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最終的に目指すのが「目的」。その目的を達成する過程における中継地点となるのが「目標」です。目的と目標の違いをきちんと理解しておきましょう。
目的と目標の違い【表】
目的 | 目標 |
---|---|
最終点 | 通過点 |
ゴール | 目印 |
抽象的 | 具体的 |
意味 | 手段 |
目指す姿 | 数値/状態 |
一つ | 複数 |
目次
目的と目標の違い
目的と目標の違いを表にまとめてみました。
目的と目標の違い【表】
目的 | 目標 |
---|---|
最終点 | 通過点 |
ゴール | 目印 |
抽象的 | 具体的 |
意味 | 手段 |
目指す姿 | 数値/状態 |
一つ | 複数 |
目的は、目指す姿であり、最終点・ゴールです。一方で、目標は通過点・目印になります。また、目的は抽象的になりやすく、目標は具体的な数値か状態で示されます。
さらに、ひとつの目的に対して、複数の目標を掲げるのが基本構造です。
おばあちゃんちに辿り着くことが目的(ひとつ)だとすれば、経由する最寄り駅、到着駅、駅から家までの目安になるコンビニ。それぞれに辿り着くことを目標(複数)とすることができます。
目的とは
目的は言い換えると「なんのためにやるか」。
例えば
・売上を上げる
・昇進する
・家族を幸せにする
・健康な体を手に入れる
何かの目標を立てるには、最終地点である目的が欠かせません。目的を考えるコツや注意点から、目的の考え方を学んでいきましょう。
目的を考えるコツ
どんなことでも、「なぜ?」を繰り返すと目的に近づきます。目的が具体的・本質的になるのです。目的であったものが目標に変わることもあるでしょう。
年収を50万円UPさせたい(目標)
なぜ?⇒結婚式の資金を貯めたいから(目的)
なぜ?⇒素敵な結婚式を挙げたいから(目的)
なぜ?⇒夫婦が一生語れる想い出をつくりたから(目的)
目線を上げれば上げるほど、目的は変わっていくのです。
目的を考える時の注意点
「目的と手段をはき違えてはいけない」とは、
本来の目的を見失うな!
ということ。整理できていないと、
何のためにやっているのかわからない!
と、不安と焦りに駆られます。目の前に集中できなくなれば、挫折の原因となる可能性が高いのです。
例えば多くの人が目的と手段を間違えがちなのが、転職活動時。何のために転職をするのでしょうか。
・年収を上げたい
・自分のスキルを活かしたい
・よりレベルが高い人と働きたい
このような目的を元に、「転職」という手段を選んだのではないでしょうか。しかし時間と労力がかかる転職活動では、いつの間にか「転職」自体が目的になってしまうのでしょう。
手段はあくまで1つの方法。そこに縛られずに目的に向かっていくことで、やるべきことがみえてきます。
目標とは
目的をどう成し遂げるかが目標。例えば目的に応じて目標はこのように考えられます。
例えば
目的:昇進する
目標:今のプロジェクトで結果を出し、一年後にマネージャーに昇進する
目的:家族を幸せにする
目標:不自由なく暮らせるようにお金を稼ぎ、休日はなるべく家族と過ごす
目標をどう立てるかで、目的達成した時の景色は変わってくるでしょう。
目標を立てるコツ
「目標」と聞くと「達成しなければならない」と緊張感を覚える人も多いでしょう。目標は達成するためのプロセスが一番大事。自分らしい目標を立てるために、以下の方法を試してみましょう。
無理せず、わくわくするような目標を立てましょう。
目標を立てる時の注意点
目標を達成して満足してしまい、今まで達成できたことがない。
このような人は多いでしょう。目標を立てた時は達成した自分をイメージしてウキウキしても、動き出せるかは別問題。目標達成に向かえるような仕組みが必要です。
目標達成できない人は、以下のような原因が考えられます。
・目標が高すぎる/低すぎる
・目標が具体的でない
・目標のメリットが感じられない
・進行状況を把握できていない
・計画が甘い
目標達成には以下のステップで細かく取り組んでいきましょう。
Step1.目標を設定する
Step2.計画を立てる
Step3.実行する
Step4.見直す
Step5.振り返る
詳しい説明はこちら。
継続できる目的・目標の考え方
目標・目的達成には継続が何より大事!そのためにワクワクと気持ちよく活動できる目的・目標を定めましょう。継続をするためには、意欲・やる気・モチベーションが必須です。
ワクワクするかどうか?
この基準で目的・目標を定めるようにしましょう。
目的・目標を考える上で大事なこと
目標・目的は、必ずしも「何を成し遂げたいか」とは限りません。「どうありたいか」と抽象的に設定することが多いのです。大手企業のビジョン(目標)を考えてみましょう。
私たちは、お客様に信頼される、誠実な企業でありたい。私たちは、取引先、株主、地域社会に信頼される、誠実な企業でありたい。私たちは、社員に信頼される、誠実な企業でありたい。
セブン&アイHLDGS ビジョン
世界を良い方向に変えていく
ファーストリテーリング ビジョン
成し遂げるといよりは、「ありたい状態」と捉えられます。こういう存在であり続けたい!という旗を掲げているのです。
個人においても同じです。
「人から助けを求められる人でいたい」
「笑顔を絶やさずにいたい」
こんな内容で、目的・目標を設定しても全く問題はないのです。世の中のほとんどの人は、明確な「やりたいこと」がないと言われています。
参考:転職の思考法 北野唯我
そのため「どんな状態でいたいか」を重視することで、「目標・目的」が考えやすくなるでしょう。
【おススメのアプリ】
・「SIZLY」
このアプリでは、なんと継続するとお小遣いをもらえます!
①達成したいチャレンジを決める
②アプリにお金を預ける
③写真を撮ってチャレンジの結果を報告
④達成度に応じてお金を返金
⑤みんなの成果を見れる
「達成できなければお金をもらえない」という明確なデメリットがあるので、やる気がわくでしょう。他の人の状況も見れるので、励まされそうですね。
目的と目標に関する著名人の名言
多くの著名人が目的と目標に関する名言を残しているので紹介します。あなた自身の目的と目標を考え直すきっかけになるかもしれません。
ちいさいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道。 イチロー(野球選手)
目的を見つけよ。手段は後からついてくる。 ガンジー(弁護士、宗教家、政治指導者)
金は人生の手段であって目的でない。多少見識のあるものは皆之(これ)を知って居る。が、年を取ると、之を目的とするようになる。 三宅雪嶺(思想家)
最も満足すべき目的とは、ひとつの成功から次の成功へと無限に続いて、決して息詰まることのない目的である。 ラッセル(哲学者)
目的は手段を神聖なものにする。 ゲーテ(小説家)
目的のためなら手段を選ぶな。 マキャベリ(思想家)
私たちの目的はやはり、愛とか信頼、あるいは楽しみとか、安らぎとか、生きがいとか、こういうことだ。これが目的で、そのために政治や経済、学問、健康があるということではないか。この目的と手段の関係を洗いなおすことが、今重要だと思う。 ジェームス三木(脚本家)