【まただ…】仕事のミスで落ち込む時の対処法・ミスが止まらない理由

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仕事でミスをしまうと落ち込みますよね。

 

「誰にでも仕事でのミスはある」と頭ではわかっていても、やはり、自分はミスばかりしている気分。会社に損害を与えてしまうような大きなミスをしてしまうと「クビになってしまうかも」とさらに落ち込んでしまうでしょう。

 

この記事では仕事でミスしやすい人の特徴と落ち込んだ時の気持ちの切り替え方、さらに誠意が伝わる謝罪方法を紹介します。

 

仕事のミスをできるだけ減らして、落ち込まないようにしましょう。

目次

誰でも仕事でミスをする

毎日ミスばかりしていると、自分だけがたくさんミスをしているように思えて落ち込んでしまいますが、誰でもミスはするものです。

 

ミスとは、脳が情報処理をする過程で発生したエラーの結果。人間は目や耳から受け取った情報を脳で記憶と照合し、それにふさわしい行動を判断して行動しています。

 

膨大な情報量を脳で同時に処理するため、誰でもいつでもエラーが起きています。つまりミスをする可能性は決してゼロにはならないと理解しましょう。

 

誰でもミスはするのですから、落ち込みすぎる必要はありません。

 

参考:マイナビニュース 人はなぜミスをするのか? – 元ANA整備士に聞く、ヒューマンエラーの正体

仕事でミスしてクビになる可能性は低い

社内の関連部署のみならず、取引先にも謝罪に出向かなければならないほどの大きなミスをしてしまうと「これでクビになるのだろうか」と不安になることもあるでしょう。

 

労働契約法第十六条によれば、ミスで解雇される可能性は低いと言えます。

解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。

引用:労働契約法 第十六条

業務上のミスは「客観的に合理的な理由」には当たらないと考えられます。大きなミスをしたとしても、ミスをした社員に対して十分な社員教育がされていたかが問われてしまうため、会社が解雇を言い渡すのは難しいでしょう。

 

ミスでも解雇される可能性があるケースもあります。

 

例えば上司への嫌がらせ目的でミスを故意に重ねるといった行動。会社に損害を与えようと故意にミスをする、違法ドラッグの使用など犯罪行為をした場合は「客観的に合理的な理由」と見なされ解雇されます。

 

誠意を持って仕事をしている限りは、ミスしてもクビになることはないので安心してください。

関連「もしかしたら仕事をクビになるかも・・・」怯える前に読むべきまとめ記事

仕事でミスしやすい人の特徴

仕事でミスしやすい人には次のような特徴があります。ミスをする原因は環境によるものが多く、その人の性格であるケースは少ないのです。

経験が不足している

ベテラン社員と比べると新入社員はミスが多いです。これは仕事に慣れていないことが原因。例えばコピー機の操作に慣れていないため、両面コピーの向きを間違えてしまうなどのミスが起きます。

 

経験不足によるミスは、わからないことは何でも質問する、明確な指示を与えるなど双方のコミュニケーションの意識をあげることで解消できるでしょう。

焦っている

締切が間近に迫っているなど、焦って心に余裕がないとミスにつながります。

 

書類の誤字脱字などは焦っているとなかなか見つけにくいものです。焦ると冷静な判断や行動ができなくなり、自分がしたミスを見逃してしまいます。

 

いつでも心に余裕があるようにするにはタスク管理が大切。仕事量と自分の作業効率を考えて見直す時間も含め1日のスケジュールを立てるようにするとミスを減らすことができます。

あいまいな情報で業務を始めてしまう

あいまいな情報で業務を始めてしまったことが、ミスの原因となるケースもあります。

 

例えば上司から「これ、急いでやっておいて。」と指示された場合。今やっている業務を中断するほど緊急なのか、今の業務のあとでも間に合うのか、わかりません。自分で判断して進めてしまうと上司の予定と合わずミスに繋がることがあります。

 

上司からの指示だけでなく、業務上の連絡事項であいまいな表現があった場合には速やかに質問するようにしましょう。

 

さらにメモなど記録に残すと作業中いつでも指示の確認ができてミスを防げます。脳の情報処理はエラーが多いことを思い出し、記憶に頼るのは避けましょう。

関連思い込みが仕事の失敗・ミスを生む真の原因は?ケアレスミス改善対策

ミスを気にし過ぎる

細かいミスを恐れるあまり視野が狭くなりミスしてしまうこともあります。ミスしないようにする心がけは大切ですが、細かいことばかりに集中していると本当に必要な情報を逃してしまうかもしれません。

