「今日面接だけど、行きたくないなぁ…」
転職活動をしていれば、このような気持ちになってしまうこともあるでしょう。辞退しようにも連絡するのは気が重いですし、ドタキャンするか行った方が良いか、迷ってしまいます。
そのような人のために、この記事では面接に行きたくない原因とその気持ちを和らげる方法を紹介します。合わせて、丁寧な断り方も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
面接に行きたくない原因は?
面接に行きたくないと思い始めるのは、どんなことが原因として考えられるのでしょうか。
準備不足
面接に行きたくない理由として最も挙げられることは、準備不足です。第一志望の企業であれば準備不足に陥ることは少ないはずですが、志望度が低い企業の面接の準備はどうしても後回しにしてしまいがち。
面接への準備が不足していると、「どうせ受からないだろう」「今から準備してももう遅いでしょ」と思ってしまい、面接に行きたくなくなってしまうのです。
自信がない
何度も落ちてしまうと自信を無くし、面接に行きたくなくなっている場合もあるでしょう。
転職/就職活動では、複数の会社の面接を受けることになるはず。運よく1つ目の面接で内定をもらえることもあれば、何回も面接を受け続けることになる場合も。面接に落ちると自分が否定されているような気持ちになり、自信がなくなってしまうのも無理はありません。
転職活動への危機感が少ない
「この面接をドタキャンしても、会社は他にもいくらでもあるし」
そう思ってついドタキャンしてしまう人も多いでしょう。たしかに世の中に会社はたくさんありますが、自分の希望に合う企業があり、さらにその企業から内定をもらえるとは限りません。
特に中途採用では即戦力を求められる場合も多く、何ができるのかを求められる傾向が高くなっています。企業に求められる経験・スキルを持っていないと、転職活動が長引くかもしれません。
中途社員は新入社員よりも募集人数が少ないことが多いため、倍率もかなり上がります。募集がかかる時期も新卒採用とは異なり決まっていないので、転職活動を始めた時期に希望する職種の募集がないなんてことも。
転職活動と就職活動では状況や内容が大きく違うことから、危機感が少ないと失敗してしまう恐れがあります。その点は頭に入れておきましょう。
面接に行った方が良い理由
ついついドタキャンしたくなるかもしれませんが、結論面接には行った方が良いでしょう。その理由を3つほど解説します。
合格の可能性を上げるため
面接から逃げ続ければ、受かるチャンスすら逃してしまいます。
面接では不合格の可能性もありますが、それと同時に合格の可能性もあります。自信をなくすとどうしても「どうせ受からない」と思ってしまいますが、それはやってみないとわかりません。
受かる可能性に賭けてみれば、「とりあえず行ってみよう」と思えるでしょう。
自己嫌悪に陥らないため
「もういいや」と思ってドタキャンしても、時間を作ってくれた企業側に罪悪感を感じ、行けなかった自分が嫌いになってしまうことがあります。
「最初から約束しなきゃよかった」
「転職したいはずなのになんでだろう」
「本当だったら面接をしている時間だ…」
このように家にいてもずっと考え込んでしまうかも。面接で慣れない相手に自分を表現することは大きなストレスですが、自分を責めるのもストレスになります。
このような人は面接に行った方が感じるストレスが少ないかもしれません。
行かない癖をつけないため
ドタキャンは相手に大きな迷惑をかけること。しかし一回して責められないと、「なんだ、ドタキャンしても怒られないじゃん」と思って癖になってしまうことがあります。すると「今日は気分が落ち込んでるから」と何かと自分で理由を付けて断りやすくなってしまうでしょう。
気づいたら受けられる企業が少なくなり、「行きたい企業が全然ない」事態に陥ってしまうかもしれません。
面接に行きたくない気持ちを和らげる方法
面接に行きたくない気持ちがあるのはわかりますが、前述したように面接に行かないと転職できません。そこで、ここでは面接に行きたくない気持ちを抑える方法を3つ紹介します。
面接が終わって解放された自分をイメージする
面接を受け終わって解放された自分をイメージしてみましょう。結果はどうであれ、負担だった面接を乗り越えれば少しは解放感を得られます。
「終わったー!!さあ家に帰ってだらだらしよう」
「今日はたくさんゲームしちゃおうかな」
そんな自分をイメージすれば、「とにかく面接に向かおう」と思えるはず。つい憂鬱になりがちな朝起きた瞬間や、オフィスに向かう電車でそんな自分をイメージしてみましょう。
面接終わりにご褒美を作る
面接後にご褒美を作っておくのも効果的です。面接前は「そのために頑張るぞ」と思えますし、面接後は褒められた気分になります。
・面接終わりに映画を観に行く
・甘いものを買って帰る
このように自分を労ってみましょう。面接がどんな結果であれ、頑張った自分を褒めて次の面接も頑張れるようになるかもしれません。
ご褒美によっては出費がかさむものも。
・だらだらテレビを見て良い時間をつくる
・お風呂にゆっくり浸かる
このようにお金がかからず楽しめる方法も持っておくと良いでしょう。
徹底的に準備する
面接に向けて徹底的に準備しておくことも、面接に行きたくないという気持ちを抑えるのに効果的です。
「どんな反応がくるかな」
「何を質問されるんだろう」
「面接官が怖かったらどうしよう」
このように面接では何が起こるかわからなくて不安ですよね。だから「行きたくない」と思ってしまうのかもしれません。
そんな時は受ける企業について調べ上げ、面接で聞かれそうなことへの応答を準備しておくことで、不安を払拭できるでしょう。徹底的に調べることで面接官にも熱意が伝わり、採用される確率が上がることもあるかもしれませんよ。
面接を断るときの対応方法
どうしても面接に行きたくない、もしくは行けなくなってしまった場合に、必ずやってほしいことがあります。それは「必ず連絡を入れること」です。
特に当日のキャンセルの場合は、電話連絡するように心がけてください。その企業に再度応募することはないから、ドタキャンしてもいいと思うかもしれません。しかし別の日に受けた企業が、実は無断でキャンセルした会社の関連会社で情報が共有されていたこともあるでしょう。
もしも当日発覚ではなく、もっと早く「ドタキャンするか」と思ったのであれば、「メール連絡」でもかまいません。ただし、原則は電話連絡をすると覚えておきましょう。理由を聞かれることもあるでしょうが、正直に伝えても問題ありません。
しかし社会常識として「行きたくなくなった」といった失礼な発言は避けましょう。
まとめ
面接に行きたくないと思う原因と、その際の対処方法について紹介しました。
面接は誰にとっても楽しいものではありません。不安に思うこともありますよね。しかしもしかしたら面接では穴の人生において大事な出会いが待っているかもしれません。「行ってみたら話が弾んだ」こともあるでしょう。
それでもどうしても行きたくない、行けない状況になった場合は連絡をいれることを忘れずに。
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