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「どうしていつもいじめられるの?私に原因があるの?」
いじめられて前の職場をやめたのに、ここでもまたいじめられてる。直接キツい態度をとられることも陰でコソコソ言われることもとても辛いことです。環境を変えたつもりでもまた同じことの繰り返しだと、自分に原因があるとしか思えないかもしれません。
この記事では職場でいじめられやすい人の特徴といじめにあわない対策を紹介しています。
自分自身を振り返るきっかけ、あるいは、いじめに負けない心を持つきっかけになれば幸いです。
目次
はじめに
「いじめ」という行為は決して許されるものではありません。いじめは、人の気持ちを考えず自分勝手に人の心を傷つける行為です。
いじめをする人は、そういう行為をしなければいられない程、精神的に不安定な人たちだと思ってください。
いじめをしている人に直接反撃することは避けた方が良いでしょう。いじめにいじめで返しても得るものは何もありません。相手が自分にした「いじめという行為がなくなる」ための対処を考えましょう。
職場でいじめられやすい人の特徴
いじめられやすい人の特徴をみていきましょう。自分では一生懸命やっているつもりでも、いじめる側が間違った解釈をしていじめが始まることもあります。
どう誤解されている可能性があるのかを紹介していきます。
・仕事を覚えるのが遅い
・自分の考えや意見を言わない
自分では精一杯やっているつもりでも「仕事が遅い」「何を考えているか分からない」と思われてしまうと、気づかないうちにいじめの対象になってしまうことがあります。
「自分の仕事がうまくいかないのは、あなたの仕事が遅いからだ」「自分が失敗したのはあなたが自分の意見をきちんと言わないからだ」などと愚痴のはけ口になってしまうのです。
・さぼり癖があって遅刻や欠勤が多い
・ミスが減らない
・仕事の教え方がわかりにくい
仕事に対する姿勢に問題があると、上司、同僚、そして部下、全ての人に良く思われません。自分の仕事への影響が心配になるからです。日々の不満がたまると態度に出さずにはいられなくなり、いじめに発展してしまいます。
・失敗を人や環境のせいにして言い訳が多い
・人によって態度を極端にかえる
・八方美人
・目上の人に媚を売る
・エラそうな態度をとる
日ごろの態度が鼻についてイライラされることがあります。不満がだんだんと積み重なっていき、いじめに発展しているかもしれません。
・セクハラ発言が目立つ
・清潔感がない
・自慢話が多い
・仕事や上司の悪口や愚痴が多い
・職場独特のルールに気づかない新人
明らかに職場の雰囲気を乱すような発言や態度は不快感を与えてしまいます。
ここにあげた項目に当てはまるものがない人もいるでしょう。いじめられやすい人は「誤解をまねきやすい」人だからです。実際はそうでなくても、そう思われてしまうといじめの対象になるということです。ということは、実は誰もがいじめられる可能性を秘めているということになります。
職場でいじめにあわないための対策
今後いじめにあわないようにするにはどうしたら良いのでしょうか。ちょっとしたヒントから難易度が高いものまで紹介していきます。
自分の習慣を振り返る
自分では気づかないけれど、周りの人にイヤだと思わせている習慣があるかも知れません。自分の習慣、口ぐせ、行動のくせなどを一度振り返ってみましょう。
職場で嫌われる人が”自分で気づかない”10個のNG習慣・特徴
自己肯定感を高くする
自己肯定感の高い人をいじめる人はあまりいません。なぜならいじめる人の方がかえってみじめな気持ちになってしまうからです。自己肯定感の高い人は他人の判断基準に左右されないので、いじめられてもオドオドすることがありません。
自己肯定感を高くするには、ちょっとしたことを意識するだけです。例えば「褒められたら感謝の気持ちを伝える」「嫌な人から距離をとる」など。自己肯定感は現代を生きる上で欠かすことのできない「エネルギー源」。意識して高めていきましょう。
