転職エージェントの利用において、「一つだけでなく複数登録しておくべき!」という意見は多いです。なぜでしょうか?どんなメリットがあるのか確認しておきましょう。また、必ずしもメリットばかりではありません。デメリットも把握して、自分にあった転職エージェントの利用方法を見つけていきましょう。
目次
複数の転職エージェントに登録するメリット
複数の転職エージェントに登録するメリットを大きく4つ紹介します。
無料でお金が一切かからない
転職エージェントの登録・利用は無料です。1社でも2社でも、たとえ10社でも、一切お金をかけずにサービスを受けられます。
まずは登録を済ませ、実際に利用していく中でのサービス品質を見極めましょう。「利用を継続するか否か」はいつでも自己判断で決められます。
ちなみに、無料で利用できることを怪しむ必要はありません。転職エージェントの売上は、紹介先の企業から支払われる報酬のためです。
希少な限定・独占求人を見つけるため
複数の転職エージェントに登録することで、「他エージェントでは紹介されない希少な限定・独占求人」を見つけられる可能性は増えます。
幅広く求人を知っておかなければ、”希少かどうかを見極めることさえ難しい”ことを覚えておきましょう。
相性の良い担当コンサルタントを見つけるため
転職エージェントとの相性よりも、担当コンサルタントとの相性が大切だと考える意見も多いです。当然ながら担当コンサルタントも人間である以上、話しやすさ・聞きやすさ・進めるスピード感は全員違います。
なんか嫌な感じだなぁ…
と思ってしまうこともあるでしょう。たとえ会社のサービス内でも「相性の良い担当者」と「相性の悪い担当者」が混在していたりします。しかし、応募者自ら担当者を選ぶことはできません。
そのため、この人なら!と思える信頼できる担当コンサルタントに出会うためには、複数エージェントに登録してみるのが一番手っ取り早いのです。
求人の質を見極める力を鍛えるため
複数の転職エージェントを利用することで受け取れる、多くの求人を目にすることで、
ほんとうに必要な条件はなんだろう?
絶対に回避したい条件はなんだろう?
どの情報をきちんとリサーチすべきだろう?
などと、求人の善し悪しを考える機会が増えます。言い換えると、”自分の希望にマッチする求人を見極める判断力”が伸ばせるのです。
転職エージェント1社だけ利用すると、求人の質を比較する対象が少ないので、善し悪しを判断しづらいでしょう。入社を決めたあとで、もっと魅力的な求人が見つかってしまう後悔だけは最初に回避しておきましょう。
複数の転職エージェントに登録するデメリット
複数の転職エージェントに登録するデメリットを大きく4つ紹介します。
利用時間が増えすぎる
複数の転職エージェントを利用すると当然、面談やメール・電話などの回数が増えます。同時並行で細かくやり取りを進めていたら、転職活動がなかなか進まない!なんてことも起こり得るでしょう。
特に転職活動に多くの時間を確保できない人であれば、早めに相性の良いサービスを見極める判断力も必要です。
サポートの品質を下げられる可能性がある
担当コンサルタント側が、複数の転職エージェントを利用している人=「自社サービスで転職決定してくれない人」だと判明すれば、サポートの優先度を下げる可能性があります。
複数の意見に振り回される
複数の転職エージェントを利用することは、複数の担当コンサルタントから提案を受けるということ。当然、何が自分にとってベストな提案かを見極める必要があります。しかし、その判断力が足りないと、
あれも良いこれも良い、あれ待って。
やっぱりこれが良い。あ、やめた…。
もう…決められない…。
と、振り回されている感覚に陥ってしまうこともあり得ます。
あくまでも、最後に判断するのは自分であることを忘れずに。また、ほんとうに優秀なエージェントは必ずしも自社の求人をおすすめせず、求職者のキャリアに寄り添った意見を伝えてくれる傾向があることも覚えておきましょう。
転職で悩んでいるなら転職エージェントの利用がおすすめ
転職エージェントとは、転職を希望している求職者と中途採用活動を行っている企業の間に入り、転職活動をサポートするサービス。
みんきゃり編集部 また転職エージェントを利用すれば、転職に関するさまざまな相談も可能です。転職やキャリア形成のプロに相談することで、慣れない転職活動でも心強くなるでしょう。
おすすめの転職エージェントは「【2022年徹底比較】転職エージェントおすすめ人気ランキング9選」の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。あなたの希望にあう転職エージェントが見つかるでしょう。