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ルーティンとは「決まりきったこと」という意味。
「縛られそう」と思う人もいるかもしれませんが、実際はその逆。ルーティンによって自由にやりたいことをする時間やパワーを得られるのです。
そんなルーティンの効果やコツ、ルーティンとしてやると良いことを紹介していきます。読み終わったらきっと、生きていくことにワクワクしてくるでしょう。
目次
ルーティンの驚くべき6つの効果
なんだか意識が高そうな響きのある「ルーティン」。しかし「意識高そう」と毛嫌いしていてはもったいない!実は毎日の生活が楽になったり、充実したりする効果があるのです。
悩む負担が減る
ルーティンを決めることで、「どれからやろう」「今何をしよう」と考える時間が減ります。今まで悩んでいた時間を、より重要な選択に時間・労力を使えるようになるでしょう。
食べるもの、着る服、仕事での意思決定など、私たちは毎日いくつもの選択をしています。その選択の回数は1日で35,000回にもなるのだとか、、!
参考:ROBERTS WESTERN COLLEGE 35,000 Decisions: The Great Choices of Strategic Leaders
一部をルーティン化して、悩む回数を減らしましょう。
リラックスできる
ルーティンがあれば、緊張するようなことが起きても安心することができます。いつもと同じことをすれば普段の自分を思い出しやすくなるからです。
プレゼン、営業、会議など普段と違う動きがあってもルーティンで集中力を取り戻しましょう。
塵も積もれば山となる
どんなに小さなことでも、継続すると大きな力に繋がります。
例えば「1日10分本を読む」というルーティン。1日単位でみると読了には程遠く思えますが、1か月続けると合計5時間に。2~3冊は読めそうですね。
「本を読み続けるのが苦手で読み切れない」と思っていても、1日10分を毎日続けていれば1か月以内に読み終えることができます。
するとどんなことでも「積み重ねればできるようになる」と勇気が出るかもしれません。
視座が上がる
「気づいたら毎日何かに追われている」と感じることは多いのではないでしょうか。ルーティンを作ることによって、日々の仕事や生活に対して視座を上げられるようになります。
例えば、興味のある分野のニュースを見ることをルーティンにした場合。その分野についての知識や考える時間が増えることで、問題意識が触発されるようになるでしょう。アイデアも浮かびやすくなるかもしれません。
「なんだか最近意識低い」と不安に思う人は、ルーティンが必要でしょう。
変化に気づけるようになる
同じことを毎日繰り返していると、少しの違いにも気づけるようになります。
「最近ルーティンすらやる気になれない」
「いつもより時間がかかる」
そんな時は危険信号。疲れが溜まっているサインかもしれません。それに気づいて対処することで、体調不良/メンタル不調を防げるでしょう。
「ニュースを読むスピードが速くなった」
「前より理解できる」
反対に、このように成長を感じやすくなる時もあります。
「ルーティン=マンネリ」というイメージになるかもしれませんが、実はルーティンは変化に気づきやすくなるのです。
時間管理意識が上がる
だらだらと時間を使ってしまう人は必見!ルーティンで時間への意識が高まります。
意識的に「この時間はこれに使う」と決めれば、その他の時間の使い方も目に付くようになるでしょう。無駄な時間に気づけます。
日課は自由を狭めるどころか与えてくれる。人生の浮き沈みから君を守り、限られた時間、エネルギー、才能を最大限に発揮する力になる。日課は最高の仕事へとつながるよい習慣を気づいてくれるんだ。
時間は誰にとっても有限。ルーティンを作って、時間の使い方を工夫しましょう。
目的に沿ったルーティン例
「ルーティンってどんなことをすればいいの?」
そんな人のために、5つのジャンルに分けてルーティン例を紹介します。自分のやりたいことに合わせて、まずは1つ試してみましょう。
体調を整えるために
起きたらベランダへ出て朝日を浴びる
白湯を飲む
毎晩湯船に浸かる
寝る前にストレッチをする
週一でジムに行く
ランチの時間に散歩をする
生きていくために一番大事なのが「自分の身体」。どんなに遊びたくても仕事をしたくても、体調が悪くては楽しめません。
忙しいビジネスパーソンほど体調管理を後回しにしがち。しかしルーティンとして「忙しくてもこれだけはやる」と決めていれば、健康を保つことができるでしょう。
「今日は全然起きれない」
「少し歩くだけでも辛い」
と体調の異変にも気づけるかもしれません。
通勤時間の有効活用のために
興味のある業界のニュースを1つ読む
PodcastやVoicyを聞く※
プログラミングの勉強をする
チームメンバーの予定を確認する
その日のタスク書き出し・時間配分を決める
車内広告を観察する
気持ちを盛り上げる音楽を聴く
※音声のみの番組を配信しているアプリ。
どうしても欠かせないのが通勤時間。「通勤時間は長くて憂鬱」と思う人も、せっかくなら有効活用して楽しみな時間に変えましょう。
ポイントは人混みでもできるかどうか。パーソナルスペースの狭さはただでさえストレスなので、負担のかからないルーティンを見つけましょう。
勉強のために
家を出る2時間前に起きて読書をする
週一で同僚とアウトプット会をする
毎日その日の学びをツイートする
読んだ本・映画の感想をnoteに書く
毎日Netflixでスペイン語のドラマを1話観る
週に2冊本を読む
