自分らしい生き方を求め、仕事を辞めて地元に帰りたい【帰るか判断する方法】

仕事を辞めて地元に帰る

どこへ行っても、人、人、人。気にしたくなくても周りの視線を気にしてしまう。家賃も物価も高いから貯金できない。

 

そんな都会での生活に疲れた方は「仕事を辞めて地元に帰ろうかな」と悩む方も多いでしょう。しかし地元と都会では環境も違い、判断しづらいですよね。

 

納得して選択できるように、仕事を辞めて地元に帰るメリット/デメリットと判断する方法を紹介します。

目次

仕事を辞めて地元に帰るメリット

「地元に帰る」ことが漠然としていて、イメージがつかない方も多いでしょう。そんな方に向けて仕事を辞めて地元に帰るメリットを紹介します。

地元の友達がいる

地元に帰ると、気心の知れた友達がいて安心できます。小中高の友達で、地元で働いている人もいるのではないでしょうか。

 

都会で仕事をし、ビジネスが絡んだ友人関係に疲弊している人もいるでしょう。地元なら純粋に「仲良くしたいから」で仲良くでき、気持ちが楽になるかもしれません。

過ごしやすい

幼いころから十何年か住んできた地元。住み慣れていると暮らしやすい理由がいくつかあります。

・物件探しが楽
・どこで買い物をすればいいかわかる
・余裕が生まれる
・自然が多い(場所による)

土地勘があるので「どこに住むと良いか」「買い物の場所」がわかるので、すぐに生活に馴染めるでしょう。

 

また移り住んだ都会よりも親しみがあり、落ち着けるかもしれません。

生活水準が上がる

地域によりますが家賃が安く、物価も低いため生活水準が上がる傾向があります。都会と比べて家賃が安いのに広い・立地が良い部屋が多く、快適に暮らせるかもしれません。

 

そしてなにより通勤ラッシュから解放されます。常に人と肩が触れる距離で通勤。それに疲れて「地元に帰ろうかな」と思う方もいるでしょう。

 

都会では狭い部屋に暮らし、満員電車での通勤に辟易している方にUターンはぴったりかもしれません。

支援を受けられる場合がある

都道府県や市町村によっては、移住支援をしている場所もあります。

支援例(2019.08.14現在)
宮城県仙台市内に就職すると、入社後3年間奨学金返還を支援。
香川県では家賃補助をしてくれる市町あり。

あなたの地元でも、帰ると受けられる制度があるかもしれません。参考にしてみましょう。

 

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仕事を辞めて地元に帰るデメリット

住み慣れた地元でも、仕事を辞めて帰るにはデメリットもあります。

 

「こんなはずではなかった」

後悔しないために、事前に確認しておきましょう。

年収が下がる可能性がある

地方は都会に比べて、平均年収が低い傾向にあります。

 

昼間人口が多い東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の平均年収は400万円超え。一方、同じ関東でも山梨県は平均380万円です。東北6県は全て385万円を下回っています。
参考データ:doda 平均年収ランキング最新版(2018/12/3公開)

 

都会・地方関係なく生きていくためにはお金が必要。地元に帰ると親の介護をすることになるかもしれませんが、介護にもお金は必要です。結婚して子どもができたら、教育費も重なるでしょう。

 

「都会にいた頃の年収ならまかなえたのに」

計画していないと、いざ介護費・教育費が必要になった時に後悔してしまうかもしれません。

転職活動が難しい

過疎化している地方では、都会よりも企業・職種が少ない傾向にあります。仕事内容の幅も狭まるかもしれません。

「都会にいた方がやりたい仕事があった」

そんなことにならないように要注意。地元に帰る前に求人をチェックして、「できそうな仕事はあるか」考えておきましょう。

地元に帰ることに悪いイメージを持つ人もいる

人によっては、あなたが地元に帰ってきたことに対して「都会では活躍できなかったのね」と思う人もいるかもしれません。

 

特に情報がまわるのが早い田舎では、あることないこと噂されているなんてことも。

 

しかし、地元に帰るのはあなたが決めたこと。周りの意見は気になると思いますが、胸を張れるように自分の意思で選択してから帰りましょう。

暇な時間が増える

都会に比べて娯楽施設やイベント、飲食店が少ない地方では、休日に暇な時間が増えてしまうでしょう。友達がいても、毎日・毎週遊ぶわけにもいきませんよね。

 

知らないうちに都会に慣れてしまっていて、「地方は退屈だ」と感じるかもしれません。

仕事だけでなくプライベートも暮らし方を決める大事な要素。「仕事以外ではどんな過ごし方をしたいか?」を考えてみましょう。

仕事を辞めて地元に帰るべきか判断する方法

メリット・デメリットはわかっても、自分ごとに落とし込んで考えるのは難しい方も多いでしょう。納得して選択できるように、地元に帰るべきか判断する方法を紹介します。

「都会が嫌」なのか「会社が嫌」なのか見破る

今の働き方への不満は、「都会だから」なのか「この会社だから」なのか見極めましょう。

 

転職でも環境は変えられます。人によっては、地元に帰るよりも都会に住み続けた方が負担が少ない場合もあるでしょう。

「地元に帰らないと環境が変わらない!」

そう判断するのはまだ早いかも。

・他に環境を変える方法はなにがあるか
・今の生活の不満なところ
・都会での転職ではだめな理由

これらを考えてみましょう。

人生で何を大事にするか考えてみる

「地元に帰る」選択だけにフォーカスするのではなく、あなたの人生プランを描いてみましょう。他人の意見も大事ですが、答えはあなたの中にあるかもしれません。

・どんな人生を送りたいか
・何を優先するのか
・何のために何をやるのか
・都会or地元で明るい未来が想像できるか

これらのことを考えれば、「どこに住むべきか」答えが見えてくるはず。

 

紹介したメリット・デメリットを踏まえながら、地元ではあなたの人生プランに合った生活ができそうか、考えてみましょう。

地元に住んでいる人の話を聞く

地元に住んで働いている人の話を聞くと、そこでの暮らしがイメージできるでしょう。生まれた場所とはいえ、「そこで働くとはどんなことか」経験したことがないのでわかりませんよね。

 

人との繋がりが強い地方では、「その人から地元の人を紹介してもらったから、移住した時に地域に入りやすい」なんてこともあるかもしれません。

 

実際に働いている人の意見を参考にして、「自分はその暮らし方をしたいか」考えてみましょう。

地元で仕事を見つける方法

仕事探しがうまくいかない場合、地元で仕事を見つける方法は、大きくわけて5つ。

 

・地方公務員になる
・農業をする
・仕事を作る
・Webスキルで稼ぐ
・通える他の都道府県で仕事を探してみる

仕事を選ばない、もしくは場所関係なく稼げるスキルがあれば、地元に帰っても仕事は見つかるでしょう。

 

地元に帰りたいけど仕事がない説【覚えておきたい5つの選択肢】

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まとめ

ただでさえストレスが溜まる仕事。都会では人混みや情報の多さなどストレス要因がいくつもあります。

 

しかし、地方に帰ったからといって全てが解決するわけではないのも事実。

 

「自分はどんな生き方をしたいのか?」

考えて、納得した形で選択しましょう。

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