 

例えば、書類の体裁ばかりを気にすると作成に予定以上の時間がかかり、提出間近に慌てて印刷するようになります。全体を見直す余裕もないため、必要な情報が抜けるなどのミスがあっても手遅れ。

 

広い視野でその業務の全体を見たうえで、ミスがないように細かいところに目を向けることが理想です。

関連仕事で落ち込む自分を”そっと”支える魔法の名言集|悩み・疲れを吹っ飛ばすテクニック

マルチタスクをしようとする

1度に複数の業務をしようとすると集中力が低下し、ミスが多くなります。マルチタスクをすれば効率が上がると思われがちですが、実はその逆。マルチタスクは生産性を下げる仕事のやり方なのです。

 

1つの業務を行うだけでも脳には膨大な情報が送られ、脳内では情報処理が行われているのです。エラーももちろん発生しています。

 

1度に複数の業務をすればそのエラーの数は何倍にもなるためミスにつながる可能性が増えるのです。

 

タスク管理を徹底しましょう。1日の仕事量が定まったら優先順位をつけスケジュールを調整。1つの業務に集中できるため、心に余裕ができミスを減らせます。

仕事でミスをして落ち込む時の対処法

ミスをしてしまうとそれを挽回しようと焦ってしまうかもしれません。しかしミスした時の対処法を分かっていれば焦る気持ちを抑えて対処することができます。

 

ミスで落ち込んでも次の業務に支障が出ないように対処する方法を紹介します。

ミスを書き出す

ミスを書き出して向き合うことで、ミスから立ち直る基盤を作れます。ミスをした自分を「ダメだ」と考えているうちは先に進むことはできないので、ミスした自分と冷静に向き合うことが必要だからです。

 

ミスを書き出すと、頭の中だけでもやもやしていた気持ちを整理できます。自分の感情を客観視できるため、冷静にミスの原因や対処法を考えることができるのです。

 

書くという動作は記録に残すためと思いがちですが、実は、自分の中から取り出すためなのです。

 

落ち込んだ気持ちを書き出すことで心が軽くなるのは、気持ちが紙に移った証拠。書いたメモを客観的に見て対処法を考えましょう。

タスク管理を徹底する

ミスをしないようにするには、日々のタスク管理を徹底しましょう。

 

一日のタスクを把握し、スケジュールを立てる時には余裕がある仕事量と時間を設定することがポイント。心に余裕ができるため、焦らずミスを減らせます。

 

1つの業務を完了させるまでに確認が必要となる資料や、関連部署への連絡のタイミングなどを想定しておくと、効率よく業務を進められます。情報不足、時間不足によるミスをなくせるため、ミスは激減するでしょう。

関連【完全版】タスク管理の方法・コツを徹底解説!”仕事がデキる人”に近づこう

指示内容・必要な知識を確認する

まずは指示された内容をしっかりと確認しましょう。初歩的ですが、大事な箇所はメモをとるなどいつでも振り返ることができるようにしておくと安心です。

 

またその作業に必要な知識があるのなら、この機会に改めてチェックしてみましょう。しっかり覚えたら、意外とミスが減るかもしれません。確認のために手を止めることが減るので、作業時間が短縮できておすすめです。

仕事の前に業務全体の流れを確認する

指示を受ける、または業務が始まる前に、指示や業務の流れを確認できていますか?作業に取り掛かる前に業務全体の流れの確認を心がけてみましょう。

 

確認するものがわからない場合は、下記のポイントを参考にしてみてください。

 

・いつまでに必要なのか
・どんな情報を盛り込めばいいのか
・どんな形式で提出するのか(紙か、データか)
・マニュアルや参考資料はどこにあるか
・だれに提出するのか

 

これから取り掛かる作業がなんのために必要なのかを把握しておくと、「間違えてはいけないポイント」が見えてくるでしょう。

 

また、ビジネスやプロジェクトの一要員になった心地がしてやる気が湧いてくる人もいるようです。

 

流れを把握するのは難しいかもしれませんが、大事なポイントをおさえることができれば意外と簡単です。

指をさしながら確認する

資料や成果物を目の前に広げて、指をさしながら確認をしてみましょう。

 

作業が立て込むと、頭が疲弊してしまうことはありませんか?そんな状態で見直しをしても、ミスを見逃してしまいがちです。

 

指差しのアクションが入ることで、意識的に内容をチェックできるようになります。

 

さらに声に出しながら確認すると効果的です。いっそう意識的に集中して確認作業を行うことができています。小声でもいいので試してみませんか。

すぐに質問する

不明なことをそのままにして業務を進めるとミスの原因になってしまうため、すぐに質問するようにしましょう。

 

