「仕事が忙しそう」「いつ相談すればいいかわからない」と上司に相談するだけでも一苦労。結局悩みが解決されず、もやもやする人も多いのではないでしょうか。
しかし、「上司に相談するメリット」「相談しやすくなる方法」を理解していれば、適切なタイミング・相談の仕方を見極めることができます!
仕事を過ごしやすい空間にするためにも、チェックしておきましょう。
目次
仕事で上司に相談するメリット
プライベートでも仕事でも、相談できる人はたくさんいるでしょう。「わざわざ上司に相談しなくても」と思いますよね。しかし「上司だからこそ」の相談するメリットがあるのです。
・社歴が長い
・環境を良くしてくれる可能性がある
社歴が長い
長く働いている上司は、いろいろなことを乗り越えてきています。自分と同じことに苦しんでいたかもしれません。その頃を思い出し、きっと悩みを理解してくれるはず。
決定的な答えが欲しい時は、上司への相談がおすすめ。会社のことを理解している上、部下の指導に慣れているため、あなたの状況を配慮しつつ客観的なアドバイスをもらえるでしょう。
友達だと話を聞いてもらって楽になる、で終わりがち。それでも気分は楽になりますが、物足りない時もありますよね。「友達だからこそハッキリ言えない」こともあるでしょう。
上司ならいろいろな経験をしているため、鋭い角度からアドバイスしてくれるかもしれません。
環境を良くしてくれる可能性がある
上司の役割の一つは部下が過ごしやすい職場を作ること。あなたが相談したら、きっと何か対策を練ってくれるかもしれません。
仕事の割り振りやミーティングの立ち位置など、上司が配慮してくれたらとても過ごしやすくなりますよね。
会社には自分だけでは変えられない問題もあるので、その時に上司に相談すると良いでしょう。
悩んでいることが上司に伝わるだけでも、相談に大きなメリットはあります。「わかってくれない」と嘆かずに、こちらから悩んでいることを伝えることも時には大事。相互理解に繋がり、職場環境の改善に繋がるかもしれません。
上司に相談しやすくなる方法
「上司に相談したい!」と思っても、ビジネスマナーや上下関係が引っ掛かり、なかなか相談しづらいですよね。「何が正解かわからない」そんな時は以下の3つのポイントをまずはチェックしておきましょう。
・上司の思いを理解する
・タイミングに気を付ける
・話の仕方に気を付ける
上司の思いを理解する
「相談してくれて嬉しい」と思いつつも、上司にも仕事があります。あまりに唐突に何でも相談されたら「それくらい自分で考えて」と言いたくなるでしょう。
「わからなかったら相談してって言っていたのに」と思いたくなりますが、どちらも上司の本音。あなたも後輩になんでもかんでも聞かれたら、迷惑に思ってしまいますよね。しかし、基本は相談してくれて嬉しいと思っているはず。その思いを踏みにじらないためにも、上司の思いを察しながら相談しましょう。
上司の思いを理解しようとすれば、相談すべきものと自分で解決できるものがわかってきます。
タイミングに気を付ける
上司も人間。忙しそうな時と余裕がある時ではアドバイスも違う可能性があります。誰だって余裕がある時に相談してくれた方が、適切なアドバイスをできますよね。
「今忙しそうかな」と予定表を確認したり、わからなかったらチャットで予定を確認したり。表情や態度から適切なタイミングがわからなくても、確認できる方法はいくつもあります。怒っている時に相談してとばっちりを受けないためにも、タイミングに気を付けましょう。
話の仕方に気を付ける
話の仕方によっては「どうアドバイスすればいいんだ?」と悩ませるかもしれません。既にやってみたことをアドバイスされてしまうことも。時間の無駄になってしまいますよね。
・自分ではどのように悩んで解決策が出なかったのか
・結論から話す
このような工夫をして、相手に伝わりやすい話し方を心がけましょう。きっとあなたの気持ちがわかって、上司ならではのアドバイスを貰えるはず。
悩んでいる時にこれらの配慮をするのは大変かもしれませんが、結果的に「自分に合ったアドバイスをもらえるか」に繋がります。できるだけの配慮をして相談しましょう。
上司に相談しづらい時の対処法
「全然時間を作ってくれない」「信用できない」と上司に相談しづらい場合もありますよね。そんな時は無理に上司に相談しようとせず、他の人を頼りましょう。
人事に相談する
会社のことを熟知していてるけれど、近すぎずほどよい関係の人事。部署が違うからこそ客観的に意見を言ってくれるでしょう。就職活動時にお世話になり、話しやすい人事がいるのではないでしょうか。
人事に「上司に相談しづらくて」と言ってもいいかもしれません。あなたの声を聞くことが、職場環境改善にも繋がります。
カウンセラーに相談する
会社にカウンセラーが常駐している会社もあるのでは。カウンセラーは話を聞くプロ。あなたへの先入観なしに話を聞いてくれるでしょう。
会社に専門のカウンセラーがいなければ、ネットで探すと見つかります。「友達」「上司」など近すぎて話しづらい時におすすめです。
まとめ
上司に相談する時の方法を紹介しました。
「こんなに意識しなきゃいけないの?」と面倒くさく思うかもしれません。
しかし、少しだけでも相手の気持ちを考えることが大切です。
その間に冷静になって相談内容をまとめられるようになる、上司に配慮が伝わるなどメリットはたくさんあります。
気軽に相談できる良い関係を築きましょう!