「自信を持ちたいのに、持てない。」「ネガティブになってしまい、どんどん自信をなくしてしまう。」「周りの目を気にしてしまい、堂々といられない。」
そんな悩みを抱える人が自信を持ち、楽しく前向きな人生を送れるようにする方法を紹介していきます。
目次
そもそも自信ってなに?持つ必要あるの?
「自信」とは、自分の価値・能力を信ずること。また、自己を信頼する心のこと。
自信とは目に見えないぼんやりしたものではありますが、自信を持つことには様々なメリットがあります。
成功を引き付ける
自信が持てると、失敗しても自分を責めすぎず失敗を前向きに捉えられます。次の行動に積極的に繋げることができるため成功しやすくなるでしょう。また、自分の能力以上の力を発揮することもできるようになります。
心に余裕ができる
周りの言葉や他人を必要以上に気にすることが無くなり、自分らしくいられるように。
失敗したり予想外のことが起きても「自分はうまくやれる。乗り越えることができる。」と自分自身を信じてあげることができます。
すると、どんな時でも焦らずに落ち着いて行動できるのです。
信頼される
自信は見た目にも表れます。自信を持っている人は堂々としていて表情も明るいですよね。そんな人は周りにもいい影響を与え、自然と自分にもいい影響を与えてくれる人が集まってきます。
人生を楽しむことができる
自信を持つことで仕事がうまくいくと、プライベートも充実していき、人生全体が楽しくなります。自信を持っている人は、自分や、自分の仕事の価値を感じられている人。自分自身の存在意義が分かると、社会全体から認めてもらえたような大きな気持ちに。
心に余裕が生まれ、小さな変化にも気づくことができます。繰り返しの毎日が色鮮やかな日々へと変わっていき、人生が楽しくなります。
まずは自信を持てない原因を探ろう
自信を持ちたいとあなたが今思っているのなら、「自信がないと気づいたきっかけ」「今自信がない理由」を探っていきましょう。ここでは原因を探る方法を紹介していきます。少し辛い作業になるかもしれませんが、原因が分かれば対処できることも増えます。
過去を言語化する
①過去の失敗
②今までの生活で他人と比較して、自分が劣っていると感じてしまう部分
③過去に他人から批判や避難された内容
これら3つを思い出せるだけ書き出してみましょう。小さくても構いません。大切なのは、いつ(WHEN)どこで(WHERE)なにを(WHAT)なぜ(WHY)どうやって(HOW)を明確にすることです。
はっきりと書き出すことで、目をそらしていたものに向き合うことになります。そうすると、人間は不思議なもので目をそらしてきた時よりも気にならなくなるのです。また、何か共通点が見えてきて、解決の糸口も見つけることができるかもしれません。
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相談する
人に話す過程で、考えが整理され今まで気づけていなかった部分が見つかるかもしれません。また、客観的なアドバイスを貰うことで「自信を持つ」こと自体に前向きな気持ちで取り組めるようになります。
一人で抱え込んでしまいがちな人、何をやっても自信がつけられなくて行き詰ってしまった人はぜひ勇気を出して相談してみてください。いつも自信があるように見える上司や、なんでも上手くこなしてしまうような同僚などに話すのがおすすめ。
少しでも自信を持つ方法
自信は大事だとはいくら理解していても、完全に自信を持つことは難しいですよね。ここでは今すぐにできる簡単な「少しでも自信を持つ方法」を挙げていきます。コツコツと積み重ねることで、気づいたら自分に自信を持つことができるようになっているはずです。
「成功ノート」を作成する
ノートを一冊用意して、次のステップで「成功ノート」を作ってみましょう。
STEP1.過去の成功を書き出す
人生の中で、自分が今までに成功してきたことを最初のページに箇条書きしていきます。成功の大小は構いません。なるべく具体的に書きます。
例:
・入社後初めて出した企画書が採用されて成功に終わり、その年の新人賞に選ばれた。
・初めて新年会の幹事をした時、選んだお店を上司が非常に気に入り、褒められた。会の進行もうまくいき、ビンゴ大会も大盛り上がりだった。
STEP.2毎日「できたこと・成功」を書き出す
仕事が終わったあとや、寝る前などにその日あったポジティブな出来事をできるだけ多く書きます。
例:
〇月△日
・部長にコーヒーを淹れたら、うまいと褒められた
・プレゼンの資料が見やすいとみんなから高評価
・ランチで同期の〇〇が褒めてくれた
・前よりもタイピングのスピードが上がった
STEP3.毎日「感謝」を書き出す
STEP2と同じタイミングで、その日あなたが他人に対して感謝したことを書き出してみましょう。自分を支えてくれる人がいることに気づかせてくれます。
例:
〇月△日
・先輩の△△さんが企画書の見直しをしてくれた
・同期が自分の誕生日会を開いてくれた
STEP4.落ち込んだ時に読み返す
STEP2・3を毎日続け、落ち込んでいる時・自信が持てない時に読み返します。
自分ができること・自分を支えてくれている存在を思い出すことができるので、自然と前向きな気持ちになり、自信が湧いてくるでしょう。
他人を褒める
他人を褒めると、「自分はどうだろう?」と自分の良いところ探しを積極的にするようになります。
また、人に褒められるとお返しとして褒め返したくなるもの。相手から返ってくるお褒めの言葉を自信に変えていきましょう。「褒めるための飲み会」を開催するのも良いかもしれません。
他人の人生から学び、自信をつける
人の成功談やシンデレラストーリーを知ることで、「こんな自分でもできるかも。」と思えるようになります。直接成功者に聞きに行ったり、本を読んだり様々な手段がありますが、中でもオススメは映画を見ることです。こちらのページでは、自信を持たせてくれるような作品が数多く紹介されているので参考にしてみてください。
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自信は2、3日で持つことができるものではありません。1つの大きなきっかけで持てるようになる人もいれば、小さな積み重ねで持てるようになる人もいます。焦らないことが大切です。
また、自信とはありのままの自分を受け入れ、明るい未来を信じること。過去と他人は変えられません。過去の嫌な思いを受け入れること、そして他人からどのように評価されるかはコントロールできないことを理解しましょう。
全ての人から好かれることはできません。「合わないな。」と感じる人は誰でもいます。まずは自分を大切にしましょう。あなたを全て理解してあげられるのは、世界に一人あなただけです。自信は思い込みなので、少しの心がけで変えることができます。自信を持って前向きな人生を送っていきましょう。