「本気で人生を変えたい」と思う理由は人それぞれでしょう。
職場と家との往復だけの毎日。マンネリ化した仕事。このままで私はダメになりそうだから「退屈な今の生活を変えたい」と思う人。
毎日のように上司からはダメ出しされるし、職場の雰囲気もいまいち。自分の能力が発揮できるように「環境を変えたい」と思う人。
「人生を変えたい」と思うとき、何から始めたらよいのでしょうか。この記事を読んで「人生を変えたい」という思いを行動につなげましょう。
目次
「人生を変えたい」時はじめの一歩としてすること
全ての実行は「はじめの一歩」から。そこで、あなたの「はじめの一歩」を決めましょう。「大きな一歩」ですか?「小さな一歩」ですか?どちらにも一長一短があります。
「大きな一歩」
良い点:一発逆転。人生を180度変える可能性がある。
悪い点:もう一度「変えたい」と思ったときにさらにエネルギーが必要になる。
「小さな一歩」
良い点:「これは違うかな」と思ったときに方向転換しやすい。
悪い点:人生が変わっているかどうか実感しにくい。
まずは自分の性格に合った「はじめの一歩」を。どのような「はじめの一歩」があるか具体的に見ていきましょう。
大きな一歩になること
大きく状況が変わるような人生を変える方法を紹介します。
職種を変える
「今までとは違う職種に転職する」と人生はガラッと変わります。事務職から営業職へ。デスクワークから現場仕事へ。業務内容はもちろんのこと、職場の雰囲気も全く今までとは違うでしょう。
慣れない仕事に始めのうちは苦労するかもしれません。しかし新たな環境でモチベーションもあがるので、充実した日々になる期待もできます。
職場の環境がよくない人、今の職場では自分らしさが出しにくいと感じている人におすすめします。
海外で働く
日本を出て、海外で働くことも大きく人生を変えることができます。実際に海外で生活すると、現地の人々と触れ合うなかで、日本とは違う風習や食文化を知って、自分の価値観や考え方も変化するかもしれません。
今の会社で駐在員になるチャンスがあれば、積極的に自己アピールしましょう。
プログラマーやブロガーなどPCだけで行える仕事ができるなら、仕事を辞めてノマドワーカーとして移住することもできます。その場合外国語が不安でも、日本から仕事を受注すれば必要最低限の会話を覚えるだけですむでしょう。
ワーキングホリデーやインターンシップなど短期間海外で働いてから、その経験を生かして日本で新しい環境のもと仕事をするという方法もあります。
引っ越しをする
「環境を変えたい」と思う人には引っ越しも「人生を変える」一歩になります。引っ越し作業は大変ですが、「断捨離」する良い機会です。ものと一緒に今までかかえてきたストレスも断捨離してしまいましょう。
よく買い物するお店も変わります。友人と遊ぶ場所も範囲が広がるでしょう。通勤時間に合わせて仕事の時間配分を工夫する必要も出てきて、より効率よく仕事ができるようになるかもしれません。
心と体が疲れて帰宅しても、新しい環境できっと気分もリフレッシュできます。
転職する
今の仕事内容は自分に合っているけど新しい環境に行きたいと感じているなら、同じ職種で転職しましょう。同じ職種であれば今までの業務経験を十分に発揮することができます。その上一緒に働く人も変われば、人間関係の悩みは解消され集中して仕事に取り組むことができるでしょう。
異動願いを出す
同じ会社にいても部署が違えば、職場の雰囲気は違うでしょう。会社によっては人事制度の中に「自己申告制度」「社内公募制度」「社内FA制度」を設けている場合があります。希望通りに異動が実現すれば、モチベーションも上がり、業績アップのため取り組みにも力が入りますね。
そのような人事制度がない場合は、日ごろから異動へ向けた地ならしをしておくことが大切です。そのためには信頼のおける直属の上司に自分の要望を理解してもらいましょう。希望部署の上司と少しずつ親しくなっていく方法もあります。
地道な働きかけをすることで希望部署への異動が叶うかもしれません。
小さな一歩になること
最初の一歩を踏み出しやすく、だんだんと人生が変わっていくような方法を紹介します。
