきました。例えば、大手の通信キャリアがベンチャー企業の扱うサービスや技術と提携し、新規事業を始める動きも増えています。中小企業診断士は、そんな環境の中で活躍する職業だといえます。
多くの法律の知識を必要とする資格ですが、人(とくに経営者)の悩み事を解決してきた仕事の経験がある人には面白く感じる資格でしょう。担当している中小企業が成長していく姿を見ることができれば、とても楽しくやりがいのある仕事かもしれません。
ぜひ挑戦してみてください。
保育士
子供が好きな人にとっては最高の資格かもしれません。筆者の友人にも、専業主婦から保育園でのバイトを経て正式に資格を取得し、正規雇用の保育士として働き始めた例があります。
現在、待機児童問題が取り沙汰されている一方で、保育士が足りないというニュースをよく耳にするようになりました。つまり、保育士の資格を持つ人を世の中が求めているのです。
待機児童問題という大きな社会問題を解決するためにも、社会から必要とされている資格の一つといっても過言ではありません。
先に紹介した医療事務と同じく、保育園も日本中どこにでもあります。転勤の多いパートナーについていきたいと考えている人にはぜひ取得を考えてほしい資格です。
最後に
資格取得の是非、そして将来性のある資格を10個紹介しました。
あくまで資格はビジネス上でのあなたの武器になるものです。資格取得に躍起になるばかりで、実力が追いつかないという事態は避けたいもの。そのような事態を避けるためにも、資格取得後も新しい情報を敏感にキャッチし、知識のアップデートを積極的に行っていきましょう。
まずは転職した後の自分が楽しく働けているかどうか、少し考えてみてください。もし楽しむために資格取得が必要なのであれば、ぜひ合格に向けて頑張って勉強を始めてみましょう。