理想の上司像にあなたは当てはまる?理想の上司の条件とは|目指すためのポイントも紹介

初めて部下ができた人はどのような上司であるべきか、「理想の上司像」に悩んでしまうのではないでしょうか。

 

近年は、「上司が尊敬できない」「上司の考え方と合わない」などで退職する若者も少なくありません。

 

部下との信頼関係を築くためにも、多くの人に支持される理想の上司像は知っておきたいですね。

 

今回は、ランキング結果から見る理想の上司像、理想の上司の条件、目指すための具体的な方法をご紹介します。

目次

あなたの理想の上司は?「理想の上司ランキング」から見る理想の上司像

理想の上司

 

理想の上司のイメージとして芸能人が例に挙げられることがよくあります。

 

大手保険会社の明治安田生命では、新社会人を対象に「理想の上司」に関するアンケートを実施。

 

その結果、以下の芸能人・著名人が上位にランクインしました。

 

理想の男性上司像 トップ10

 

1位 :内村光良

2位 :櫻井翔

3位 :イチロー

4位 :設楽統

5位 :J.Y.Park

6位 :ムロツヨシ

7位 :大泉洋

7位 :カズレーザー

7位 :長谷部誠

10位 :博多大吉

 

(引用:「理想の上司」アンケート調査を実施! 新入社員が選ぶ理想の上司は「内村」

 

男性上司ランキングでは、上位10人のうち4人がお笑い芸人。

 

俳優からランクインしたムロツヨシさん・大泉洋さんもコメディ色が強い俳優であることから、男性上司には「親しみやすさ」が強く求められていることがわかります。

 

適度な距離感で温和に接してくれる上司であれば、ビジネスの悩みも相談しやすいですよね。

 

また、櫻井翔さんやイチローさんが醸し出す「スマートさ」、J.Y.Parkさん、長谷部誠さんが持つ「指導力の高さ」も重要視されているようです。

 

理想の女性上司像 トップ10

 

1位 :水卜麻美

2位 :天海祐希

3位 :新垣結衣

4位 :小池栄子

5位 :指原莉乃

6位 :佐藤栞里

7位 :石原さとみ

8位 :いとうあさこ

8位 :長澤まさみ

8位 :弘中綾香

 

(引用:「理想の上司」アンケート調査を実施! 新入社員が選ぶ理想の上司は「内村」

 

女性上司ランキングトップとなった水卜麻美さんも、その親しみやすいキャラで人気のアナウンサー。上司は男女問わず「親しみやすさ」が大切なようです。

 

一方で、天海祐希さんや新垣結衣さん、石原さとみさんなど、その美貌で知られる女優たちもランクイン。

 

親しみやすさに加え、容姿やファッション、生き方など、どこか憧れとなる部分を女性上司に求める人も多いのかもしれません。

理想の上司の条件

理想の上司

 

上記のランキングからも見えてきた、理想の上司の条件。さらに具体的に見て行きましょう。

親しみやすく話しかけやすい

仕事を進めるうえで、上司と部下でのコミュニケーションは欠かせません。親しみやすい上司であれば、部下の方からも積極的に話しかけることができます。

 

不明点・疑問点もすぐに上司に相談できるため、部下の仕事もスムーズに。チームも円滑にまわりやすくなるでしょう。

 

また、上司の立場からしても、こまめにコミュニケーションがとれれば、部下の不安や変化にも気づきやすくなります。おのずと目配り・気配りもできるようになるでしょう。

指導力がある

優しさや親しみやすさも大切ですが、上司の仕事は部下を指導すること。的確な指示や仕事の割り振りといった指導力は必須です。

 

適切な指示ができず部下の失敗を招いてしまえば、上司としての信頼も損ないかねません。

 

「的確に、明確に、わかりやすく」指示・指導してくれる上司であれば、部下も安心して仕事に取り組めるでしょう。

知識・経験が豊富

知識・経験が豊富な人は、引き出しが多く、視野も広く、人として魅力的。経験から得た豊富な知識は自信にもつながります。

 

心に余裕が持て、部下や周囲に対してもスマートに接することができるでしょう。

 

また、ビジネスにおける知識は、部下の教育にも役立ちます。役立つ知識を常時シェアしてくれる上司は、部下にとって「何でも知っている頼りがいのある上司」となるはずです。

