嫌いな仕事をやり続けるのは苦痛ですよね。毎日出勤が嫌な気持ちとの戦いです。「仕事が嫌い→うまくいかない→さらに仕事が嫌いに」という悪循環に陥っている人もいるでしょう。
そこで「転職しよう!」と考えるのも一つの手ですが、まずは今の自分・仕事に向き合ってみませんか?そうすることで今の仕事が嫌いではなくなったり、転職がうまくいったりする可能性もあります。
この記事では仕事が嫌いな理由と転職前に行うべき対処法を紹介します。今すぐできることから始めてみましょう。
目次
仕事が嫌いだと思う理由
なぜそんなに「仕事が嫌い」だと感じるのでしょうか。当たり前かもしれませんが、一度自分の気持ちに向き合ってみましょう。
転職する際にも「なぜ今の仕事が嫌いなのか」ハッキリしていると、より良い職場を見つけられるはずです。
例えば以下のような理由が考えられます。
・頼れない上司である
・同僚と話が合わない
・仕事内容が好きではない
・収入が低い
・残業や休日出勤が多い
・社風が合わない
・自分の力を活かせない
・ムダが多い
あなたの「仕事が嫌い」な理由に当てはまるものはあるでしょうか。日々これらの不満を抱えながら、「それでも仕事に行かなきゃ」と戦うのは辛いですよね。
転職を考え始めている人もいるかもしれませんが、今の職場でも仕事が嫌いな状況を変えられる可能性があります。
転職は理想とは裏腹に「内定がなかなかとれない」「年収が下がった」など、リスクもあるのです。一度「今の職場でできること」を試してみてからでも遅くはないでしょう。
辞める前に!仕事が嫌いな時にすべきこと
「仕事が嫌い」と思ってすぐに辞めるのはまだ早いかもしれません。同じことを繰り返さないためにも、今できることを最大限やっておきましょう。
今の職場で働き続けるにしても、転職するにしても、きっと未練なく働き続けられるはずです。
目の前の仕事に全力で向き合ってみる
もし今、「仕事が嫌い」と思って適当に仕事をしているのなら、一定期間全力で取り組んでみましょう。嫌なことでも新しい発見があるかもしれません。
・タスクごとに時間を測り、最速記録を出したらチョコを食べる
・一日何回「ありがとう」と言ってもらえるか記録する
・いっそ時間を気にせず満足いくまでとことんやってみる
このように「目の前の仕事」に集中することで、達成感を味わえます。「もっとこうしたら良くなる/簡単になる」など、改善点も見つかるかもしれません。
目の前の仕事に向かうことで、転職してから役に立つこともあります。今はなんのためにやっているかわからなくても、一生懸命やれば「あの経験が活きている」と思えるはずです。
今の仕事は何が嫌いなのか分析する
あなたが「仕事が嫌い」と思うのはなぜですか?人間関係、仕事内容、低すぎる収入など、いろいろあるでしょう。
・同僚と話しが合わない→実際仕事では関わる必要はない→同じ場にいないように気を付ける
・何回やってもうまくならない→教えに忠実に行っているから、苦手なのかも→上司に相談して得意なものを任せてもらう
まずは原因を深堀りしてみることで、もしかしたら改善できることがあるかもしれません。
漠然と「嫌い」と思っているとどう対処したら良いかわからないもの。「なんで嫌いなんだ?」と考えることから始めてみましょう。
関連【どうしても合わない】仕事の人間関係これで解決!11の方法職場の人は「一緒に働きたい人か」考えてみる
当たり前ですが、会社だと仕事は誰かと一緒にやるもの。あなたの職場にいる人は、「一緒に働きたい」と思う人ですか?
毎日顔を合わせるから「誰と働くか」は重要。「この人と働きたい」はモチベーションの1つにもなりますよね。
「目指したい上司が誰一人としていない」
「一緒に働いてイライラしかしない」
そう思うなら、転職を考えても良いかもしれません。
やりたくないことリストを作る
働く・生活する上で、あなたがやりたくないことはなんですか?そこから、働きべき場所がわかることがあります。
「ずっと座っている仕事は嫌」
「プライベートの時間が少なくなるのは嫌」
「絶対に電話したくない」
「嫌なこと」を整理することで「本当に求めているもの」がハッキリとし、自分に合った働き方も見えてくるでしょう。「今の仕事は私にとって良い仕事かも?」と思えることもあるかもしれません。
参考:type 家入一真「20代は自分のダメさ、不幸さから目をそらすな」強み・個性がないと悩む人への助言
転職もアリかもしれない
「今の仕事を一生懸命やっているのに良くならない」
「もうこれ以上はやりたくない」
「嫌いな仕事をし続けるのは苦痛」
そう思うなら、転職活動を始めても良いかもしれません。
・なぜ仕事が嫌いになってしまったのか
・就活時、企業分析が不十分ではなかったか
これに加え、前述した「やりたくないことリスト」を作れば「あなたが転職先に求めること」が見えてくるはずです。
とはいえ、転職活動は「受かるのか」「会社をどう選べばいいのか」など不安なことも多い。そんな時はキャリアアドバイザーの力を借りてみましょう。
仕事が嫌いなままでも良い場合もある
もしかしたら「仕事が嫌い」なままでも問題ない場合もあります。
「仕事が嫌い」と悩む時、「私は楽しんで仕事をしたいのか?」「それともお金さえ稼げれば良いのか?」と自問自答してみましょう。
就活をしている学生は「働くを楽しみたい」と79.3%の一方、実際に社会人で「働くを楽しんでいる」と解答したのは35.3%でした。就活時の理想と現実は違うようです。
参考データ:パーソル総合研究所 就職活動と入社後の実態に関する定量調査
働き方は人それぞれ。人生において仕事の優先順位が低いのであれば割り切って、「仕事が嫌い」でも耐えられるかもしれません。
しかし、「仕事にやりがいを持ちたい」「どうせ働くなら楽しみたい」と思うのなら、好きな仕事を選んだ方が良いかも。好きな仕事だと自然とやる気を持ち、効率もアップするでしょう。
もちろん「好きだからこそぶち当たる壁」「嫌いな仕事をやり続ける大変さ」どちらもあります。どちらが良いのか考えてみましょう。
「私は仕事はお金を稼げれば良い」
「プライベートの方が大事」
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