定時で帰ってカフェで勉強をする
ランチの時間に本屋に行く
勉強は学生のためのものではありません。日々変化が起こる世界で働くビジネスパーソンにこそ、勉強が必要です。
とはいえ受験勉強のように1日何時間もする必要はありません。少しでも続けることで大きなパワーになります。
0.9を100回かけると0.00003
1.1を100回かけると13,781
この計算からもわかるように、ほんの少しでも努力を続けると最終的に得られるものは偉大なものになっているでしょう。
自分と向き合うために
毎晩3分瞑想する
週一回仕事関係のことを一切しない日を作る
月一回誰とも会わない日を作る
毎晩その日の振り返りをする
時間管理シートを記入する※
※何にどのくらい時間を使っているかを記入し、無駄な時間を減らす
忙しい毎日を過ごしていると「何に向かっているんだ?」「何をしたいんだっけ?」と自分を見失うこともあるでしょう。「思ってもないことを言って人を傷つけた」こともあるかもしれません。
定期的に自分を見つめるルーティンを作って、心に余裕を持ちましょう。自分とも他人とも良い付き合い方ができるようになりますよ。
生活の負担を減らすために
マイボトルを持って出かける
洗濯は休日にまとめて行う
一週間分の食料を休日に買う
食事、家賃、洗濯、掃除など、ただ息をしているだけでもやることはたくさん。毎日することだからこそ、少しでも負担を減らせるようにしましょう。
「家事をしなきゃ」という焦りも「〇曜日にやる」と決めるだけでスッキリしますよ。
ルーティン化させる7つのコツ
始める時は気合いが入っていても、続けるのは容易ではありません。今まで挫折経験がある人も多いでしょう。
しかしルーティンは続けてなんぼ。結果が出るまでは辛いですが、コツを参考にしながら続けていきましょう。
やらないことを決める
ルーティンとして新しく何かを始めるなら、同時にやらないことも決めましょう。やることばかり増やしては、パンクしてしまいます。
例
・朝10分早く起きるために、寝る前にスマホを見ないようにする
・週2冊本を読むために、テレビを見る時間を1日30分に抑える
このように「やること」「やらないこと」のバランスを取って、続けることへの負担を減らしましょう。
スマホのリマインダーを設定する
最初のうちは習慣になっていないと、忘れることもあります。そのためにスマホのリマインダー機能を使いましょう。
電車に乗る8:00:ニュースを読む
寝る前の0:00 :瞑想3分
このように時間を設定して、通知が来るようにしましょう。
「やれ」と言われているようでプレッシャーを感じますし、リマインダーをチェックしないとスマホの充電も減るので、ルーティンに取り組めるようになりますよ。
やる日を詳しく決める
「空いている時間に」「できたら」では一生やりません。「今日もできなかったけど、しょうがない」と思ってしまうのです。
〇曜日、毎日、朝、などやる時間もセットで決めましょう。
・火曜日のランチは本屋に行く
・土曜日の朝はジムに行く
このように日にちと時間も決めて、リマインダーも一緒にセットすればもう逃れられないはずです。
目的に沿ってルーティンを決める
「これをしたい」「こうなりたい」をもとに、ルーティンを決めましょう。辞めたくなっても目的を思い出せば自分を励ませるはずです。
・運動不足を解消したいので、ランチの時間に20分散歩をすると決める
・エンジニアに転職したいので、通勤時間にプログラミングの勉強をする
このように”動機”が明確なら、三日坊主とはおさらばできるでしょう。
毎日の生活にくみこむ
一駅分歩くのも苦手なのにジムに通い始める、毎日コンビニ食なのに毎日自炊をすると決める、など普段の生活とはかけ離れていることをしても負担が大きすぎてすぐに挫折してしまいます。
まずはいつもの毎日を少し変化させるだけで取り組めることをルーティンにしてみましょう。
・いつもはベッドでごろごろする時間を、お笑い系YouTube動画を見てストレス発散
・朝の通勤時間はだらだらゲームをしていたけど、ニュースを読むようにする
通勤時間は削減できないし、だらだらするのは仕事の疲れを癒すのに必要。それをこのように少しだけ変化を加えて、充実した毎日を過ごせるような工夫をしましょう。
友人・同僚と報告し合う
1人でやると、辞めても続けても自分の自由。
そんな理由で継続ができない人は、一緒にルーティンを始める人を見つけましょう。「続けていないなんてかっこ悪くて言えない」と続ける原動力になります。
・学生時代、切磋琢磨した友達と一緒に
・研修で助け合った同期と一緒に
お互い励ましあえるような人と、週/月単位で報告しあってみましょう。思いつかなかったアイデアも生まれるかもしれません。
継続でお小遣いがもらえる「SIZLY」を利用する
「SIZLY」では、なんと継続するとお小遣いをもらえます!
①達成したいチャレンジを決める
②アプリにお金を預ける
③写真を撮ってチャレンジの結果を報告
④達成度に応じてお金を返金
⑤みんなの成果を見れる
「達成できなければお金をもらえない」という明確なデメリットがあるので、やる気がわくでしょう。他の人の状況も見れるので、励まされそうですね。
今日からルーティンを作ろう
ルーティンは難しいものではありません。何より続けることが大切。続けるためには、まずは簡単なことから始める必要があるのです。
継続できたことは自信にも繋がります。空けられそうな時間、やりたいと思っていたのにできていなかったこと、なりたい自分、もっと便利にしたいことなど、毎日の生活を振り返って何か1つルーティンを作ってみましょう。