旅行をする
日常の流れをいったん「旅行」という楽しい時間で切ってしまいましょう。旅に出ると、日常から離れて、仕事のことも溜まっているストレスのことも忘れることができます。
良い景色を眺め、美味しいご飯を食べて、ゆっくりとした時間を過ごすことで心も体もリラックスするでしょう。週末や有給を利用して海外まで足をのばしても良いですね。日本とは違う街の空気を感じながら、現地の人とコミュニケーションをとって、心地よい刺激を受けることができます。
旅行から帰ってきたら、「新しい人生」のスタートです。旅行中や旅行後に「新しい人生」について考えてみるとリラックスした気持ちで素敵な新しい人生がふと浮かぶかも知れません。
「やりたいことリスト」を作る
どんなことでも「やりたい」と思うことを紙に書き出しましょう。「スペインに行きたい」「ヨガをやりたい」「宝くじを当てたい」など、大きいも小さいも、実現できるかどうかも気にすることもありません。
たくさんやりたいことを書き出すことで、実は自分はこういうことがしたかったと気づくことがあります。実現できたことは線を引いて消していきましょう。それが小さな「成功体験」になります。
「やりたいこと」を可視化して、成功体験を積み重ねることで、望んでいる方向に人生は変わっていくでしょう。
「自己投資」の時間を作る
「人生を変えたい」と思ったら「自己投資」をしましょう。「自己投資」とは、スキルを身につける、身体づくりをする、自己啓発をする、など、自分を磨くこと。人生の中での選択肢が広がり、今までとは違うチャレンジもできるようになるのです。
自己投資の時間を作るため、朝1時間早く起きましょう。朝の1時間は、1年で365時間、約15日分に相当します。
その1年で2週間ほどの時間を自分のためだけに使いましょう。読書をする、通信講座で勉強する、ジョギングをする、映画を見る、など、どんなことでも良いです。
身近な人を喜ばせる
家族や恋人など身近な人を喜ばせることをしましょう。
例えば、記念日のプレゼント。サプライズならより一層喜んでくれるはずです。「ありがとう」と言ってもらえるととても嬉しいですよね。
身近な人に喜んでもらうことをいつも考えるようになると、誰に対しても喜ばせたいと思うようになります。自然と職場でもよい人間関係を築けるようになるのです。そして「喜んでもらえた」という体験が自己肯定感を高め、新しいことにチャレンジする意欲が出てきます。
「人生を変えたい」気持ちを実行に移しやすくなり、いつの間にか周りにはたくさんの応援してくれる人がいるでしょう。
人生を変えるためのコツ
「本気で人生を変えたい」と思っているのに、なかなか実行に移せないという悩みもあるでしょう。躊躇してしまうことにも理由があるのです。
人にはそれぞれの「コンフォートゾーン」というものがあります。「コンフォートゾーン」は「心地よく感じる環境」のこと。家でも職場でも不安を感じないときは「コンフォートゾーン」にいます。「コンフォートゾーン」は今までの習慣や環境によって出来上がっているので、人によって違いがあります。
「人生を変えたい」という気持ちは「コンフォートゾーンから出たい」ということ。
しかし「コンフォートゾーン」から外に出ることで、心地よい場所ではなくなることに強い抵抗感を覚えます。「本気で人生を変えたい」と思っているのに、なかなか実行に移すのをためらってしまうのは「コンフォートゾーン」から出ようとする準備に時間がかかっているからです。
抵抗感が小さくなってきたら準備完了です。準備にかかる時間は人それぞれですから、焦ることはありません。自分のペースで「人生を変えたい」気持ちを行動に移す準備をしましょう。
「人生を変えたい」という強い気持ちを失わず持ち続ければ、「コンフォートゾーン」を出る準備が整い、あなたの「はじめの一歩」を踏み出すことができます。
まとめ
「本気で人生を変えたい」と思い始めてたくさん悩んできたあなた。「でもやっぱり人生を変えたい」と決心したらあとは実行のみです。
あなたがよく考えて出したその決断には必ず明るい明日があるからです。
自分の決断を信じて「はじめの一歩」踏み出しましょう。