仕事の能力を上げる
会社は仕事をするところです。会社は効率よく業務をこなし、誰からも信頼され、高く評価されている人の強力な味方。
会社にとって価値のある必要不可欠な存在であれば、辛いいじめにあって辞めようと思う時にも強く引きとめられ、親身になって考えてくれるでしょう。いじめた相手に対して会社側が対処してくれるかも知れません。
ABC理論を意識する
普段の生活から『ABC理論』を意識することもおすすめです。『ABC理論』は「感情はその出来事自体が生み出すというよりも、自分自身の受け止め方が引き起こす」という理論。
何事もあなたの受け止め方次第です。いじめにあうことは辛く、その受け止め方を変えるのは全く容易なことではないでしょう。しかしどんな事でも受け止め方は1つではないと考えることで、自分自身を見失わずに済むかも知れません。
常日頃から意識しておくとネガティブな心理状態になった時、心を楽にするきっかけのひとつになるでしょう。
職場でいじめられてしまったときの対処法
何とか今のつらい状況から逃れたいときはどうすればよいのでしょうか。あなたが相手をどう思うかによって対処も変わってきます。相手が大きな存在であれば法的処置を考えなければならないかも知れません。
身近にできることから法的処置まで、いじめの対処法を紹介します。
記録をつける
いじめられていると感じたら、日記をつけるようにしましょう。いじめの記録になるだけでなく、苦しい気持ちを軽くする効果も期待できます。
忘れないうちに日時や周りに誰がいた、などできる限り詳しく被害状況を書いておきましょう。今後、自分ひとりではどうにも対処できないときに証拠として役立つこともあります。
ただし書くのが辛く感じたときは無理せず、書ける気持ちのときに書いてみましょう。
いじめている相手を観察、分析する
相手をよく観察して、この3点を冷静に分析しましょう。
・いじめる理由:なぜいじめという行為をするのか。
・トリガー :その人が攻撃的になりやすい出来事(=トリガー)は何か。
・いじめの対象:なぜ自分がいじめの対象になったか。
いじめられる人に原因があるとは限りません。
いじめをする人は、自分の欠点を隠すためや自尊心を取り戻すために、自分より弱い(と思う)人を見つけていじめるのです。そうすることで自分の力を確認したつもりになっています。
分析によって原因がわかることで、トリガーがわかりやすくなるでしょう。原因やトリガーが明らかになったら対処は簡単です。トリガーになりそうな雰囲気を感じたらその場から離れましょう。
いじめを気にしていないふりをする
原因に心当たりがないのであれば「あなたをいじめても仕方ない」と思わせましょう。例えば、次のような行動が有効です。
・失礼なことを言われたら、聞こえないふりをする
・皮肉やお世辞を言われたら、言葉どおり受けとめるふりをする
・過去の失敗を何度も蒸し返されたら、そのことはもう気にしていないと穏やかな態度できっぱり伝える
・自分のことを笑いものにしたら、一緒に笑ってしまう
・ミスをしても冷静に対処する
いじめても思い通りのオドオドした態度にならないと面白くないので、別のいじめの対象を探すようになります。そうして次々といじめの対象を変えていると、いつの間にかいじめている本人が孤立してしまうでしょう。
参考:ライフハッカー(日本語版)『職場で「大人のいじめ」にあった時にすぐやるべきことは?』
相談する
誰かに相談することはとても大切なことです。ひとりで戦おうとせずに周囲に助けてもらいましょう。アドバイスを求めるのではなく、自分の気持ちをぶちまけるつもりで話せばよいのです。
相談する相手・窓口としては3つあります。
・同僚・上司・家族
・社内の相談窓口
・社外の相談窓口
同僚・上司・家族に相談する
信頼のおける同僚や上司に相談することはひとつの対処法になります。日ごろの職場の状況を理解してもらっていじめを防止できることがあるでしょう。会社には、働きやすい職場環境を整える義務があります。組織全体でいじめ対策をするのは正しいことなのです。
