『みんなのキャリア相談室』新企画「#私のキャリア失敗談」。これは、さまざまな分野で活躍する方の社会人生活のしくじり・失敗談を紹介する企画です。
第6弾の今回は株式会社アスナロで採用・営業担当として活躍されている明石和也さんの経験談を紹介します。
新卒入社した2020年4月から毎日が失敗続きです。
僕は、企業の人事様に対して新卒サービスを提案することが主な仕事内容になるのですが、まだ立ち上げて2期目の会社に所属しているため、業務量が多岐に渡ります。
・営業(インサイドセールス/フィールドセールス)
・人事(戦略・オペレーション設計/採用広報/面接/研修)
・外部人事(説明会/面接)
・外部CA(就活生支援)
・インターン生マネジメント
・イベント企画・運営
上記が僕の業務の一覧です。
そもそも、会社の仕組みが整っておらず僕が入社した際には研修という概念やオペレーションそのものが存在しませんでした。むしろ僕がインターン生に対して仕事を教えてあげる立場です。
なので、周りの友人に羨望の眼差しで研修内容をヒアリングし、自社のオペレーションに落としたり、作業を淡々と繰り返す日々でした。
そして、自身の業務をこなしながらインターン生をマネジメントする日々。
社会人1年目の僕にとっては正直ハードな仕事量でした。
そんな日々をこなしていたある日。ついにガタがきました。
インターン時代からとりあえず手をあげてチャレンジすることをモットーにしていた僕は、まだまだ自分ならできると鷹をくくっていましたが、自分のキャパシティーを超えて、他社様の人事業務でのオペレーションで抜け漏れが発生したり、自社の業務でもミスが一気に多発しました。
これまで細々したミスはありましたが、一気にミスが重なった経験は初めてでした。
それにより承認欲求が高い僕のプライドが一気に傷つき、他社様や自社に迷惑を被ってしまった申し訳なさから部活動の引退試合ぶりに号泣してしまいました。
自己成長というエゴのせいで、自分のキャパシティーの判断を誤り、周りの方に迷惑をかけてしまった不甲斐なさから涙が止まりませんでした。
そんな時、上司から一本の電話がかかってきました。
僕のミスに気づいた上司は僕を気にかけて、すかさず電話をしてくれたそうです。
僕が上司にミスをした内容や状況を説明した後、
『とりあえず散歩してこい』
と僕をしかることなく自身で振り返る時間を与えてくださいました。
散歩をしていると、少しずつ気持ちが冷静になり、俯瞰的にミスの原因や改善策を思いつくことができました。
このことから、
・自身の背伸びをして届くくらいの業務を引き受け、少しづつ自身のキャパシティーを広げる大切さ。
・ミスをしたときは一人で抱え込むのではなく、誰かに相談をしてアドバイスをいただくこと。
・散歩をすることにより自分自身を冷静に俯瞰的に見つめることができる。
ということを学ぶことができました。
Q.明石和也さんが辛い時・落ち込んでいた時に支えられたものは?
映画『おっさんずラブ』
ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』
『リッチマンプアウーマン』
音楽 RADWINPS『G行為』
名言 「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」
byトーマス・エジソン
冒頭に述べた通り僕は毎日が失敗の連続です。
何か新しいことに挑戦をすれば必ずと言っていいほど失敗も伴います。
それでも僕は今後も挑戦する姿勢を止める気はありません。
なぜなら僕には失敗した時に大切にしている考え方や支えてくださる上司や仲間がいるからです。
今回僕の記事を拝見して下さった皆様に言葉のお裾分けをしたいと思います。
それは、トーマス・エジソンの
『私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。』
という言葉と
『挑戦しなければ失敗はなし、失敗がなければ気付きはなし、気付きがなければ改善はなし、改善がなければ成功はなし。』
という言葉です。
すなわち何事においても成功には失敗がつきものだということ。
いかにその失敗をプラスに捉えることができるかが大切ということです。
なので、これからも僕はたくさん挑戦したくさん失敗していきます。
僕の記事を読んで少しでも前向きな気持ちになれたら幸いです。
最後まで拝見いただきありがとうございました。
このエッセイを書いたのは・・・・
明石和也
1997年6月23日、大阪府生まれ。 2020年4月株式会社アスナロに入社。RA、CA、人事を行っている。
Twitter:@Akashi_Asnalo
企業HP:株式会社アスナロ公式HP
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