職場で好かれる人気者には、どんな特徴・習慣があるでしょうか?人間関係でストレスを感じることなく、快適に働くために欠かせない「職場で好かれる人の特徴・習慣7個」をまとめてみました。
感謝を伝える
聴く力が高い
素直で嘘をつかない
清潔感がある
遠慮しすぎない
挨拶ができる
人のせいにしない
各ポイントがなぜ、人に好かれる要素になるのか?どんな時に発揮されるか?を解説していきます。
目次
感謝を伝える
しっかりと感謝を伝えた瞬間、相手はこう感じます。
喜んでもらえた!
感謝してもらえた!
私のことを見てくれている!
きちんと感謝する人なんだ!
信頼してくれている!
助け合っていきたい!
あなたのおかげだ。あなたが必要だ。感謝することは、相手の存在を認め、頼っている証拠。相手は自尊心・達成感も満たされます。
感謝をされて嫌な気持ちになる人はいません。反対に、感謝しない人は「やってもらって当たり前」と考えており、相手に敬意を払っていません。
聴く力が高い
あいづち、質問、アイコンタクト、話を真剣に聴く姿勢がある人は好かれます。
うんうん。
なるほどね。
そうだったんだ。
嬉しそうだね。
それでそれで?
へ~面白いね。
勉強になるよ。
好かれる人は”好奇心”と”共感”を抱きながら、話にリアクションします。話し手は思わず、本音を出してしまうこともあるでしょう。
それが積み重なると、強固な信頼に変わります。
この人になら、話してみようかな。
この人とまた話したい。
この人と話してよかった。
「聴いてくれたことへの感謝」を貯め続ければ、職場の人間関係に困ることはなくなるでしょう。
聴く力を上げるためには、「EQ」を鍛えるのが効果的です。EQとは、”自分と他者の感情を正しく認識し、適切なコントロールができる能力”であり、且つ、それを踏まえて”適切に表現できる能力”です。
・相手の良い部分を認める
・1日の行動と感情を書き出す
・嘘をつかない
・感謝したことを思い出す
上記を含む全部で7個の”EQを鍛える方法”を解説した以下の関連記事をご覧ください。
関連素直で嘘をつかない
人は、嘘をつかない素直な人の言葉を信じます。正直に意見を伝えることが、信用つながり、好かれるきっかけになるのです。
「本当にそう思っているの?」
人によって態度が変わる人、他人に興味がない(自分勝手な)人は、すぐに疑いの目を持たれるでしょう。人間の直感を舐めてはいけません。
気を付けるべき点は、「相手を傷つけない配慮をすること」。言葉選び、表情、抑揚、仕草、場所、タイミング。工夫の余地はいくらでもあります。”配慮のある正直さ”を身に付けましょう。
清潔感がある
匂い、服装、髪型、爪。その人の印象を決定づけるポイント”清潔感”が高いのも、職場で好かれる人の特徴です。
なんかあの人良いな!
パッと見の直感は、その人へ興味関心そのもの。コミュニケーションのきっかけをつくります。
また、第一印象がその人の印象を決定づけ、その後の言動・行動に対する受け止め方にも左右する「初頭効果」(心理効果)も知っておきましょう。
好かれる人になるためには、最初の清潔感が欠かせないのです。
遠慮しすぎない
新人のうちは基本的に「遠慮すべきだ」と考えがちです。それでも時と場合によってはそうとは限りません。
身近な例を挙げると、上司との食事の際。奢ってくれると言う上司に対して、
いいですいいです、申し訳ないです。自分で払います。
遠慮のつもりでも、この返事は適切ではないでしょう。相手の「奢ってあげたい」気持ちを汲み取るべきです。
えーいいんですか?ありがとうございます!!
笑顔で伝えましょう。どんなシチュエーションでも、”相手が喜ぶこと”。例で言うと、「奢って部下を喜ばせたい」という気持ちを察すこと。それを配慮できる人が好かれるのです。
挨拶ができる
挨拶は、”相手への尊敬を表す動作”、敬意そのものです。しっかりと目を見て笑顔で挨拶ができる人は、相手を大切にしているということ。
そんな人は、社会人としての礼儀も備えています。挨拶力は、職場で好かれる力です。
人のせいにしない
好かれる人は、自分の非を探す癖があります。人のせいだけには、絶対しません。どんなアクシデントにも、
自分がこうしていたら~
と考え、反省します。もちろん相手のミスもきちんと指摘し、アドバイスをすることも欠かしません。
人のせいにしないことは、自分のミスを認める誠実さがあり、謙虚でいること。職場で好かれるのも納得です。
職場で嫌われる人の特徴・習慣10個
職場で嫌われる人がやってしまっている行動の中でも、特に嫌われ度が高いと思われる10個も紹介します。
第1位:人の話を聞かない
第2位:常に上から目線
第3位:否定的な反応が多い
第4位:相手によって態度が変わる
第5位:清潔感がない
第6位:敬語が使えない
第7位:すぐ怒る
第8位:人の時間を大切にしない
第9位:不平不満ばかり話す
第10位:挨拶をしない
詳しくは、それぞれの具体的なシチュエーションを紹介している以下の関連記事をご覧ください。
関連人間関係の2:7:1法則を理解する
職場では、どんなに好かれようと努力をしても、嫌われてしまうことがあります。そんなときは、自分の非を探し、責めてはいけません。
人間関係には、元の相性に関する「2:7:1の法則」があるのです。
2割:相性が良く、すぐに仲良くなれる人
7割:どちらでもない普通の付き合いの人
1割:どうしても合わない人
どうしても合わない人。つまり、嫌われてしまうリスクの高い人は一定数存在するのです。無理をして八方美人を振りまく必要はありません。
全員に好かれる不可能だと割り切りましょう。
嫌われてしまった…辛いな、嫌だな…
と卑屈になるのではなく、
まあ世の中には合わない人もいるよな!
と、気持ちを切り替えてみましょう。少しずつ、気持ちが楽になっていくはずです。
好かれたいのは、嫌われている思い込みのせいかも
好かれたくて無理をしてしまっている方は、嫌われている思い込みを持っている可能性があります。全く気にする必要がなく、ありのままで十分好かれることだってあるのです。
まずは、自分の思い込み癖を見つけることから始めましょう。
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関連好かれる自分を演じない。ありのままの自分を磨いて、好かれよう
職場で好かれるに越したことはありません。しかし、好かれようとするあまり、自分を飾りすぎてはいけません。無理をしてしまうと、あなた自身が苦しくなるだけでなく、周りもあなたを疑い、少しずつ離れていきます。
ありのままの自分を磨くことが、好かれることにつながる。
肝に銘じておきましょう。忘れてはならないのが、”嘘をつかない素直さ“。どんなときでも、自分らしさを見失ってはいけません。
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