社会人になると、純粋に「友達」として出会う人は少ないですよね。

会社で同期や先輩、後輩と仲良くなってもどうしても間に「会社」の存在がちらつく。社外イベントに行っても、「〇〇会社の～です」「お仕事は何されているんですか？」と会社の話になってしまう。

このように「社会人になってからの友達がいない！」「友達の作り方ってどうだったっけ？」と思う人も多いかもしれません。そんな方は自分から行動して友達を作りましょう。

学生時代とは違い、社会人は偶然出会った人と友達になれる可能性が低くなります。今回紹介する社会人の友達の作り方8つをチェックしておきましょう。

友達を探していることを発信する

普段から「友達を探していること」を発信しておくと、周りの人が”気の合いそうな人”を紹介してくれるかもしれません。

“人間関係のハブとなりそうな人”に手あたり次第、相談してみましょう。

また、年齢・趣味・仕事・住む場所などの枠を超え、人と人をつなげるのが得意な”スーパーコネクタ―”と呼ばれる人もいます。できるだけ、このタイプの人を探していることを伝えておくのも一つの手です。

SNSを活用する

Twitter、Instagram、などのSNSを通じて、趣味嗜好の近いグループに参加する方法です。

自分の”好き”をもとに、以下のように検索してみましょう。メンバー募集の投稿が見つかるはずです。

「コミュニティ」ではなく「サークル」と検索するのもおすすめ。

交流はオンライン上だけでなく、実際に会う機会（オフ会と呼ばれる）もあります。

積極的に参加して、仲良くなれそうな人を探してみましょう。はじめから共通の話題を持っているので、コミュニケーションに困ることは少ないはずです。

最近親睦が少ない友人に連絡する

疎遠になりかけている友人に突然連絡してみる方法もあります。

1対1よりも、複数人で集まる企画を立てるのがおすすめ。互いの最近親睦がある人と出会う機会になるからです。

馴染みの店をつくる

若干ハードルは上がりますが、馴染みの店をつくり、常連のお客さんと仲良くなる方法があります。

できるだけカウンターに座りましょう。また、滞在時間が長くなりがちな店を選ぶのも大切です。

親睦が深まれば、店のイベント（花見、クリスマスパーティ）に誘ってもらえるかもしれません。参加できれば、絶好の友達を作るチャンスです。

習い事を始める

習い事を通じて友達を作るメリットは以下の通り。

あえて全くの未経験ジャンルで始めてみるのはいかがでしょうか？経験・知識がないと最初は上手くいきません。無邪気に失敗する姿が、親しみやすさを生むはずです。

未経験者が多くなりやすいニッチな趣味を紹介しておきます。

ボランティアに参加する

ボランティア・NPO活動に参加すれば、社会貢献意欲のある素敵な人と出会える可能性が高いです。

職種・業界・出身問わず、様々なバックグラウンドを持った人が集まっているでしょう。濃密で刺激的な出会いができるかもしれません。

趣味コミュニティに参加する

共通の趣味を持った人が集まるコミュニティ・サークルに参加する方法もあります。

SNS経由のグループよりも、リアル活動主体なので、より密度の濃い出会いができるはずです。

『つなげーと』『NewDay』『ジモティー』などのサービスを利用してみましょう。

異業種交流会に参加する

出会いを求めている人達が集まる異業種交流会に参加してみましょう。積極的な人が多いので、自分から話すのが苦手な方でも話しかけてもらえる確率がグンと上がります。

目が合ったら笑顔でアイコンタクトを取りましょう。

そんな風に思われる雰囲気が大切です。

偶然の幸運をつかみ取る力”セレンディピティ”を高める方法は以下の記事で解説しています。

すぐに友達はできない！焦らないのが大切

社会人で友第が少ないと、寂しさから焦る気持ちになるでしょう。

それでも、カンタンに友達はできない。半年間、1年間かけて、ぽつぽつと数人の友達ができたら良い方だ！と肝に銘じておきましょう。

焦ったせいで、無理矢理つくった友達とは長続きしません。なによりも、焦りは禁物。あなたらしく、あなたに合った方法で、あなたらしさが出せる友達を見つけてみましょう。

人脈を広げる目的・「会いたいと思われる自分になる」