初めて行う業務については「何がわからないかわからない」状況で質問もできないかもしれません。その場合は質問より確認をしましょう。

 

まずは「何を」「いつまでに」「どうするか」を確認して業務に取り組みます。

 

全体の30%程度進んだ時点で「このように進めていますが問題ないでしょうか」と確認。その後60%、80%の進捗状況で確認を求めるようにすると、指示内容から大きく外れず業務を完了できます。

 

指示を受けたときのメモを見返しても不明な点は、自己判断せずに質問することでミスを避けられます。「よくわからないけれど自分はこうだと思う」と自分の意見を準備した上で聞くようにしましょう。

 

業務に対する意欲が伝わり、具体的な指示をしてもらえます。

関連仕事で「何がわからないのかもわからない」状況を脱出する方法・注意点

相談する

ミスしたあと、どうしたらよいかわからなくなったら先輩や上司に相談しましょう。同じ業務に携わっている先輩はもしかしたら同じようなミスをしているかもしれません。

 

ミスの内容、その原因は自分にあることを正直に伝え、さらに考えられる対処法など自分なりの意見をまとめたうえで相談するようにしましょう。自分の意見を言うことで失敗を次のステップにつなげようという意欲が伝わり、快く協力してくれます。

 

笑みを浮かべ「ミスっちゃいました、助けてください」では誰も手を貸してくれません。ミスを反省し、何とか対処しようとする誠意が大切です。

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休憩をとる

精神的に疲れがたまっているせいで、ミスが続いているのかもしれません。精神的なストレスが蓄積すると、注意力が散漫になりケアレスミスが増える傾向が強いといわれています。

 

もし今任されている作業の締切に日程の余裕があるのなら、ひと晩しっかり休息して翌日再トライすることを考えてもいいでしょう。

 

どんなに休んでも気分が沈んで仕事が手につかない、イライラして集中できない状態が続く場合には、ストレス発散のための有給取得や専門家への相談などの手段を考えてもいいかもしれません。

関連【間違った息抜きしてませんか?】仕事での息抜きの重要性と正しい息抜きの方法

仕事でミスした時の謝り方

仕事でミスをしたら素直にミスを認め速やかに謝罪することが大切です。誠意が伝わるような謝り方を紹介します。

 

どのような形で謝るにしても、お詫びを伝える流れは同じです。

お詫び→事実と理由→対応策→お詫び

詫びる気持ちを伝えるのはもちろんですが、なぜそのミスが起きたのかも説明する必要があります。またこのミスを踏まえて今後の意向を示すことで、ミスをミスで終わらせず先につなげるつもりがあると伝えられるでしょう。

 

ミスに気づいたらまずは直属の上司に報告し謝罪。関係部署にもできるだけ早くミスを報告し直接謝罪に行くことが大切です。

 

取引先にも影響が及んだ場合、上司と相談の上直接謝罪に行くことが礼儀ですが、遠方なら電話でも構いません。

 

メールやFAXで謝罪するのは極力避けましょう。伝わったかどうかも不確かになり、文面だと謝罪の気持ちが十分に伝わらない可能性があります。

 

お詫びを伝える言葉として「ごめんなさい」は軽々しく聞こえるのでNG

「この度は誠に申し訳ありませんでした。」
「今回の件に際して、多大なるご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」など「お詫び申し上げます」

「申し訳ございません」

これらを使うと良いでしょう。

落ち込むときは相談してみよう

1人だとどんどんネガティブな方向に考えてしまって、「なんであんなミスをしてしまったんだ」と立ち直れない時もありますよね。そんな時は勇気を出して相談してみましょう。いつも頼りにしてくれている友達、あなたの状況を理解している上司・同僚など、適切な人を選べばきっとあなたの気分も晴れるはずです。

 

「身近な人にはなんだか話しづらい」
「”何もしたくない”ってどう相談すれば良いかわからない」

そんな人には、第三者であるカウンセラーに相談がおすすめ。あなたの普段の様子を知らないからこそ、偏見なく話を聴いてくれるでしょう。これまでの経験からあなたに合ったアドバイスをしてくれるかもしれません。

 

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まとめ

誰でもミスはする!

このことをしっかり胸に刻みましょう。

 

大切なのはその後の行動。

『わたしは、決して失望などしない。どんな失敗も、新たな一歩となるからだ。』

エジソンの言葉です。

 

ミスを次の新たな一歩と考えて、前向きに進みましょう。

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