「このままのあなただと、会社で生きていけないよ」
そのように仕事で言われて不安になり、眠れない夜が続いていませんか?よく「夜は考えすぎるからしょうがない」と言われますが、それは普段不安を感じないようにしているから、夜に爆発してしまうのかもしれません。
1日の大半を捧げる仕事。できるだけ将来に不安を感じずに仕事をしたいでしょう。そんなあなたに、「不安との向き合い方」を紹介します。
目次
不安を感じるのは良いこと
「不安な状態から早く抜け出したい」と多くの方は思うでしょう。しかし、不安を感じるのは「改善しようとしている」ということ。
「何か悪いことが起こるんじゃないか」
と考えるのはリスク回避に繋がり、悪いことが起こらないように改善できる可能性を秘めているのです。
不安は主に以下の2つの状態の時に起こるでしょう。
・悩みの正体がわからない時
・何が起こるかわからない時
悩みの原因がわかれば対処しやすいですが、わからないともやもやして不安に繋がります。また何が起こるかわからない時もこれから先の想像ができず、不安を感じてしまうのです。
特に将来は予測ができないので、「何でこんなに不安なんだろう」と思う時もありますよね。
そんな時は「何が不安なんだ」と自問自答していき、目の前のことに一つ一つ向き合っていきましょう。
寝転がりながらできる将来の不安解消法
「自問自答」「目の前のことに向き合う」ことが大切だと言いましたが、慣れていないことは難しいでしょう。そんな時にベッドに寝ころびながら、今すぐできる不安解消法を紹介します。
不安を認める
「不安なんて感じたくない!」と思えば思うほど、不安を感じてしまいます。「考えないようにしようと思うことほど覚えている」ことはよくありますよね。
どんな人も人生に何が起こるかはわかりません。「不安を感じるのはしょうがない!」と一旦認めてみましょう。
不思議と気持ちが軽くなり、「少しでも不安を消すようなことをしてみよう」と前向きになれるかも。
理想の生活をぼんやり考えてみる
あなたは毎日どんな生活を送りたいですか?そこから抱えている不安の正体が見えてくることがあります。
「やりがいのある仕事をしたいけど、成果が出せるかが不安なのかも」
「家族と一緒にいられたら幸せ。でも最近は働き方改革とか終身雇用崩壊があって、いつ稼ぎが減るかわからない。」
いろいろなことが頭に浮かぶでしょう。考え続ければ、今すべきことがわかるかもしれません。
毎日の生活で求めることさえわかれば、それを得るために必要なことを書き出してみましょう。
気持ちを書き出す
今感じている気持ちを書き出せば、不安の正体がわかり、気持ちがスッキリすることがあります。
「この不安、友達にも家族にも上司にもわかってもらえなさそう。かといってため込むのもストレス」
そんな方はノートに不安を書き出してみましょう。
最近毎日夜眠れない。なんでこんなに不安なの?会社でもプライベートでも、何が起こるかわからなくて怖い。このままでいたい。でもこれから先のこと不安に思ってもしょうがないかも。目の前のことに向き合うしかないかな。
このように「今の私に必要なこと」が見えてきて、「どこを直せばいいのか」がわかるかも。最初に書いた、「不安を認める」ことにも繋がります。
5年後の目線に立ってみる
5年後の目線に立って、今の私を見つめてみましょう。今感じている不安は5年後には感じられない、「今の私」ではないと感じられない不安かもしれません。
例えば高校生の頃を振り返ると、あの時は真剣に悩んでいたことも懐かしく思えますよね。「高校生だからこその悩み、なんだか貴重だな」そう思うこともあるでしょう。
客観視してみると、「今しか感じられないものなら、たくさん悩んでたくさん味わおう!」とポジティブ変換できるかも。
行動が必要な不安の解消法
頭で考えて不安解消の準備ができたら、少し行動してみましょう。動くことで何か新たな発見があるかもしれません。
具体的に「したいこと」をリストアップする
「こんなことをしていて将来は大丈夫かな」
そんな不安があるなら、「したいこと」を考えてみましょう。そのしたいことは、紹介した「理想の生活」に関係することや、どんなに小さいことでも良いのです。
したいこと例
・毎日1時間は読書したい
・資格を取得したい
・もっと時間をうまく使いたい
・定時で帰りたい
今すぐにできるものや、時間・努力が必要なものもあるでしょう。
・今すぐできるものはすぐに取り組んでみる
・したいことをするには何が必要かさらにリストアップする
・1つずつ試していく
とりあえず目の前のことに取り組み続けていく。すると今感じている不安は気づいたら解消できているかもしれません。
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不安だとつい家にこもりがちになりますが、家にいるほどネガティブになってしまうこともあります。
・映画は映画館で観てみる
・LINEではなく会って話す
・散歩をしてみる
・コンビニご飯ではなく外食する
外に出てみることで、気分転換になって「なんとかなりそう」と思えるかもしれません。次のお休みの日に30分でもいいので外に出てみましょう。
不安解消できた時にしたいこと
いくつか試してみて、不安は軽くなったでしょうか。
将来に不安を感じてしまうのは無理ありません。なぜなら、現代は変化が激しく、何を信じたらいいかわからないから。働く環境も変わりつつあります。
大きな変化に備えて、「自分のできることはなんだろう」と考えてみましょう。何が起こっても、自分に自信が持てるはずです。
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落ち込んだときは、自分のことを励ませる名言を持っておくと便利。気に入るものがないかチェックしてみましょう。
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不安は無視すればするほど、目を向けられないほど大きくなってしまいます。
大きくなった不安が爆発しないように、自分なりの良い向き合い方を見つけておきましょう。