【5年後の自分の像は必要?】キャリアを形成する2つの方法

5年後の自分

「自分は将来何がしたいんだろう?」

 

誰もが一度はこのように将来について考えたことがあるのではないでしょうか。就活でも、仕事場での上司との面談でも「5年後の自分を描こう」「将来から逆算してキャリア形成をしよう」と将来について考えるように言われることが多いかと思います。

 

しかしこのことで多くの人が悩んでいるのが現状。私は現在人事をしており、多くの方のキャリアの相談に乗るのですが「5年後の描き方がわからない」「将来何がしたいのかがわからない」という意見をよく聞きます。

 

そんな方々にはよくこうお伝えしています。「5年後の自分がなくても、キャリアは形成できますよ。キャリア形成には2つの考え方があり、その時々によってそれを使い分ければ良いと思います。」

 

今回はこのキャリア形成の2つの考え方「逆算式」「積上式」についてお伝えさせていただきます。

目次

逆算式でキャリアを形成する

逆算式はその名の通り「将来像から逆算して、自分のやるべきことを決定し、実行していくキャリア形成の方法」です。頂上(将来像)を定めて、そこに向かって進んでいくということから「山登り型」と言われることもあります。

 

前述の「5年後の自分を描こう」「将来から逆算してキャリア形成をしよう」というのはこの考え方でのキャリア形成になります。

逆算式のメリット

逆算式のメリットは、将来像を実現するために何をやるべきかが明確になること。自分の将来像が明確であれば、そのために何をすればいいのかを洗い出す事ができるので、やるべき事が明確になり、迷わずに進む事ができます。

逆算式のデメリット

キャリアデザイン

逆算式のデメリットは、環境や周りの変化に対応しにくいことです。やる事が明確で、計画を立てやすい一方、周りの変化に対応しにくい場合があります。

 

5年後の自分や将来像のために進むのはとても素晴らしいこと。しかし時代が変わり、自分がやりたい事が求められていない、またはなくなってしまうことも考えられます。

 

逆算式で進む場合は「本当にこれでいいのだろうか」「他の選択肢はないだろうか」と俯瞰的、客観的に自分を見ることで、周りから取り残されず、変化に対応する事ができます。

逆算式を実行する上で知っておきたい名言

ソフトバンクグループ創設者の孫正義が若者に向けてメッセージを送るシーンがあるのですが、そこで彼はこう語っています。

現実が厳しいからこそ自分の夢を、自分の人生に対するビジョンを僕がしっかりと持つべきじゃないかなと。志高く。

引用:孫正義 「志」を高く持つことの大切さを若者に語る

2010年には「30年後に時価総額200兆円」など、さまざまな目標設定を掲げている彼ですが、19歳の時に60歳までの目標を決めてたそう。明確に自分の夢や志をしっかりと持とうと思わされる内容です。

積上式でキャリアを形成する

積上式は「目の前のことを1つずつこなしていくキャリア形成の方法」です。目の前の障害物や波を避けるということに比喩して「川下り型」と言われることもあります。

積上式のメリット

積み上げ式のメリットを2つ紹介します。

環境、周りの変化に柔軟に対応できる

逆算式とは対極にあるので、環境や周りの変化に柔軟に対応する事ができます。これは将来像が明確ではないからこそできる強みです。

様々な経験ができる

自分がどの道に進むのか決まっていないので、さまざまなことに手を出す事ができます。上司からの新たな仕事の依頼や人事異動など、複数のことを経験できるでしょう。

積上式のデメリット

積み上げ式のデメリットは、望んでいなかった道に進む可能性があること。選り好みせず任されたことや周りからの期待に答え続けるのは、周りからの信頼を獲得し、より大きな仕事を任せてもらえる機会を得やすいかと思います。

 

しかし長い期間目の前のことをやり続けると、そこから抜け出せなくなっている可能性があるのです。キャリアチェンジや転職は一定のリスクを伴いますが、年を重ね、家族など守るものが増えてきたタイミングだと悩ましいものがあります。

 

積上式で進む場合は、「自分のやりたいことは何だろう」「これが終わったらどんなことをやろうかな」と将来のことを念頭に置きながら目の前のことに取り組んでいきましょう。早い段階で自分がやりたいことに出会える可能性が上がります。

積上式を実行する上で意識しておきたい名言

元Apple CEOのスティーブ・ジョブズの名言に「Connecting The Dots(点と点を繋ぐ)」というものがあります。これは彼が2005年にスタンフォード大学の卒業式のスピーチで話していたものです。このことについて彼はこう語っています。

原文
You can’t connect the dots looking forward, you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.


先を見通して点を繋ぐことはできない。振り返って繋ぐことしかできない。なので将来何かしらの形で点が繋がると信じる必要がある。

引用:スティーブ ・ジョブズ・スタンフォード大・卒業式スピーチ・2005年

彼は文字芸術(calligraphy)の授業を興味深く受けており、Apple社にてmacを作る時にフォントにこだわったそうです。将来macを作る時にフォントを綺麗にしようと思って受けていたのではなく、興味で受けていたとのこと。まさに点と点が繋がった例ですね。

 

何に繋がるかわからない時こそ、将来繋げるために一生懸命になる事が大事だと思わされる内容です。

まとめ

2つの方法を紹介しましたが、どちらの方法が正しい、正しくないというのはありません。

 

どちらをとっても大事なことは「行動し続けること」です。将来自分がどうしたいのかわからずに立ち止まるのであれば、目の前のことに全力で取り組むことをお勧めします。

 

その中で自分のやりたい事が形成されていく事もよくあるので、立ち止まらず全力で取り組んでキャリアを形成していきましょう!

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