何に対してもやる気が起きないことで困っていませんか。
やらなきゃいけないと思っているのに、どうにもやる気が出ないのはなぜなのでしょうか。
やる気が起きない状態を放置すると、うつなどの症状につながる恐れもあります。
この記事では、やる気が起きない原因を踏まえて、対処法を紹介しています。勤務中に気軽に試せるものから休日を利用してやるものまで紹介しているので、参考にしてみてください。
目次
やる気が起きない原因
心や体からのサインかも?
なぜやる気が起きなくなってしまうのか、その原因を探ってみましょう。
評価されていないと感じているから
自分としては手応えを感じていても評価されていないと感じると、やる気が低下します。何のために仕事をしているのか、何のために会社に行くのかわからなくなりやる気がなくなってしまうのです。
自分の頑張りを他人に認めて欲しいと誰もが思いますよね。「よくやった」その一言でモチベーションは維持できるのです。
考えすぎるから
やる前から結果を想像するなど、考えすぎることもやる気が起きない原因の一つ。
「どうせ…」がクセになっていたら要注意。「どうせこれをやっても、こう言われるだけだ」などと否定的な結果を想像しがちになります。
周囲の人の評価や今やっている仕事の先のことなど、自分ではどうしようもありません。想像だけであれこれ考えすぎてしまうと、不安要素が山積みになりやる気が起きなくなるでしょう。
自信がない
やる気が起きないのは、自分に自信がないからかもしれません。
仕事を頼まれたことは嬉しいけれど、やり遂げる自信がない時。やろうと仕事に向かっても「うまくできないかもしれない」と不安が大きくなり、やる気がしぼんでしまいます。
さらに自分に自信がない時は他人の評価も気になるものです。アドバイスが欲しくても「仕事ができない」と思われるのが怖くて聞けないかもしれません。
わからないことも解決できずにますます自信がなくなるので、やる気など全く起きません。
身体や心が疲れている
身体や心が疲れている時、何に対してもやる気は起きません。どんな行動よりも休息を必要としているからです。
自分の悩みに思い当たることがあれば、まずその悩みを解決しないとやる気は出てこないでしょう。良質で十分な睡眠は取れていますか。休息が不足していると身体はサインを出してきます。
やる気が起きないのはストレスサインの一つ。心や体からのサインを見逃さないようにしましょう。
やる気が起きない時は、1秒でも動いてみよう!
やる気が起きない時に一番大切なことは「行動すること」。
デスクの上をきれいにするなど些細なことで構いません。ポイントは「やる気が起きない中でも自分は行動したのだ」と自覚すること。
一つ一つの小さな行動を前向きに捉え、自分を認めていくと行動意欲は増してくるでしょう。
例えば「料理をする気は起きないからスーパーの惣菜で食事を済ませてしまった」はネガティブな思考。「今日は惣菜パーティーの日!」とプラスに考えればやる気が起きない自分を否定せず、楽しい食事の時間を過ごすことができます。
自分の体の声を聞くことも忘れてはいけません。心や身体が悲鳴を上げているのに無理は禁物。ゆっくり休んで疲労回復に努めることが必要です。
ベッドで横になって過ごす日が何日も続く時には、専門の医療機関を受診することをおすすめします。
やる気が起きない時の対処法
いつでもやる気がみなぎっているという人はいませんね。やる気には波があります。やる気が起きなくなっても業務に支障が出ないように工夫してみましょう。
体を動かす
勤務中にやる気が起きない状態になってしまったら、席を立って体を動かしましょう。ほんの数分、呼吸を意識しながら歩くだけでふくらはぎの筋肉が刺激され、血液の循環を促します。
新鮮な空気が身体中に行き渡れば眠気も吹っ飛んで、またやる気が出てくるでしょう。
考えなくて良いことをする
やる気の低下を感じたら、1日のタスクの中で比較的簡単なタスクに切り替えましょう。あまり深く考えなくてもできるような作業を進めるうちにだんだんと気持ちが乗ってきます。
やる気が起きないからと長い休息をとってしまうと、大事な業務が終わらずに残業になってしまうかもしれません。自分の集中力に応じて仕事の内容を切り替えるなど、柔軟なタスク管理をしましょう。
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目標を再確認する
仕事の全体像や目標をもう一度確認することも、やる気を起こすきっかけになります。進捗状況を再確認することで、今やらなければならないことにフォーカスでき、集中力が戻ってくるでしょう。
最初の計画をさらに細かいステップに変更することも有効。1週間単位で考えていた計画を3日でできる内容に変えることで、負担が軽くなりやる気が起きてきます。
良質な睡眠をとる
仕事が忙しくなると十分な睡眠時間を確保するのは難しくなりますよね。そういう時は睡眠の質をあげましょう。
ベッドに入ってからもスマホを見ていると、いくら寝ても脳はゆっくり休まりません。就寝時間の30分前にはデジタル機器から離れて身体を休める準備に入りましょう。
お気に入りのアロマオイルでゆっくり足をマッサージ。リラックス効果のあるハーブティーもおすすめです。
一番楽しいことをする
やる気が起きない日が何日も続く時は、自分にとって一番楽しいことをしましょう。
映画鑑賞が趣味なのにしばらく映画を見る気にもならなかったのなら、仕事を休んででも映画を見に行きましょう。何よりも楽しいことすらやる気が起きない状態は、心が重症化しているかもしれません。
自分1人で解決するのは難しい段階の可能性もあるので専門の医療機関に相談することをお勧めします。
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