2時間も経っているけれど、何をしていたかよくわからない時間。
「もう、出かけないと!余裕あると思っていたのに。今まで何していたんだっけ?」
1日の中でどのくらいその時間があるか、測ってみたことはありますか?もしかしたらその時間のせいで、本当にやりたいことができなくなっているかもしれません。
この記事を参考に「無駄にしがちな時間」を「有意義な時間」に変えていきましょう。
目次
無駄にしがちな時間
一日の中で無駄にしがちな時間はいつなのか、具体的に見ていきましょう。
通勤時間
毎日の通勤時間を無駄と感じる人は多いかもしれません。満員電車ではパーソナルスペースは非常に狭く、できることは限られています。
不特定多数の人が至近距離にいるので、セキュリティの観点から仕事のメールや業務予定などをチェックすることも難しいかもしれません。
これらのことにより、ただスマホをいじって暇つぶしをしてはダメだと思いつつも、結局何もせず過ごしてしまいますよね。それでもやはり、毎日必ずある通勤時間を有効活用しないともったいないでしょう。
食後の時間
食後のコーヒーを飲み、何気なくスマホを見始めたらいつの間にか昼休みが終わってしまったことはありませんか?
気になっていたSNSの投稿のチェックだけをしようと思っていても、他の投稿に目が移っていつの間にか関係ないサイトを閲覧。
その気になれば散歩や昼寝などリラックスのために使える時間を、目的意識を持たずに過ごすのは無駄と言えるでしょう。
スヌーズの時間
目覚まし時計のスヌーズ機能は便利な機能ですが、無駄な時間を生み出します。特に寒い朝はなかなか布団から出られず、あと5分、さらに5分と延長してしまうかもしれません。
しかし疲れた体にあと5分必要、と思うのは起きれない自分への言い訳です。5分延長しても疲労回復に大きく役立つことはありません。
最初のアラームで、さっさと着替えて活動を始めましょう。無駄な5分がなくなります。
夜更かしする時間
帰宅してから寝るまでの時間にも、無駄にしがちな時間はあります。夜は朝のように「〇時までに出発」と制限がないため、やらなければならないことがあっても後回しにしてしまいがち。
「テレビを見てから」「ネットをチェックしてから」と楽しいことを優先して時間を費やし、夜更かしにつながってしまいます。
その結果、寝不足が次の日にも影響し生産性が下がるでしょう。長い夜の時間を明日への準備の時間に活用すれば無駄にはなりません。
時間を無駄にしない方法
無駄にしがちな時間を有効に活用するにはどうすればいいのでしょうか。
具体的な対策を紹介します。
通勤時間ですることを決める
通勤時間に目的を持たせましょう。ただの暇つぶしにスマホをいじっているだけでは、通勤時間は無駄な時間となってしまいます。
リラックスするために瞑想する
自己啓発のためにオーディオブックを聞く
業務に役立つようにニュースをチェックする
同じスマホを使うのでも、目的意識を持って使っていれば有効な時間と言えるでしょう。
デスク周辺を整理しておく
デスク周りが整理されていると、書類を探す無駄な時間を省くことができて時間を有効に使えます。
書類やメモが散乱しているとつい目を奪われ「あれも、これもやらなければならない」と焦る原因に。思わぬミスにつながるかもしれません。
日頃からデスク周りを整理しておくことは業務効率向上にもつながるのです。
To-doリストを作る
その日のTo-doリストを作りましょう。「次は何をしようか」と悩む時間を大幅に減らし、効率よくタスクを行えます。しかしただリストアップするだけではNG。
・優先順位をつける
・集中しやすい時間に集中力が必要なタスクを割り振る
・気が進まないものから始める
このようにタスクの内容ごとに必ず優先順位をつけ、予定を立てるときに役立てましょう。
トリガーを用意する
トリガーとは「引き金」のこと。つまりすぐ作業に取り組みやすくなる仕組みを用意しましょう。
・就寝前に読み始めのページを開いたままテーブルに置いておき、朝活で読書を習慣化
・PCをスリープ状態にしておいてブログ更新やメールチェックを習慣化
・退勤前に、デスク周りの整理をして翌日必要となる書類を見やすい場所に置く
日頃から次の業務に取り組みやすくするトリガーを準備すれば、作業効率のアップが期待できます。
休みたい時は休む
休日出勤や残業が続いてしまうと、睡眠不足などで生活リズムは崩れてしまいがち。疲れた体では集中力が低下し時間を有意義に使えません。
時には「疲れた」の心の声に素直に従って、徹底して休む必要があります。仕事がひと段落したら「今日は休む!」と決心して休みましょう。
スマホやPC、テレビもお休み。家でゴロゴロしても良し、波の音を聞きに海に行くも良し、森林浴で新鮮な空気を思いっきり吸ってくるも良し。
すっかりリフレッシュすれば、次の日からまた有意義に過ごせること間違いなしです。
スマホと離れる
簡単に素早く情報を見つけるのにスマホが一番。しかしネットには大量の情報が溢れていて、かえって無駄な時間を生み出してしまう時があります。
待ち合わせのレストランの場所を調べると、他の話題のレストランが表示されますよね。画面表示に促されるままいろんなサイトを閲覧するとし知らず知らずのうちに長い時間スマホを見ている結果に。
この無駄を省くにはスマホと離れる時間を作るのが一番でしょう。
例えばホーム画面にSNSを置かないようにすること。SNSを開くには毎回スワイプしなければならず、何気なくSNSを開く回数が減っていきます。
アプリごとに使用時間を制限する機能を使うことも効果的。スクリーンタイムで自分のアプリごとの使用時間を意識して、無駄な時間を作らないよう自分でルールを決めましょう。
デジタルウェルビーイングとは|スマホとの心地よい距離を知ろう
まとめ
同じ時間を無駄と捉えるか、有意義と捉えるか。
それはその人の意識の持ち方で変わります。
24時間という長さは変わりません。
充実した24時間にしていきましょう。