信頼できる

部下は、信頼できる上司にこそ「ついていきたい」と思うもの。それは、ビジネススキルに対する信頼だけでなく、人柄への信頼も含みます。

 

「人により態度を変えることはないか」

「部下を守るという気持ちを持っているか」

このように部下は、上司の日常的な行動・言動も見ているのです。

 

「信頼できない上司」と判断すれば、部下のモチベーションが下がり、上司への不満からの退社に至ることもあるでしょう。

部下の成長を後押ししてくれる

ついた上司によって部下の成長ぶりが異なるケースはよくあること。これは、上司の指導力の問題もありますが、上司が積極的に部下の成長をサポートしているか否かも大きく影響します。

 

社会人は、成長や成果で評価されるもの。部下が成果を出せるようにするにはどうすべきかを考え、実行してくれる上司は、部下にとってまさに理想と言えるでしょう。

理想の上司となるためには

理想の上司

 

部下から求められる理想の上司になるためには、指導力や判断力といったビジネススキルだけでなく、部下に寄り添う気持ちも高めなければなりません。

 

そのためには、日常の中でどのようなことを心がければよいのでしょうか。

部下の話はきちんと聞くようにする

部下にとって「親しみやすい」「相談しやすい」上司となるためにも、部下の話にきちんと耳を傾けることを心がけましょう。

 

部下が話をしている途中で「それは違うな」と思っても、まずは最後まで話を聞くこと。

 

話を途中で折ると、「話を聞き入れず自分の意見だけを押し付ける人」という印象がついてしまいます。

 

注意やアドバイスは話を最後まで聞いたうえでも良いでしょう。

 

その際も、「どこかなぜ悪かったのか」を明確に伝えてください。部下がきちんと腹落ちするまで話し合いましょう。

論理的思考を持つようにする

論理的思考とは、因果関係を明確にし、順序立てた考え方のこと。

 

例えば、「今回のセールではなんとなくこの施策が効果が出そう」ではなく、「この施策は前回行ったときに売上が20%上昇したので、前回と同じ層をターゲットとしている今回のセールでも効果が見込める」といった、事実に基づく因果関係を示した考え方です。

 

部下に何か説明する際は、この論理的思考が重要。論理的な説明は、事実との因果関係があるため相手も納得しやすいのです。

 

「なぜそうすべきか」「なぜダメなのか」といった理由が明確化されることで説得力が増し、部下も指示を受け入れやすいでしょう。

 

論理的思考を身に付けるためには、自身も常に「その根拠は?」と考えることが大切。なぜそう結論づけられるのかを考えるクセがつけば、論理的思考も向上するはずです。

 

【ロジカルシンキングとは】なぜ必要なの?ロジカルシンキングのメリット・注意点・身につける方法

部下の状況を把握する

部下が求めるのは、親身になってサポートしてくれる上司です。とはいえ、部下から「サポートしてください」とはなかなか言い出しづらいもの。

 

上司はそんな部下の気持ちを汲んで自ら部下の仕事状況を把握しにいくことが大切です。

 

仕事に滞りがないか、大幅に業務時間を超過していないかなど、部下への目配りを忘れずに。もし仕事に滞りがあればその原因を究明し、部下と一緒に改善策を考えましょう。

有言実行を心がける

部下に明確に指示できても、自身がその行動をできていなければ、信頼は得られません。自身の決定・指示に対して自らも実際に行動し、結果を出すのが尊敬される上司です。

 

有言実行するためには、自身の発言に責任を持つことが重要。その場の感情に任せて発言しないよう、決定・指示はきちんと考察したもとで下すようにしましょう。

自分自身がスキル向上に努める

上司を理想と思えるのは、その上司に尊敬できる部分があるからこそ。

 

ビジネススキル、コミュニケーションスキル、トーク力、分析力など何か一つでも光るものがあれば、それは尊敬の対象になるでしょう。

 

部下を伸ばすだけでなく自分もステップアップすることを忘れないでください。

まとめ

理想の上司

 

理想の上司の条件を見て、ハードルが高いと感じた人も多いかもしれません。しかし、最初から完璧を目指さなくても良いのです。

 

まずは自分の得意分野に近いものから意識し、取り組んでみましょう。

 

どれか一つでも強みにできれば、部下との信頼関係を築く大きな一歩となるはずです。

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