【あなたの2021年の抱負は?】抱負を立てる前に必読!目標との意味の違い・メリット・立て方・具体例

上司など目上の人から抱負を聞かれて戸惑った経験はありませんか?

 

抱負を立てることは古くから正月行事の定番となっていますが、社会人になると、新年に限らずさまざまなシーンで抱負を聞かれる機会があります。

 

そんなとき、どう答えるのがベストなのか、そもそも抱負を立てるメリットは?この記事では、抱負の意味や目標との違いといった抱負についての疑問から抱負の立て方まで詳しく解説していきます。

目次

抱負とは?抱負の意味と目標との違い

 

新年を迎える際や新しいスタートを切るときに立てることが多い「抱負」。社会人になると新年や新年度、入社時などに抱負を聞かれることがありますが、意外と抱負の正しい意味について知らなかったりしますよね。

 

抱負とは、心の内にある「決意や計画」を指します。抱負の大きな特徴は、プロセスが示されていること。

 

自身が目指す姿(ゴール)に向けた計画や道筋がそこには必要で、「こうなりたい!」と言うだけでは抱負とはいえません。抱負を述べるときは、ゴールへのプロセスを明確にすることが重要です。

 

抱負と混同しやすい「目標」はプロセスに関係なく、目指すゴールのみを述べたもの。抱負と目標との違いについてわかりやすく例を挙げると、以下のように表せます。

 

<目標>

営業部で売り上げトップになりたい・・・ゴール

 

<抱負>

営業売上を上げるために毎日30件以上営業をかける・・・ゴールまでのプロセス

抱負を立てるメリット

 

抱負を立てるのは簡単でも、実現には努力が必要。そう考えると抱負を立てることにすら負担を感じる人もいるでしょう。

 

ビジネスシーンでは「抱負を立てること」自体を重いタスクを背負ったようにも感じるかもしれません。

 

しかし、抱負を立てるには多くのメリットがあります。

ゴールに向けてすべきことが明確になる

目標を掲げることでゴールが明確になりますが、プロセスも加えた抱負を立てることによって、よりやるべきことが具体化されます。やるべきことが見えれば、行動にも移しやすくなりますね。

 

目標に向かって「なんとなく」動くよりも、ぐっと達成率も上がるはずです。

毎日が充実する

抱負に沿って実行することで日々達成感を得られ、自身の成長も感じられるでしょう。成長を感じれば自信もつき、ほかのことにも前向きに取り組めるようになります。

 

最初はビジネスのための抱負でも、実行していくうちに生活面や恋愛面においても前向きになり、毎日が充実するでしょう。

周囲の信頼を得られる

ゴールへのプロセスが明確であれば、どんなときでもブレずに邁進していけます。

 

的確に動き、明確な指示ができる人には人望も集まるもの。周りからの信頼も得やすくなるでしょう。

 

達成と信頼が合わさり、収入アップや昇格につながる可能性もあります。

抱負を立てるときのポイント

 

抱負を成功につなげるためには、現実的かつ具体的な抱負を立てることが大切。リアリティのない抱負を立ててもふわっとしたままで終わってしまいます。

 

抱負を立てるときのポイントを押さえておきましょう。

なりたい姿を思い浮かべながら立てる

抱負を考えるときは「自分はどうなりたいのか」をできるだけ具体的に思い浮かべましょう。身近に理想の人がいれば、その人をモデルにしてもOK。

 

イメージをしっかりとらえることができれば、やるべき行動も見えやすくなります。

思い浮かんだことは紙に書いていく

「部署で売上トップの営業マン」など、理想像をイメージして思い浮かんだことを紙に書いていきましょう。紙に書き出すことで頭の中も整理され、抱負をまとめやすくなります。

 

決まった抱負も紙に書いて目につくところに貼っておけば、意識向上にも役立ちます。

 

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数字や期限を入れて具体的に

ゴールまでのプロセスには数字を入れるとより明確化されます。「〇月までに〇件の案件を獲得する」といった具合です。

 

こうすることで目標達成までの道のりが見えやすくなり、また、達成できたか否かも振り返りやすくなるでしょう。

現実的な抱負を立てることも大切

抱負は実行し達成を目指すことで成功につなげるもの。実行可能な、現実的な抱負を立てることが大切です。

 

1日20件の営業が平均的なのに、いきなり「毎日200件」を抱負に掲げるなど、あまりに非現実的な抱負は挫折の原因に。理想像を追求すると抱負も理想的になりがちですが、ここは冷静に現実的なラインを見極めてください。

抱負の具体的な例

 

抱負の立て方が少しずつイメージできてきたでしょうか。ここで、よりイメージが湧きやすくなるよう、抱負の具体例を紹介します。

 

抱負で目標へのプロセスがはっきり示されれば、行動すべきことがすぐわかるように。達成ラインも明確になるのでモチベーションにもつながるでしょう。

 

掲げた数字をクリアしたときの喜びは計り知れないものですよ。

ビジネスに関する抱負の例

・マネジメントの知識を高められるよう、月2冊はマネジメントの本を読む

 

・品質管理を改善するため、1日1回は品質チェックを行い、クレームを50%減らす

 

・4月中にサイトリリースし、年内に1,000PV以上獲得する

生活に関する抱負の例

・減量のため週に5回は3km以上ジョギングをする

 

・部屋を常にきれいに保つため毎日朝と夜の2回掃除をする

 

・週に2回はスポーツジムに行き体力をつける

マネーに関する抱負の例

・毎月3万円は貯金にまわすようにする

 

・副業で月に5万円以上は稼ぐ

 

・食費を節約し月3万円以内に抑える

抱負を聞かれたときの理想的な答え方

 

ビジネスシーンでは、抱負を聞かれたときの答え方ひとつで貴方のイメージが変わる可能性もあります。理想的な答え方を押さえ、イメージアップにつなげましょう。

ポジティブな言葉を使う

ビジネスシーンで抱負を聞かれるときは、ビジネスに対する熱意を測られているといっても過言ではありません。できるだけポジティブな言葉を使い、前向きな姿勢を見せましょう。

 

「できるかわからないのですが…」「自信はありませんが…」などネガティブな言い回しは避けること。また、「とりあえず頑張ります」といった漠然とした言い方も熱意が感じられないのでNGです。

1分程度にまとめて簡潔に伝える

抱負は要点をまとめてわかりやすく伝えることが大切。あまり長々と話すと、聞く側に「結局どうしたいのか」が伝わりずらくなってしまいます。

 

まずは目標を述べ、その後達成のための抱負を伝えると、その抱負に至った理由もわかりやすくなるでしょう。

 

理想は1分程度にまとめてシンプルに。熱意を示したいからと何分も熱く語るのは避けましょう。

まとめ

 

新年行事のひとつとして今までなんとなく立てていた抱負も、意味を理解し、ゴールとプロセスを意識して立てることで、日々の充実や成長につながります。

 

新年に限らず、何か頑張りたいもの、実現したいことができたときに立てるのも良いでしょう。今回の記事を参考に、自分を高められる抱負を考えてみてくださいね。

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