理解ある上司であれば、デスクの移動やプロジェクトチームの変更など、環境を変える対処をとってくれるかもしれません。
しかし相談する相手を間違えてしまうとかえって自分の立場が悪化することもあります。相談する相手についてはじっくりと考えましょう。家族に状況を知っておいてもらうことも良いですね。職場環境について客観的に見てアドバイスをくれるかもしれません。
社内の相談窓口
社内の相談窓口には「従業員のための相談窓口」と「企業内カウンセラー」があります。いずれにしても相談者のプライバシーは保護されるため、安心して相談することができるでしょう。
従業員の相談窓口
相談→調査→加害者・相談者への処置の検討→アフターフォロー→再犯防止
こちらの流れで対応してくれます。
企業内カウンセラー
従業員のためにカウンセリングルームを設けている会社も。常勤のカウンセラーが親身にあなたの話を聞いてくれます。
社外の相談窓口
社外の相談窓口として4つご紹介します。
総合労働相談コーナー
みんなの人権110番
こころの耳
法テラス
総合労働相談コーナー
職場のトラブルに関する相談、解決のため、全国380か所に設置。労働基準監督署では対応が困難な個人の感情によるハラスメントや、不当な扱いの相談をすることもできます。電話もしくは労働局で面談することも可能です。
みんなの人権110番
職場のいじめや嫌がらせも立派な人権侵害です。電話をかけることがはじめの一歩になりますが、インターネットでの相談も可能です。その後、法務局・地方法務局及び支局で面接による相談を受けることもできます。
こころの耳
電話、メール、SNSなどいろいろな手段で相談できる窓口を紹介しています。
法テラス
国が設立した法的トラブル解決の総合案内所です。「法的処置」と聞くと少し大げさな印象を受けますが、最も客観的な判断ができて効果のある対処法です。実際に法的処置をとるかどうかは別にして、法的な情報を知っておくことも良いでしょう。
問題を解決するための法制度や手続き、適切な相談窓口を無料で案内してもらえます。
退職を検討する
いじめに立ち向かえば立ち向かおうとするほど、精神をすり減らしてしまう場合もあります。そんな時は逃げても良いのです。
あなたの体を第一に考えて、退職を検討しましょう。もし上司や周りの目が気になって言いだしづらい場合には、退職代行の利用もおすすめ。あなたの代わりに退職の意思を伝えてくれるので、気まずい思いをせずにすみます。
退職代行のおすすめサービス
『退職代行Jobs』
・顧問弁護士監修
・入金前に無料相談可能
・入金後の相談回数無制限
・プレゼントあり(退職届/業務引継書テンプレートなど)
まとめ
いじめにあっている毎日はとてもつらく、「どうしてそういう思いまでして仕事に行かなければならないのか」と思うこともあるでしょう。
しかしどうか負けないでください。人間関係は変化するものです。そしてどこかに必ずあなたが心安らぐ場所があります。一日も早くいじめられることを恐れずに仕事に行ける日がくることを祈ります。
職場環境の悩みで辛いなら退職代行の利用も検討してみよう
職場環境の悩みに耐えられず会社を辞めたいと思っても「周りに迷惑がかかる」と辞められない人も多いでしょう。そんな人には退職代行がおすすめ。あなたの代わりに会社に退職の意思を伝えてくれるので、気まずい思いをせずにすみます。
・周りの目が気になる人
・なかなか言い出せずに毎日を過ごしている人
・引き止められて辞められない人
・ハラスメントを受けている人
このような人は、退職代行を利用すればスムーズに辞められるでしょう。きっとストレスからも解放されるはずです。
不安な場合は、まずは退職代行サービスに相談してみましょう。 安全に利用できるおすすめの退職代行は「【2022年徹底比較】退職代行おすすめ人気ランキング29選」の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。