同じような日々の繰り返しで、与えられた仕事をこなすだけ。
そんな毎日に嫌気がさしているのに、何をすればいいかわからない。
そんな悩みを抱えるあなたに、解決策のファーストステップとして「仕事に誇りを持つ方法とメリット」をご紹介します。
目次
仕事に誇りを持つ方法
誇りは一日で持てるものではありませんが、日々の小さな積み重ねで自信をつけると誇りを持てるようになります。
仕事の意味・目的を明確にする
まずはあなたの仕事が社会のなかでどのような意味・目的を持っているのかを明確にすることが大切です。他の部署の仕事仲間や、一緒にプロジェクトを行ったメンバー、そしてクライアントの人たちから、あなたの仕事に対する意見を聞いてみましょう。
「どんなところが役に立っているのか」「自分の仕事がなんのために必要なのか」を具体的に聞くことで、あなたの仕事の客観的な価値を感じられるようになってくるのです。自分は大したことだと思えていないことでも、他者の視点からの話を聞くことで実は意味のある仕事をしていることに気づくことができます。
目の前の仕事に全力で取り組む
好き嫌い関係なく、目の前の仕事にとにかく全力で取り組んでみましょう。必要なことが理解できたり、自分の得意分野に改めて気付けたりすることがあります。
さらに、1つ全力で取り組むと新たな分野にチャレンジさせてもらえたり、次から次にチャンスが舞い込んできたりすることも。また、様々な仕事に全力で向き合うと、様々な人と接する機会も増えるので、いろいろな価値観に触れ学ぶことができるのです。
成功体験を思い出す
あなたが過去に「成功したな。」と思うことを、小さなことでもいいので書き出してみましょう。仕事をしている中であなたが「成功した。」と感じるときは、きっと誰かに感謝されています。他人に感謝されているというのは、意味のある素敵な仕事をあなたがしているということ。
書き出すことで、どのようにしてその感謝が生まれたのかが分かり、あなたがなんのために働いているかをはっきりと感じるでしょう。感謝されている部分はあなたの強みです。それに気づくことで、前向きな気分で仕事に取り組めるようになります。
視野を広げる
あなたが今、仕事に誇りを持てていないのは「大きい仕事をできていない。」と思っているからではないでしょうか?
仕事には大きいも小さいもありません。全ての小さな仕事が繋がって初めて大きな成果が出るのです。無駄なことは1つもありません。それを理解すれば、自分の仕事も必要だと認識することができます。そのために、様々な仕事を調べ、視野を広げましょう。
オススメの方法
「会社四季報」業界地図を読む
各業界の繋がりが一目でわかるので、自分の仕事の意義を再確認することができます。
仕事に誇りを持つとこんな良いことがある!
仕事に誇りを持つことの、メリットを紹介していきます。
成果が出るようになる
仕事に誇りを持つ人は、自分が今なんのために仕事をするのかを理解しています。すると、ゴールをイメージして仕事に取り組むようになるため、自ら工夫をして積極的に行動するのです。その結果、ただ仕事をこなすよりも予想以上の成果を出すことができます。
また、途中でつまずいても目的が明確なので臨機応変に対応でき、成果につなげられるのです。
仕事が楽しくなる
今やっている仕事が社会でどのような役目を果たすのか、その時々で想像できるようになるので、仕事にやりがいを感じるように。また、先ほど述べたように、成果も出るようになることで、周りからも信頼され次第とポジティブな影響を与えてくれる人が集まってくるでしょう。
誇りを持つと、心に余裕が生まれるので日々の小さな変化にも気づき、ただの繰り返しの毎日から抜け出すこともできます。あなたの会社での一日一日がとても充実したものになるのです。
日々にメリハリがつく
日々の業務に対して達成感を感じられるようになるため、仕事に関してくよくよと悩む時間が減りスッキリとオフへ切り替えられるようになります。誇りを持つことで、自分が一番大事にしたいものも見えやすくなるため、優先順位もしっかりとつけることができるでしょう。
まとめ
「仕事に誇りを持つ=仕事が好き」ではありません。
やりたくない仕事に就いてしまった人はもちろん、やりたい仕事に就いたとしてもやりたくない業務は必ずあるもの。そんな時、会社や仕事に誇りを持っていれば前向きに捉え成果につなげることができます。
誇りは英訳するとプライドです。しかし、「プライドが傷つく」とは言いますが、「誇りが傷つく」とはあまり聞きません。プライドは高くなると、折れて自分自身を滅ぼすこともあります。しかし、誇りはどんな時でも自分を支えてくれるもの。
プライドが上へ上へと積み重なるイメージならば、誇りは下へ下へと根を張っていくイメージです。この違い理解し、仕事に誇りを持った素敵な社会人を目指しましょう。