先輩や上司から任されると、たとえどんなにやりたくない仕事でも「はい!」と引き受けてしまう。しかし仕事だからと割り切っても、どうしてもストレスが溜まる。そんな悩みを抱えてはいませんか?
ストレスフリーに毎日を送るための「やりたくない仕事」との付き合い方を紹介します。
目次
やりたくない仕事を我慢し続ける必要がない理由
やりたくないことも、「仕事だからしょうがない」と断ることができない人は多いはず。しかしやりたくない仕事を我慢してやり続けることは、決して良いことではありません。
我慢してストレスが溜まっていくくらいなら、やりたくない仕事は続ける必要がないのです。その理由を紹介します。
体を壊してしまうかもしれない
やりたくない仕事に耐え続けストレスが溜まっていくと、その仕事だけではなく会社自体が嫌になり毎日が憂鬱になります。最悪の場合、心身共に病気になってしまうことも。
何らかの志を持ってその会社に入社したはずなのに、やりたくない仕事のために自分を犠牲にしてしまっては、元も子もありません。やりたい仕事さえできなくなってしまいます。まずは自分自身を大切にしましょう。
意志がない「イエスマン」だと思われてしまう
やりたくない仕事でも、先輩や上司から頼まれると何でも受けてしまう。すると次第に「何でも文句を言わずにやってくれる」というイメージがついてしまい、他の人もやりたくない仕事が回ってくるようになってしまいます。
効率が悪い
やりたくない仕事はあなたを本当にやりたいことから遠ざけます。やりたくない仕事はモチベーションも上がらないため、やりたい仕事よりも時間や労力がかかり本来やりたい仕事に充てられる時間がなくなっていくのです。
そのやりたくない仕事がなければ、あなたはもっと自分にやりたいことを進め夢や目標に近づくことができるでしょう。
やりたくない仕事を避ける方法
では、具体的にはどのようにすればやりたくない仕事を避けることができるのでしょうか?やりたくない仕事を避ける方法を紹介します。
断る
1番単純な方法が断ることです。しかし断るのはとても勇気が必要で、リスクも伴います。良い断り方を学んでおきましょう。
常に自分の仕事の状況を把握しておく
自分のタスク管理を徹底しておけば、「今自分がどのくらい仕事を抱えていて、どのくらい余裕があるのか」把握することができます。すると断る時も理由が明確になり相手にも伝わりやすく、自分自身も断る時の申し訳なさを感じなくなるのです。
ハッキリと答える
言いづらくてもハッキリと「すみません」と伝えるようにしましょう。ハッキリ断れば、相手は代替案を考えることができます。曖昧なままにしておくことが1番迷惑をかけてしまうことになるので、自分の意思は明確に伝えましょう。
感謝を伝える
どんな理由であれ、相手はあなたを頼ってくれたということ。「すみません」と謝るのも必要ですが、頼ってくれた感謝を伝えてポジティブに終わりましょう。
「やりたくないこと」を考えてみる
なぜやりたくないのか具体的にしましょう。そうすることで相手にも共感してもらいやすくなります。また自分自身の断る理由が明確になり、断る勇気が出せるでしょう。
関連断る勇気で仕事がしやすい環境に【良い断り方・断るメリット/デメリット】
自分の夢ややりたいことを公言する
日頃から自分の夢や目標、やりたいことを公言しましょう。そうすることで周りの人も協力してくれたり、それに関する仕事を回してくれるようになるかもしれません。
また断る時も日頃から公言していれば、筋が通るので相手に納得してもらいやすくなります。
転職する
どうしても耐えられないときには、転職がオススメです。人によって好き嫌い、向き不向きがあるのは当たり前です。環境は良くても、やりたくない仕事ばかり任せられるのであればあなたにとって良い職場とは言えません。
転職は逃げではなく、新たな一歩です。自分自身のために、前向きに転職を考えてみましょう。
いざ退職を決めたとしても、「周りに迷惑がかかる」と辞められない人も多いはず。そんな人には退職代行がおすすめ。あなたの代わりに会社に退職の意思を伝えてくれるので、気まずい思いをせずにすみます。
・周りの目が気になる人
・なかなか言い出せずに毎日を過ごしている人
・ハラスメントを受けている人
このような人は、退職代行を利用すればスムーズに辞められるでしょう。きっとストレスからも解放されるはずです。不安な場合は、まずは退職代行サービスに相談してみましょう。
退職代行のおすすめサービス
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・顧問弁護士監修
・入金前に無料相談可能
・入金後の相談回数無制限
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やりたくない仕事が必要な時もある
やりたくない仕事は我慢する必要がないと述べてきましたが、やりたい仕事だけをやっていくのは現実的には無理なこと。そんな時考えて欲しいのが、やりたくない仕事が必要な時もあるということです。
立場上重要なスキルを身につけることができる
新卒で入社したときや、新しい役職に就いたときなど、立場によって必要なスキルを身につけるために任される仕事があります。
そのような仕事は、上司や先輩が「今あなたに必要だ」と客観的に判断し、任せてくれるので「やりたくない」と思っても少し我慢して積極的に取り組みましょう。
別の場面で役立つ
やりたくない仕事でも、我慢して取り組んでいるうちに想像以上の力が付いていることがあります。それは取り組んでいる最中はわからないかもしれませんが、転職や異動したときなどにふと気づくものです。
本当に「やりたいこと」を見つけることができる
我慢してやりたくない仕事を続け、「この仕事はやりたくない」という気持ちにしっかりと向き合うことで、あなたが本当に「やりたいこと」が見つかることがあります。
「なぜやりたくないか?」を追求していくことで、「では、どんなことがやりたいのか?」の答えを見つけることができるのです。
やりたくない仕事があるのは、あなたの能力が低いわけではありません。むしろそれを我慢しやり続けられているのは、あなたの忍耐力や精神力が高い証拠です。
自分に自信を持って、「やりたくない仕事は断る」という次のステップに進んでみませんか。
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