残業が多くて退職を考えている人は、なかなか決断できなくて悩んでいる人もいるでしょう。

しかし1日2時間やそれ以上残業を続けていると、仕事へ集中できなくなったり体調を崩してしまったり、生活に支障が出てしまいます。

後悔のない転職をするために、残業が多くて退職したい時の対処法をチェックしておきましょう。

残業が多くて退職したい時にまずすること

「残業が多すぎて辞めたい…」

そう思ったとき、まずは一旦深呼吸。冷静に対処して後悔のない退職をしましょう。

残業を減らす工夫をする

「残業が多い」と感じたら、まず最初は自分でできるだけ残業を減らせないか工夫してみましょう。それで仕事が終わらなかったとしても、転職する場合「自分で工夫しても終わらないほどの残業だった」と努力を示せます。

残業を減らすには、タスク・スケジュール管理をして仕事を整理したり、整理整頓をして無駄な時間を減らしたりすると良いでしょう。

やることが整理され、少しでも仕事がやりやすくなるはずです。

詳しい管理の方法はこちら。

上司に仕事量の相談をする

自分で工夫をしても残業時間が減らない時は、ダメ元で上司に相談してみましょう。もしかしたら上司はあなたの状況を把握してなかったり、問題ないと思っていたりするかもしれません。

その場合も「自分で残業を減らそうとこんな工夫をしたけど、減らなかった」という事実があると、相手にも伝わるはず。

それでも上司が歩み寄ってくれない場合、転職を本格的に考え始めても良いかもしれません。

自分を見つめ直す

そう思って転職に踏み切れない方は、自分の中から答えを見つけ出しましょう。

これらを考えてみると、「大きなギャップはないか」「改善できそうか」がわかるかも。勢いで転職をするより、「なぜ転職するのか」がわかるので転職活動も進めやすいでしょう。

有休を取得する

ただでさえ残業が長く、プライベートの時間が少ない。自分を見つめ直す時間を作るのも一苦労。そんな時は有休を取得して時間を作りましょう。

一旦会社から物理的にも離れてみると、気持ちの切り替えができるかもしれないし、「やっぱり退職した方がいいな」と決断できるかもしれません。

冷静に判断するためにも、会社から離れてみましょう。

友達に相談する

気軽に客観的な意見をもらうなら、友達に相談がおすすめ。今の会社が自分の当たり前になり、会社が異常かどうかわからなくなりますよね。

会社の同僚や上司に相談すると、どこから「辞めたがっている」と噂が広まるかわかりません。信頼している社外の友達なら、客観的に判断してくれるでしょう。

「残業が多い」で退職するのはアリ？

「残業が多い」は退職理由になるでしょう。

努力しても残業が減らない、残業を奨励する文化な場合、問題は会社にあることがほとんど。残業問題を放置していたり、環境を改善しようとしていなかったり。「残業が多すぎて辞めたい」と思うほど辛いなら、早く離れた方が良いかもしれません。

そう思って放置していると、以下のことが起こってしまう可能性があります。

仕事も大事ですが、会社は今の会社以外にもたくさんあります。まずは自分の体や人生のことを一番に考えて、「今の会社で働き続けられるか」を判断しましょう。

面接で印象が良くなる退職理由の伝え方

残業の多さで退職した場合、面接でどのように言えば印象が良くなるのでしょうか。ポイントは以下の3つ。

いくら前の会社が悪くても、面接の場で悪口は控えましょう。面接官が聞きたいのは会社の悪口ではなく、あなたのこと。具体的な数値や残業削減への取り組みを話すと「改善しようとしていた」と示せるでしょう。

「残業が多くて辞めた」と言うとネガティブに聞こえてしまうかもしれませんが、ポジティブ変換すると前向きに聞こえます。

これらは一例ですが、自分の「残業が多くて辞めたい」にはどんな気持ちが隠れているか、考えてみましょう。

そして、嘘は禁物！面接官は何人も面接をしているので、あなたの嘘を見破ってしまうかもしれません。

退職したい時におすすめの記事

勢いで転職してしまうと、失敗してしまう場合があります。必ず「今の職場で改善できないか」「転職先に何を求めるか」を考えて転職活動をしましょう。

しかし、時には勢いが必要な時もあります。バランスを大事にしましょう。

そんな時は、キャリアアドバイザーに相談しましょう。プロの目線から、あなたの転職活動をサポートしてくれます。

ホワイト企業は楽なイメージがありますが、その考えでは転職が失敗してしまう可能性があります。ホワイト/ブラック企業の特徴を事前にチェックして、転職後のギャップを抑えましょう。

まとめ

残業が多くて辞めたい時の対処法を紹介しました。

残業時間が長いのを我慢していると、体調やプライベートなど、生活に支障が出ることがあります。

「あの時辞めておけばよかった」

そう後悔しないように、適切に対処しましょう。