「思い切った時間の使い方をしたい」と思いつつ、「明日仕事に集中できないと困るから」を理由に抑えてしまっていた。しかしストレスは溜まるばかり。

そんなある日にふと「ドラマ一気見したい！」と思い、「仕事中眠いだろうな」と心配しすぎる生活が嫌で思い切ってやってみました。それがなんとストレス発散効果抜群！

慣れない社会人生活にストレスを抱えていた筆者が試したストレス発散方法、「ドラマ一気見」の体験談を紹介します。

入社当時に抱えていたストレス

新卒入社し、慣れない社会人生活で私が抱えていたストレスは以下の3つです。

・週5勤務に慣れない
・大胆に時間を使えない
・仕事終わりの過ごし方が物足りない

週5勤務に慣れない

大学時代は朝が苦手だから1限に授業を入れなかったり、授業がない日があったり、そんな日はお昼まで寝ていたり。何かに縛られることはなく、毎日違うスケジュールなので飽きない。自由な生活でした。

しかし入社すると朝～夜までの勤務を週5回。「毎日同じ時間に起きて、同じ時間まで仕事するのがこんなにも辛いなんて」と驚きました。

毎日規則正しく“1日8時間は仕事”と決められているのが、入社当時の私にとっては苦痛だったのです。

大胆に時間を使えない

「週5は仕事」と決められているため、それ以外の時間で好きなことをするしかありません。欲望のままに時間を使うと、周りへ迷惑をかけることがほとんど。

こんなことをしてしまったら「なんて新卒を入社させてしまったんだ」と思われることはもちろん、上司は責任を問われるでしょう。

周りへの迷惑をぬきにしても、1人の社員として会社にいるにも関わらず自分勝手に動くのは気が引けますよね。

仕事以外の過ごし方が物足りない

就業後は慣れない仕事に疲れ、定時がくるとすぐ帰宅。土日も「勉強しなきゃ」と思いつつだらだらしてしまう自分に嫌悪感。「仕事以外を充実させたい」と思いつつ、疲れて何もできない日が続いていました。

「新卒だから疲れるのはしょうがない」と思いつつ、「1日仕事しかしてないなんて」と物足りなさを感じていたのです。

ドラマ一気見のストレス発散効果

ドラマ一気見による効果はこちら。

「～しちゃいけない」と抑えずに、たまには思い切ることが大切。仕事に管理されている気分が払しょくされます。「～したいから～をしよう」を意識的に時間を使う大切さを実感しました。

ドラマ一気見をするとさすがに寝不足になるため、何も考える間もなく翌日は爆睡。ぐっすりと十分な睡眠がとれて2日間かけてじっくりストレス解消。

また、映画よりもドラマを選んだことでもメリットが。ドラマは1シーズン約10話。長い分、登場人物の変化とそれに対する行動・成長をじっくり見られます。

迷いがちな新卒には、いろんな人生を覗けるドラマはぴったりです。

ドラマ一気見をした日の1日

ある金曜日の夜。仕事から疲れて帰ってきた私はふと大学時代の、「気になったドラマを見始めて気づいたら朝」を自由に出来ていた生活が恋しくなりました。

そう思い、気になっていたドラマを見続けました。

観てる途中でそんなことを思いました。

夜なので感情移入しすぎて思いがけず涙活になったり、ドラマの展開に一喜一憂したり。見終わると「一夜で見終わった」達成感と「せっかくの土曜日睡眠で終わっちゃうかな」という背徳感がありました。

見終わると、急激に眠気が。目覚ましもかけずにぐっすりと爆睡。起きると頭も疲れもスッキリ。

と思ってぐっすり寝れていなかったので、睡眠の大切さを実感しました。

ドラマ一気見をする時に注意したいこと

一晩使って行うこのストレス発散方法は、気を付けないと寝坊をしたり、逆にストレスになってしまったりします。防ぐためにした工夫は以下の3点。

これらを工夫することで、以下のような事態を防げます。

頻繁に行ってしまうと平日と生活リズムが異なるので、体調を崩しかねません。さらに体にも負担がかかるので、毎週はやらないようにしましょう。

ドラマ一気見は負担がかかります。身近な日常を映すようなものだと、一気見してもストレスが少ない上、日常生活の学びに繋がるでしょう。

また、朝まで起きているので見終わると眠気が襲ってきます。次の日に予定があると十分に寝られないので、予定がない日の前日に行いましょう。

自分だけのストレス発散法を見つけよう

少し変わったストレス発散方法、ドラマ一気見の体験談を紹介しました。

「～してはいけない」と抑えすぎず、たまには思い切りが大事！

ドラマ一気見はあくまで私の例。あなたの「～したい」を元に、自分に合ったストレス発散法を見つけてみましょう。