「結婚します!」同僚から祝福される職場報告のポイント

結婚 職場報告

「ついに結婚!」と幸せいっぱいなあなた、おめでとうございます。結婚式や新婚旅行の準備、新居探しを考えるとワクワクしてきますね。お互いの両親への報告も控え、緊張していることでしょう。

 

しかし他に忘れてはいけないのが職場への報告です。いままでお世話になってきた会社だからこそ、しっかり伝えて仲間たちから祝福されたいですよね。

 

結婚5年目、社会人歴9年目の筆者が経験・見聞きしてきた内容を交えて報告の仕方のマナーをご紹介します。

目次

職場で結婚報告すべき順番

まずはどんな順番で誰に報告をすればいいのか、一度確認してみましょう。

①直属の上司→②更に上の上司・役職者→③部署・チームメンバー→④仲の良い先輩・同僚
※②と③は直属の上司が対応してくれる場合があります。

詳しい内容とその理由を下記にてご紹介します。

①直属の上司

まずは直属の上司に報告しましょう。結婚することで、休暇が必要になる、引越しや社会保険等の社内手続が発生するなど業務にも影響が出てくるからです。直属の上司はあなたや部署・チーム内の業務配分や今後の展望を計画しているからこそ、早めに報告することが望ましいでしょう。

 

あまりに直前の報告だと驚かせてしまうので、遅くとも結婚式の招待状を渡し始めるタイミング(一般的には2~3カ月前 参考:みんなのウェディング 上司や親戚にいつ送る?結婚式の招待状を送る適切な時期 、もしくは入籍が先の場合は入籍の1カ月前まで)に済ませておくのが良いでしょう。

 

直属の上司への報告が終わったら、あわせて次のアクションも相談して決めましょう。

 

それは更に上の上司・役職者や部署・チームメンバーへの報告のタイミングと方法です。直属の上司が直接報告してくれる場合や、直近の会議で発表の場を設けてくれる場合もあります。

 

筆者の場合はありがたいことに上司に両方対応してもらえました。直属の上司から報告を受けた営業部長から後日改めてお祝いをしてもらったことを覚えています。

②更に上の上司・役職者、③部署・チームメンバー

どちらも①で直属の上司が代わって報告・発表してくれる場合には特に心配ありません。直属の上司からの代理の報告・発表がない場合には②、③の順番で報告を済ませましょう。

 

どのように報告・発表をすればいいのか迷う場合は、下記の例を参考にして話してみてください。

 

個別に報告する場合:

報告したい相手の都合がよさそうなタイミングを見計らって、「このあとご報告したいことがあり、少しお時間よろしいですか?」と報告の機会をセッティングしましょう。

 

難しい場合には、周囲に人がいないタイミングを見計らって話を切り出すことも有効です。

「実はこの度結婚することになりました。相手は〇〇〇〇〇〇です。」

(結婚相手が社内の人でない限り、「学生時代からお付き合いしていた人」「〇〇業界で働いている人」程度で問題ないでしょう。)

 

「ぜひ結婚式にも来ていただきたいのですが、ご予定いかがでしょうか?〇月を予定しています。」

(結婚式を行わない場合は、「結婚式は身内で行います。」「結婚式を行う予定はありません」などと伝えておきましょう。)

 

会議などで発表する場合:

あらかじめ、直属の上司に発表の時間を設けることを打ち合わせておきましょう。

「私事ですが、この度結婚することになりましたのでご報告いたします。

 

結婚式は〇月を予定しています。普段からお世話になっている皆さんにもぜひ結婚式にも来ていただきたいと考えています。改めて招待状をお渡しに伺います。」

 

(発表の場合にも、結婚式を行わない場合は「結婚式は身内で行います。」「結婚式を行う予定はありません」などとはっきりと伝えておきましょう。)

④仲の良い先輩・同僚

親友同然の同僚がいれば、思わず一番に知らせたくなる気持ちはわかります。

 

しかし職場では仲の良さよりも、仕事での関係を優先させましょう。同僚に報告したことで噂が広まり直属の上司が人づてに知った場合、「直属の上司なのに聞いてない!」と気分を害する可能性もゼロではありません。

 

もし早く伝えたい場合には、①から④までを時間をあけずに済ませてしまいましょう。

職場で結婚報告する際に気を付けておきたいこと

結婚を報告する順番は確認できましたか?続いて、報告前にまとめておきたいこともチェックしておきましょう。

いつ入籍・結婚するのか

入籍や結婚式の準備の関係で、有給取得や早退をすることがあるかもしれません。トラブルが起きないよう、あらかじめ具体的な日程を伝えておきましょう。

結婚後は仕事を続けるのか、もしくは退職するのか

結婚するとなると、上司は部下が仕事を続けるつもりがあるかどうか気になるものです。

 

結婚報告をする時は、今後の働き方についても報告をしておきましょう。例えばパートナーの転勤に伴って結婚を決めた場合。付いていくつもりであれば早めに退職の意向も伝えておくと、上司の計画を立てやすくなります。

 

会社によっては、職場結婚の場合には夫婦どちらかの退職もしくは異動をしなければいけないこともあります。その場合は事前に就業規則を確認して、転職活動や異動の準備を始めましょう。

結婚式は挙げるのか

もし直属の上司や同僚達を結婚式に招待するのなら、予定を確保してもらうためにも、結婚報告の際にその意向を一緒に報告しましょう。もしこの時点で具体的な日取りが決まっているのなら「〇月〇日に結婚式を行うので、ぜひ来ていただきたいのですが…」とお誘いしましょう。

 

日取りが決まっていない場合には、「〇月ごろです」と時期だけでも伝えるとベターです。決まったら改めて報告しましょう。

 

もし結婚式を行わない場合や家族だけで執り行う場合にも、その旨を伝えておくとトラブルを防げます。伝えなかったことで混乱が起きた同僚がいたこともあり、「呼ばれるのかな?親族だけなのかな?もしかして、式自体ないのかな?」と心配をさせないようにしましょう。

 

さらにスピーチや乾杯の音頭を取ってもらいたい場合には、一緒にお願いすると直前で慌てずに済むので結婚式の準備もスムーズです。パートナーの職場の上司にお願いする場合は、ぜひこのことも気にかけてあげてください。

新婚旅行は行くのか

新婚旅行に行く場合、期間は大体1週間程度で計画を立てる人が多いでしょう(参考:みんなのウェディング 新婚旅行においての平均的・理想な日数

 

その間は会社を不在にすることになりますので、直属の上司には新婚旅行の日程も報告も忘れずに。担当業務が止まってしまうことがないように、その間の代理の対応を誰かにお願いするなどの準備が必要なので、この期間中のことも一緒に上司と相談しておくと安心です。

 

新婚旅行に行ったら、上司や同僚たちにちょっとしたお菓子などお土産を渡すことを忘れないようにしましょう。

社内手続きの方法

結婚に伴い、保険や年金の手続きなど総務的な手続きが必要になります。担当部署に問い合わせて、然るべき対応や手続きを円滑に行えるように備えましょう。

最後に

職場への結婚報告をする際のマナーをご紹介しました。

 

気をつけるポイントが多いですが、上司や同僚との今後のお付き合いを変わらず続けるためにも注意しておきましょう。せっかくの幸せいっぱいな一大イベント、周りの人から祝福されて過ごせるように準備をしっかり行いたいですね。

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